体格、性格、体験、環境ー。混沌とした精神医学的状況に病者の全人格的理解を基調とする独自の視座をもちこんだ天才的精神科医の業績を明らかにする。
これは「便所」についてのボーダイな資料と夢のつまった本である。
そこは秘境でも理想郷でもなかった。子供たちの笑い声に励まされ、儀式の読経に胸ふるわせる。女性教師が体験した平穏な日常は、しかし壮絶な過去を背負っていた。-傷痕はいまなお疼きつづけている。
わが国におけるフランス精神医学の第一人者として知られる三好暁光教授はまた、青年期の精神病理と心理療法をはじめ多彩な業績を刻まれている。その該博な知識と温厚な人柄をしたって数多くの研究者・臨床家が、さまざまな領域から三好教授のもとに集い、あるいは親しい交流を続けている。本書は、これらの人々がそれぞれの立場から現代の青年たちのその心の新たな断面を浮き彫りにしようと試みたものである。
マナーの世界的権威が書いた、国際ビジネスを展開するエグゼクティブが心得ておくべき日常の交際、会話、服装、手紙、行動などの国際マナーの基本書。
かけがえのない一生を自分らしく、より充実して生きたい。著者自身の痛切な体験をふまえて執筆されたこの本は、何よりも一人ひとりの女性が自立できる人になってほしい、そしてよき市民になってほしい、という願いのもとにトータルな人間観察の新しい方法を模索する「女性学」へと誘います。最新の動向とデータを盛り込んだ最新版。
「一人ぼっちが怖い…」と人に合わせていた茜。「いい子でいなくちゃ…」と疲れはてた亜由美。「やせなければ何もできない…」と思い込んでいた伸子。「どうせ私なんて…」と自信を失っていた夕子。でも、だいじょうぶ。きっと、新しい私が見つかる。