本書は、毎日の食事としてごく身近にあるものを食べて、より健康になり、病気を治したいと願って作られたものです。科学的なデータにもとづく最新栄養学と、中国三千年の豊かな経験による漢方食養生、そして現代医学の知識を結集して一冊にまとめた“食”の総合医学百科です。
愛され方、考え方、つき合い方…男にはわからない女の秘密。
1980年代末からの10数年間に映画の中の女性像あるいは彼女を取り巻く人間関係は大きく変化した。それはこの時期に世界中に広まった男と女の価値観や幸福感の多様化、欲望や行動の変化、またそれを可能ならしめる情報や科学技術の発達などの反映にほかならない。本書では、約130本を10のテーマごとに製作年代順に並べた。映画を手がかりにして人間関係をジェンダーの視点から見た、映画学と女性学の境界線上の、まだ学問としては確立していない新しい分野の試みである。
子どもから中年、高齢者まで、生物学的なメカニズムから予防まで、うつ病との関連から薬まで、現代人の抱える「抑うつ」にさまざまな角度からアプローチする。
女性が置かれている状況をビビッドに伝える数字があります。たとえば「女性の平均賃金は男性の約6割」のような統計数字。「婚姻可能な年齢16歳VS18歳」のような権利や義務をはっきりさせる法制度上の数字。そして「3歳児神話」のような世の中に流布するマユツバものの数字。その数字は何を語っているのか、まず考えてみてください。そこからあなたの女性学が始まります。キーナンバー56個をとおして学ぶユニークな女性学入門。
日本のフェミニズム史の巨星山川菊栄が没したのは1980年、今からちょうど20年前のことである。1890年の生まれであるから、今年は菊栄生誕110年にも当たる。本書は、菊栄生誕110年、没後20年の記念事業の一環として出版するものである。
病気とは何か。医療とは何か。健康とはいったい何なのか。社会学の眼で現代医療を見つめなおす。
輝きはじめた女性農業者たち。日本の女性農業者は、いま大きな自己変革を遂げつつある。これまでの農業労働・人間関係を超えて環境保全・地域問題を担う主体へと。その道程を独自のジェンダーの視点から論述し、女性学に新たな領域を拓く労作。
これまで以上に、女性の求める快適性、利便性、安全性、品性、さらに遊び心や楽しさまで評価されたモノ、サービスのみが社会のなかで競争に勝ち残っていく。そのためには、主役である女性が供給者サイドにどうしても必要となってくる。本書は、依然として男社会であるビジネスの世界で、女性が活躍するためのヒント、必携実学を示している。