症候からみた診断マニュアルの決定版。白衣のポケットに入る研修医の必携書。欄外に診断のポイントをやさしく掲載。
女子大の実態、ユニークな校風、創立者の個性…。女子大出身者・関係者のナマの声でその「よさ」を再考察する。
本書は、心の一生-ライフサイクルの基礎理論と、ライフサイクル全般にわたる女性の心の発達プロセスを総合的に解説するとともに、性の受容、進路選択、職業への関与のあり方、家庭作り、妊娠・出産・子育て、老いの受容や老いの看取りをめぐる問題など、今日、特に女性のあり方が問われている問題について心理学的視点から述べた。
かつて出産は試練と危険を意味していた。17、18世紀南フランスの豊富な事例を中心に、医療化される以前の出産のあり方と変容の過程を探る。
「女性は自然の奇形である」としたアリストテレスに始まり、女性の性質に関する科学的な興味には長い歴史がある。しかし、ヴィクトリア時代(1837-1901)に興隆した性差の科学ほど、誤謬と偏見に満ちたものはなかった。当時の科学者や知識人たちは、解剖学、生理学、進化論的生物学、自然人類学、心理学、社会学など、最新の学問の成果を駆使して、女性は男性より劣っていることを必死になって証明しようと試みたのである。すなわち、「女性は未熟な男性」で、「一種の未開人」として位置づけられる…。本書はこうした性差の科学を豊富な事例とともに分析し、世紀末の科学思想、社会思想の背景にあった人間のヒエラルキーの虚妄をあぶりだした一書である。
結婚するにしても…仕事を続けるにしても…「自分らしい生き方」へのヒント。
女性に対する暴力の実態、たたかいと運動、新たな女性人権論の展開。-地球レベルの女性の人権運動に連帯する一冊。
フェミニズムという新しい視点で私たちの生活を見つめなおすために、女性をめぐる「現在」に焦点をあてて理論と実践の両面からわかりやすく解説する。