行動心理学から新時代を読む渾身の書下し!今の時代のトレンドセッターとしての女性たちの行動そのものを追いながら、むしろその行動をつき動かしている心理学的な情動のしくみを明らかにしてこれからの時代の予測をし、男女の幸福、人間の幸福を考える。
本書では日本の今の現状を「企業中心・ライフスタイル管理型家父長制」と定義するところから、この90年代末を生きる日本社会の女性の現実をとらえ、日本のフェミニズムが主婦フェミニズムといわれてきたその限界を超える女性学の方向を考える。
元始、女性は太陽であったのか。人類の歴史を書き変える性考古学の快著ついに登場!日本はもちろん世界の考古・古代史家が置き去りにしてきたジェンダーの視点から新しい先史・古代史像を構築しようとする画期的な試み!考古・歴史ファン、女性読者、必読。
日本の中の関西の地位、関西から見た日本の姿を鋭く分析する。21世紀を目前に控え、いま日本が置かれている現状は決して安閑としたものではない。この混迷する日本とその中での関西の果たす役割について、関西を中心に活躍する各界の論客が熱く語る。
アメリカでの女性学の基本図書298冊に関するブックガイド。巻末には、日本語、英語それぞれの著者名索引がある。
本書は、2部構成からなる。第1部は組織論の新しい研究動向を取りあげ、「新しい組織論」を創造することである。そして、第2部は、人的資源論の現代的なトピックス(課題)をいくつか検討し、日本的経営の展望を第1部とあわせて提示する。
女性の視点で「アメリカ研究」を変える。フェミニズム/ジェンダー研究の立場から合州国の歴史、政治、経済、法律…文化活動を取り上げた、総合的・学際的入門書。
本書は、思想・社会・家族・健康といった問題について、それぞれの専門の立場から、「女性」を切り口として論じたものです。
国際的な動きに呼応しながら、女性のエンパワーメント、人権の確保はどこまで進んだか。定評ある女性学入門テキストの新版化。
女性として生きることと男性として生きることとでは、現代の日本においてもなお大きな違いがある。女性は、女性であるという理由だけで、社会的にさまざまな差別や困難にさらされていることは、まぎれもない事実である。女性の経験と歴史を掘り起こすとともに、女性への差別の仕組みを明らかにし、差別の克服を探るのが、女性学である。本書は、女性学の現在の到達点を明快に示すとともに、実際にどのように女性学を教育/学習したらいいかについての情報を満載する。
女性学の目的・方法・課題を7章75の鍵で解き明かす。ジェンダーの視点で考えることによって女性がエンパワーすることを願って、社会学・心理学・法学・経済学など専門分野を超えて8人の研究者が協力して作り上げたライト感覚ながらパワフルなテキスト。
本書は、経営学という枠組みの中で、大学生が身につけておくべき組織、とりわけ企業の中の職務、人間関係、企業のシステム等に関して記述した。とくにベンチャービジネスの考え方や実態、また短大生等への基本教育も配慮して、女性起業家の実像にも触れる。
本書は、中国における女性学を概観できるように編纂された論文集である。収録した論文の内容は、中国の女性学自体を語るものから、中国女性の現状および歴史を女性学の視点で分析したもの、さらにフェミニズム文学批評まで、広い範囲にわたっている。著者たちは、中国女性学の第一線で活躍しているさまざまな分野の研究者である。
1980年代初めまでの欧米中心のフェミニズムの成果に基づいて女性運動の史実、人物、思想、著作の解説をした事典。女性に関わる歴史、政治経済、文化、セクシュアリティ、ジェンダー、身体などをめぐる概念の大きな変化に伴い、1991年刊の前版に、バックラッシュ、ポストモダン・フェミニズム、ポストコロニアル・フェミニズム、アンジェラ・デイビス、ダナ・ハラウェイ、トリン・T・ミンハ、エンパワーメントなどの項目を追加した新版。配列はアルファベット順。重要事項・フェミニズム運動、フェミニストたち、書名・新聞名・作品名、団体名の四つに分類した重要語項目別索引と見出し語和英索引付き。
本書は、おもに高校生から20代・30代までの女性を対象に、女性であること、自己、好きときらい、友だち、恋、仕事、メディア、ストレス、結婚、法律にみる女性と男性などを中心として、人間関係を考えることができる内容となっています。