改正農薬取締法後の最新の除草剤約500のデータを整理、収録。「発酵粗飼料用稲栽培」や新剤型の「少量拡散型粒剤」を盛り込むなど、旧版を一新。種類、発生生態、見分け方など的確な除草剤選びを導くための生きた雑草知識を紹介。今回新たに帰化雑草、除草剤抵抗性雑草も納める。水田編では栽培様式別に、畑地編では作物別に効率的な雑草防除の着眼点、薬剤選びの実際をガイド。耕種的防除法や薬害・環境対策も新たに解説。使い方一覧表は旧版を全面的に改め、作物の生育ステージ、対象草種別に除草剤が選べるよう掲載。また畑作物や果菜類では、除草剤の適用作物一覧表も付けて、除草剤選びの活用度を高めた。同系剤の選択判断に便利な成分別除草剤一覧を巻末に収録。
国家権力の末端を担う基層幹部は、どのような機能を果たしてきたのか。毛沢東時代から今日までを射程に、中国の統治構造における連続性を分析する。中国共産党の支配を支えてきた基層幹部の役割とは何か?
本書はこれからの大学を支える人への「大学職員論」であるが、教育職員や学校法人経営者も含め、すべての関係者にむけられた「大学人論」でもある。
フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。しかし羽生のスケーティングを語るとき、たいていの人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。著者は、三八年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。マニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から徹底的に分析する。羽生以外の現役男子・女子スケーターはもちろん、歴代スケーターたちの名プログラムもフィギュア愛炸裂で語りつくす!
生きる感覚・情緒のおもしろき、日常の愉しみ、しずかなやすらい、“なせぬ”ものからうまれるしなやかなたしかさ。「ぼく」が“自分”(自ずから分かる)になる近代思考から脱する“好み”の情緒資本の響き。初めての、趣くがままのエッセイ!
全員が音楽大出身のクラシック畑、ヴァイオリン2本、ピアノからなるインスト・ユニット、TSUKEMENのデビュー作。三人ともに20代という若さゆえか、『ファイナル・ファンタジー』の挿入曲をはじめ選曲も斬新。チック・コリア、モリコーネなどのカヴァーもモダンにこなす。
“48時間以内に結婚し、最低1年は夫と一緒に暮らすこと”亡き祖父がケイシーに課した、遺産相続の条件。その狙いは、一家の顧問弁護士と彼女を結婚させることだった。だが鼻持ちならない弁護士を忌み嫌うケイシーは、屋敷を飛び出すと、男性客でごった返す街のバーに飛び込み、声を張り上げた。「夫が必要なの。独身で、最初に立候補した人と結婚するわ!」静まり返る店内に、たったひとり名乗りを上げた男がいた。奥の暗闇から現れた美しい顔と世にも冷たい瞳を見た瞬間、ケイシーは心を奪われたーその男、ライダー・ジャスティスに。こうして、昨日まで他人だった夫との、奇妙な結婚生活が始まった…。
大気汚染、コモンズ(共有地)の喪失、住環境の劣悪化など、工業化の進展に伴う環境毀損が目に見える形で急速に表れた19、20世紀のイギリス。そこでは経済学者たちの思想の中に「持続可能な経済」を志向する環境経済学の形成が準備されつつあった。本書では、環境と厚生に注目した経済学者J.S.ミル、A.マーシャル、A.C.ピグーを論じた上で、第二次大戦後のアメリカを舞台に、彼らへの内在的な批判者として、制度主義の立場から独自の持続可能性の経済学を社会的費用論として展開したK.W.カップを論述する。その後、それ以降の環境経済思想の深化を考察することで、現代の制度主義の環境経済学へと向かう「持続可能な経済の探究」の歴史的な系譜をたどり、これからの環境と経済のあり方を考える上での示唆を与える。
ショパン・コンクール入賞をきっかけとして世に出た実力派ピアニスト小山実稚恵の、通算16枚目にして5年ぶりのショパン録音だ。ショパンの魅力がこの1枚に凝縮したかのように詰め込まれている。
Illumination〜2台ピアノのための作品集
【収録情報】
● リスト/サン=サーンス編:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(2台ピアノ版)
● シューマン/ドビュッシー編:カノン形式の6つの練習曲 Op.56(2台ピアノ版)
● サン=サーンス/ドビュッシー編:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28(2台ピアノ版)
シルヴァー=ガルブルク・ピアノ・デュオ(シヴァン・シルヴァー&ジル・ガルブルク)
録音時期:2018年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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シニア向けライフプラン研修でお金・健康・趣味などが重要と説かれる。だがそれだけでは物足りない。長い定年後を充実させるには、やりたいことを見極めて行動に移す準備が必要だ。『定年後』に続く本書は、シニア社員や定年退職者への取材を重ねるなかで著者が新たに見聞した、個別的で多彩な実例を一挙公開。自分らしい第二の人生を踏み出す上で役立つ具体的ヒントを明かす。巻末に「定年準備のための行動六か条」を掲載。
名手ミカラ・ペトリの超絶技巧のリコーダーで演奏した『四季』
もともとのソロ・ヴァイオリン・パートを、超絶技巧のリコーダーで演奏。ミカラ・ペトリはRCAにも1987年に『四季』を録音していましたが、ここでの再録音では華やかな装飾音をふんだんに駆使、これまでの『四季』とは違った面白さ、新鮮さは格別。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』
● サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
ミカラ・ペトリ(リコーダー)
スウェーデン室内管弦楽団
トーマス・ダウスゴー(指揮)
録音時期:2005年6月
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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