本書のテーマは、シナリオの開発法と、政策や実践が直面する課題を方向づけるためのシナリオの活用法である。各章では、学問的に裏づけられた見解と応用可能な大変実践的なヒントが提供されている。本書は、教育を長期的な視点から考えようとする人々、親や教師、地域の指導者や教育管理職を含む学校関係者、政策の決定に関わる人々に新たな視点を提供するものである。
学会設立10年にわたる研究を総括し、これからの環境経済・政策学の研究のあり方を探る。「生物多様性」についての最新の研究成果もあわせて収録。
睡眠研究の草創期から携わる第一人者が、豊富な学識・経験をもとに、懇切丁寧な語り口でガイドする睡眠学の手引き。眠りにまつわる素朴な疑問・誤解の数々は本書で忽ち氷解。
コーポレート・ガバナンス、人事管理、経営戦略、経営組織の視点から、現代企業のグローバル化について考察する、経営学、経済学、社会学の学際的アプローチ。
さまざまな生物が生まれ、そして消えた…。地球に最初の生命体が誕生してから34億年。今なお、神秘のベールにつつまれた「生命の歴史」の不思議に迫る。
本格的な放送・通信連携時代を迎え、メディア業界はどのように変わるのか、新時代の主役は誰になるのか、実現に向けた課題は何かー。大変革期に入った放送・通信業界の明日を見通す筆者渾身の1冊。
戦争と戦後がここにある。日本人の住まいの新たな創造を目指して鉄筋コンクリート造公営住宅普及のためにつくられた一九五一年度C型標準設計。その当事者が書き下ろした建築計画学の戦後から現在に至る全史。
高校で生物を学んでいない学生にもわかりやすい、生命科学の入門教科書。大学1〜2年で身につけるべき、生物学・細胞生物学の基本を網羅。必須事項が一目でわかる概略図など、イメージしやすい図表が満載。
お笑いブームから憲法、ウニの味からIT社会まで。世界に満ち溢れる多様な“クオリア”を愛でつつ、すべてを脳から見つめ、真の様相を明らかにする。ダイナミックな思考の光が漲る一冊。
本書は、人の生と病い、そして医療者のあり方をめぐって展開を見せているナラティヴの考え方に焦点を当て、ナラティヴ・ベイスト・メディスンや社会構成主義といった立場から、実践家・研究者が集い、心身医学、内科学、看護学、終末医療、医療倫理、医療訴訟、医学教育、遺伝相談などの医療の姿を多声的に描き出したものである。
MBA取得は難しい?決して安易に取れるものではないが、方法・目的さえしっかり認識しておけば、人生最高の自己投資となり得る。実際にMBAを取得した経験を基に、ハウトゥーを伝授。
巻を6回まで重ねた「数学の最先端」もこれで最終巻となる。現在進行しつつある研究の紹介から、これからの数学の方向、さらには数学と社会の関係まで、多岐にわたる話題が扱われてきた。本巻でもこれまでと同様、様々なトピックが取り上げられている。