加齢による変化は自分でマネージできる?サクセスフルエイジングの到達点英知とは?進化や脳科学と呼応する発達の見かたとは?知能から認知、経験知までー心理学の枠を越えた探究。
糖鎖を蛍光で標識し解析する手法として世界ではじめて編者らが開発したピリジルアミノ化法の原理と特徴を詳説する。
カナダ出版賞受賞(最優秀日本訳部門)。地球が、森が蝕まれている!カナダのレイチェル・カーソン、エリザベス・メイ(「カナダ緑の党」党首)が発する緊急メッセージ。この告発は日本にも通じる…。
遺伝学でわかったアユのすべてを、最新の研究データをもとに解説。アユの過去(遺伝子)を解明すると、アユの未来がみえてくる。全国のアユの類縁関係などから、意外な事実がわかってきた。天然アユを保全・保護するための、漁業、養殖、遊魚、自然保護に携わる人の必読書。研究者のために、これまでのアユ研究の論文リスト、研究・分析法を巻末に収載。
コシヒカリ誕生から半世紀。全国の作付面積は40%近くにも及ぶ。だからこそ、このブランド米には数々の弊害がある!次世代の米を探求する植物遺伝学の第一人者が、最新の研究成果を解説し、生物多様性と米作りの未来を考察する。
生物多様性って、そもそも何?それって「ある」からどうなの?「ない」と、どう困るの?門外漢の素人には、とても分かりにくい。腑に落ちない。しらじらしく感じられる環境問題を、分かりたい!しかし、アマゾン奥地や東南アジアの森にまで行く余裕はない。だったら歩いて行ける範囲で答を探そう。当てがあるわけではないけれど、何とかなるさ-という意地だけで歩きはじめた著者は、職人、農家、林業家、学者など身近な人たちに、行き当たりばったり話を聞き、そして考える。そこから人間と生物との関係、環境問題の深みが見えてきた。
こんなにも豊かな地球。多様な生き物たち。かけがえのない生命が、いま危機に瀕している。
本書は、植物を語り手として、植物の立場から、植物の世界を描いたものです。長年にわたる植物観察を通して見えてきた、植物の生きかた、生態、多様性、人間との関わりなどを丁寧に解説しています。人間が自分勝手に扱っている植物との関わりが、いかに生態系を脅かしているか、考えさせられる書です。
国や企業による独占から、種子の多様性を守る!タネの保存に取り組む、地域事例を紹介。
法律の最新事情と、現場からみえる問題点を解説。
見た目はかなり違っても、パンとクラッカーのレシピの違いは大さじ一杯のイーストだけ。似たところなど何ひとつなさそうな言語どうしも、実はレシピがほんの一カ所違うだけかもしれない。言語学は、日本語や英語、アメリカ先住民の言語など、あらゆる言語の多様性の本質に迫りつつある。多様性と普遍性の矛盾を解くカギはパラメータだ。
インドを理解することは、至難といわれている。宗教、言語、種族をはじめ、類をみない多様性のなかで、国家として統一を保ちつづける。滞印一八年の外交官が、40年にわたる交流研鑽をもとに、八億人を超えるインドの全体像を簡潔に描く。
本書では、自由主義、保守主義、家族主義という三つの異なる福祉レジームにおいて、グローバル化や高齢化などへの取り組みがどのようになされているのかを分析し、福祉国家再編の共通性と相違を明らかにする。