世界各地で、今何が起きているのか。日本のブラックバスから北米の日本産クズまで、第一線で活躍する内外の研究者18名が最新のデータをもとに分析・報告。
本書は、異なる者どうしがキリストにおいて一致する感動的なプロセスを、教会員たちへの丁寧な取材に基づいてドキュメンタリー風に記した作品である。今後、日本の教会の課題を考える上でも不可欠の資料となるだろう。巻末の資料も貴重。
本書は保全生物学の入門書を意図している。保全生物学は21世紀にはわれわれにとって最も重要なもののひとつになるだろう。これは、遺伝子、種、および群集を枯渇させずに利用できるよう自然界についての情報をもたらすことにつとめ、われわれの惑星の豊かさを特徴づける生物の多様性を維持することを目的にしている。われわれは重大な挑戦を受けているが、それに正面から向かい、われわれがこの仕事を行なうための道具となるような知識を急いで開発しなければならない。このテキストは主として大学生レベルの教材として書かれたものである。本書は、読者が生物学についての基本的な知識を持ち、またある程度は生態学について知っているという前提で書かれている。
団塊世代というマス・マーケットは存在しない。多様性市場への適応力を持つことがシニアビジネス成功の要諦である。
新しい世紀を迎え、化学が異分野と接点をもちながら、電子材料などの機能材料やバイオ技術の基盤となる生体関連化学、さらに持続可能な環境調和技術などの中心的科学としていっそうの展開をしようとしている。有機金属化学は、境界領域の化学であり、本書では全元素の化学という立場で基礎的事項のエッセンスをまとめるよう努めた。とくに、有機合成に用いられている遷移金属触媒や遷移金属錯体を用いた有用な工業触媒に関しては、いくつかの有機合成や分子変換反応プロセス反応に絞り、その考え方や重要性を解説することにより、有機金属化学の有用性を記述した。本書では、学部学生から大学院生を対象に、「有機金属化学の考え方」が分かるように有機金属化学に関する基礎知識をできるだけコンパクトに書いた。
団塊世代の大量定年退職を想定して、リタイア団塊・シニア市場をターゲットに商品・サービス開発に取り組む企業が急増している。しかし、一部を除くと、多くの企業で試行錯誤が続いているのが現状である。こうした現場の壁を乗り越えるためのビジネスヒントを「7つの発想転換」として提示する。
人間言語に共通する特徴(普遍性)と変異の幅(多様性)を見出すために、世界中の多数の言語を比較し、言語の全体像やその構成部分を形式的特徴に基づいて分類するのが言語類型論である。その方法論と知見に馴染むことは、種々の文法理論、日本語学、言語獲得や言語心理学を専攻する人にとっても今後ますます重要になるだろう。新しい研究成果を取り入れながら、基本事項を明快に解説したテキスト。
理論と実証の両面から分析。「制度」「調整」「補完性」および「階層性」-資本主義の現代像を問う。広く政治経済学的視点から現代資本主義の構造と動態についての分析を踏まえて、高度成長からポスト・バブルの今日までの日本経済の変容を浮き彫りにする。
いま世界を衝撃がめぐった。グーグルが1500万冊の書籍をデジタル化するというのだ。強力な検索エンジンによって、われわれの言語や文化が一元化されるのではないか。こうした情報の一極支配に警鐘を鳴らし、その問題を浮き彫りにしながら、文化の多様性を守るための独自の戦略を提唱する問題の書。