進化論と行動学の総合、生存への諸問題をめぐる人間理解への新たなアプローチの確立。ローレンツ行動学の決定版。
海洋生命系の変動は人類に何をもたらすか?自然変動する海の生物資源の生態を理解し、資源再生産の場である海洋環境保全、それぞれの種の生態にあった資源の利用方法を考える、現代海洋生命科学の集大成。自然変動する海洋生物資源との共存の道をさぐる。
ダーウィンとウォーレスが提唱してから140年余。いまや「進化」をぬきにして生命の理解はありえないまでに、進化理論は著しい発展をとげた。生物の多様性、環境への驚くべき適応、ヒトという種の起源…生命に関わる数々の謎を解く鍵はすべて進化の考え方の中にある。細胞の構造や遺伝の仕組みといった基本から説き起こし、生物の多様な形態の進化、さらに最新の分子進化の理論までをていねいに解説。進化理論の基礎を確実に理解させてくれる入門書。
オオクチバス(ブラックバス)など問題になっている国外種から、メダカ・アユなど国内移入種まで、生物移入の歴史と現状がひとめでわかる。
建設部門の技術士として必要な一般的専門知識を短期間で理解するために役立ちます。演習問題と解説を通して国土交通白書の要点を理解することができます。キーワード索引を利用して広範囲に及ぶ専門用語の基礎知識を身につけることができます。記述式問題への対応にも役立ちます。平成17年版国土交通白書に基づく予想問題30問収録。
本書は、既刊の「世界遺産入門」、「世界遺産学入門」と共に世界遺産学の三部作を構成します。世界遺産学は、学際的なサイエンスです。世界遺産の理念や考え方を導入し、わが町の誇れる自然環境や文化財を世界遺産にするための新しい地域づくりやまちづくりの試みや胎動を実践的に紹介します。
本書は、半世紀にわたり、家族療法の最前線で活躍してきたリン・ホフマンによる、家族療法の歴史と理論、そして自らの実践・研究の成果を織りなすように記された魅力的な書物である。
かつてはどこにでもいた生きものたちや、むかしながらの景観が失われつつあるー。「生物多様性」とはなんだろう?その問いにこたえるべく、環境省の若きレンジャーたちが、日本の生きもの、そして日本の自然保護行政の歩みについて、わかりやすくかつ科学的にリポートする。
本巻はグローバル化とローカル化という相対立する分析軸をおいて、課題に果敢に取り組んだ。それも一般論だけではなく、地域別にもみることで、問題、課題のあり方には地域的差異があることも明らかにした。
“ビッグ5”と呼ばれたアメリカの大手会計事務所。そのジレンマが引き起こした倒産劇とは-。会計監査からコンサルへ…名門企業、苦悩の末路。
多様な領域、多彩な構成、最高の陣営によることばの世界。言語研究の中核領域と関連領域を多角的に紹介し、随所に割り注・コラム・要約などを組み入れ、平易に魅力的に解説。各章の冒頭に、研究目標を端的に示し、また研究小史を添えて、これまでの研究を概観できるよう構成。豊富な図・写真・表を用いて視覚的に理解を助けるとともに、斯界第一人者の陣容で確実な内容を提供。章末に、基本図書・文献解題を入れ、発展的に学習できるよう配慮。