“ジェンダー”と女性の“病”が交差するトポスでいま、何がおこっているのか?理論と実践、大学と現場、個人と社会はどう関わるかを真摯に問いかける気鋭の論集。行政・NPO・研究に携わる9人の報告。
人口減少社会の到来を前に、その原因を分析し展望を示す。男女の就業、子育て、家族の変化をふまえ、持続可能な社会のあり方をさぐる。社会政策学会第109回大会の大会報告を中心に編集。
社会保障は、幅広い生活の場において、最も有益・有効な制度であり、高齢化の中で、その帰趨は日本の前途を決定づけるであろう。社会保障の将来像を追究し、現在深刻化しつつある諸矛盾・諸問題に対し、分析者と研究者の目を持って見極めてきた著者の、永年にわたる研究・実践活動の集大成である。
なぜ、ひとりで生きる女性が増えたのか。彼女たちは、「家族への愛」と「自分らしく自由であること」を天秤にかけ、悩み戸惑いながら、自らのありかたを探しているところなのだ。フランス語版マリ・クレール誌に寄せられた手紙から読み解く、シングルの矛盾、現実、そして希望。
「女として生きる」とはどういうことか。性と生殖において「女として生きる」ことの諸相ー文学・映画を素材に、女から女へ伝えたい思い・学ぶべき叡智を汲み取る。
「スモール・ビジネスの経営学」をつくることへの提案の書。21世紀の国是ともいうべき起業やベンチャー・ビジネスを推進するためにも、スモール・ビジネスの経営学をつくることは大切である、という。本書は、起業や経営の主体を中心にした議論を展開し、これまでの「従業員社会」から「起業家社会」への移行を展望するチャレンジの書である。
本書は、フェミニズムや女性学といった男女平等をめざす運動と研究の歴史を踏まえて、「ジェンダー」「ジェンダーフリー」「男女共同参画」「フェミニズム」を積極的に擁護する立場で書かれています。各質問に簡潔に答えていくQ&A形式を中心としています。
人間関係力、童戯、地産地消、アマルティア・セン…既存の経済学を破ってにょっと現われる経済再生の鍵。コミュニティの問題解決力に経済=人間力の原点を見る。