はじめての人でも安心して飼えるよう、飼育用品から世話のしかた、子どものとり方までくわしく紹介。
見て、触れて、感じるー虫宇宙の不思議と魅力。生態系の中で重要な役目をはたしてきた、自然界の掃除屋=糞虫。糞虫をはじめ様々な虫たちに魅せられ、人と自然の織りなす〈知の風土〉の復活を願い、野山を探索する、ユニークな昆虫記。
土壌動物の分類、生態、応用研究の進歩を総括するとともに、多様な土壌動物の採集・固定法、分類の手引き、多様な環境を対象とした野外調査法、土壌動物の多様性、個体群・群集解析法、環境指標・アセスメントなど土壌動物を調べるために必要な手法をわかりやすく解説する。中学・高校生などこれから土壌動物研究を始める人や中学・高校の理科の教師や環境アセスメント関連の読者にとって必携のハンドブックである。
アメリカ・イギリス型市場経済対ドイツ・日本型市場経済の二項対立からは見えてこない「資本主義の多様性(ヴァラエティ・オブ・キャピタリズム)」を解明する。来るべき時代の労使関係論。
“単一民族・単一文化”の通念を打破し、地域の個性から日本史を見直す。
温暖化、海面上昇、…急激に変化する地球環境。
「規制緩和・IT・金融がインフレなき成長をもたらす」として90年代後半に急騰した米国株価と2000年3月のバブル崩壊-にもかかわらず、いまだ我が国の漠然とした“改革モデル”たるニュー・エコノミー神話。ニュー・エコノミーの実態を徹底分析し、肥大化する金融が本質的に抱える合理的誤謬(バブルの必然性)と情報通信革命が経済に対して持つ真の意味を解明する快著。
微化石は大洋底から大陸上に至るあらゆる場所のいろいろな地層から多数産出し、それらの地層の堆積年代や当時の環境を調べるのに最適な指標として、近年ますます重要視されてきている。たとえば地球化学や気象学、地理学、考古学、堆積学など、一見微化石とは無縁のように思われる分野でも、研究手法として微化石がよく用いられるようになった。特に地球科学の目が海洋に向けられている今日、海洋底から得られる微化石の情報は、地球環境を理解し、その変遷を追跡する上できわめて重要である。またこれに応じて、最近の微古生物学の進歩はめざましく、日々膨大な資料が蓄積されている。原書第2版は、初版を構成していた主要な微化石の各論を踏襲しながら、特に最近20年間の進展がめざましい生命の起源と初期の生物に関する研究成果を大幅に取り入れ、各論に先立って微古生物学の総説と生物圏の出現を新たに50ページ追加している。各論も最新情報を加筆し、全体として初版より100ページも増えている。
刺激的で普通でないものが溢れ続ける現代文明…このままでは、デザインの被害者が続出する。デザインの本来を問い、デザインの将来を読む…世界各国で行われたUCHIDAデザイン講演録。