認め合う居場所とつながりの実感をー思春期・青年期の自己形成と支援のあり方、臨床教育の視点から双方にとっての支援の意味を問う。
地域に密着した臨床心理士たちによる子育て支援実践のレポート。子どもの発達年代ごとに、各施設での実践を豊富に盛り込んだ希有の書。
心的爆撃を切り抜け、束の間の平穏を取り戻した城戸高校映画部。一兎もまた、四神美玖を喪った心の傷に耐えながら、他愛ない日常を過ごしていた。そして志甫は、そんな一兎に対する自分の思いに気づき始めるー。だがその頃、世界では次々と大規模な襲撃事件が起こっていた。大量の死者。目撃された幽霊の噂…戦争は、既に始まっていたのだ。情報を得ようと動いた尾褄は何者かの襲撃を受け、志甫もまた、一兎の目の前で攫われてー!?緊迫の第5弾。
友達と同じように行動できない、相手の気持ちがわからない、自分は「ふつう」じゃないの!?障害を自覚しはじめる思春期に子どもたちが直面する悩みとは?正しい理解とサポート法を徹底解説。
安心と信頼を与えながら「自立」を促すもの。それこそが、子どもの日々の「意味のない会話」にほかなりません。この本には、そのためのエッセンスが詰まっています。
今回の改訂では、超高齢社会、格差社会といわれる現代の社会情勢を踏まえ、各分野において保健師が取り組むべき活動について詳述。
一連の研究によっても統合失調症の発病やその後の経過には、明らかに多くの環境要因が影響している。この本では、統合失調症の発生や重症度を軽減する新しい方法を確立するために、環境要因に関する考えを紹介した。著者は、個人や家庭、地域でどのような環境要因が働いているかを吟味し、着手可能な問題を提案した。
頭の中の一生を解き明かす。脳と知能の専門家である著者が、脳の誕生から幼児期における知能の発達、思春期、成人期を経て、老年期に起こる老化までを詳しく解説。年齢とともに人間の脳や知能がどのように変化していくのかを、最新の神経科学や発達心理学の知見を交えて読み解く。
「心の奥底にある本当の気持ちをわかってほしい。そして寄り添ってほしい。私が立ち上がることができるために」。多くの高校生を苦しみや絶望の淵から救い出してきた蔭山先生のカウンセリング・ドキュメント集。
虐待・暴力の連鎖を断ちきる。今、「親」になるとはどういうことか?乳幼児精神医学最前線からの治療的提言。