本書は、次の3部構成とした。第1編の「栄養管理と栄養状態の評価・判定」は本書の総論に相当する部分で、栄養管理の考え方、種々の栄養環境への適応、栄養状態の評価・判定、そして科学的な根拠に基づいた栄養素必要量の求め方について記述している。第2編の「ライフステージ栄養学」は、各ライフステージの生理的特徴、栄養状態の特徴、栄養アセスメント、栄養必要量、栄養関連疾患、そして栄養管理と、順を追って応用栄養学の実践的な内容を記述した。第3編は、「特殊栄養学」として、生体リズム、運動とスポーツ、ストレス応答、そして特殊な環境における栄養とのかかわりを、高温・低温環境、高圧・低圧環境、無重力環境として取り上げた。また、管理栄養士国家試験の新出題基準をも視野に入れた内容としている。本書は、全体を通じて、個人のライフステージ、ライフスタイルごとの栄養管理の考え方と手法を学び理解できるように編集している。
本書は、「学習プラン」「思春期」「こころの病」という3つのテーマを念頭に置き、精神科医・中学教師・高校教師・精神病者などの立場からの知恵を束ねて一冊の本にまとめあげた共同作品です。
本書の主な特徴は、実習者自身の栄養管理を「実習」させる章を導入したこと、「目的別献立作成例」をあげて個人差の大きい一人ひとりに対応できる献立作成ができるようにしたこと、応用能力アップのための「演習」を用意したこと、それらの「評価」を即実践できるようにされていることなどである。
中学・高校時代のナイスな出来事、バッドな出来事。バレーボール部、先輩、友達を通して学んだことは、いまの僕を強く支えている。そう、あの頃は毎日が必死で、その大事さに気づかなかったんだ。熱き中学・高校生に贈る異色の泣き笑いエッセイ。
本書の「総論」では、統計、分類、発生、解剖、原因、言語発達、社会生活などの基礎的な開発を、「各論」では手術、矯正、言語治療をはじめ口唇裂口蓋裂児のさまざまな問題をおのおのの専門家が豊富な経験をもとに記述している。
本書は多くの専門医の種々の疾患に対するGnRHアゴニストの使用経験およびその解説を収載したもので、GnRHアゴニストを用いる際の大変有意義な手引書である。実際の臨床の現場での知見が述べられ、hands-onの情報が紹介されており、GnRHアゴニスト療法に携わる実地医家に益するところが大きい。
最新の「脳科学」によれば、少年少女の脳は、一時的に正気ではなくなる!だから、現代の子をりっぱな大人に育てるには、ジェット機のパイロットも、まっ青になる「技術」が必要だ。2002年度全米子育てセンター「シール・オブ・アプルーバル」賞、2002年度「親が選ぶこの一冊」賞、ベンジャミン・フランクリン賞、「フォワード・マガジン」誌2001年度年間優良図書銀賞受賞。
人格障害の理解なしには精神障害の理解はあり得ない。その歴史的由来と理論展開、精神療法や薬物療法の現状を詳細に解説。
本書は栄養士・管理栄養士養成施設の先生方が、教える側、学ぶ側どちらにも使いやすいよう、執筆した。囲み記事や欄外の説明、練習問題などを加え、興味深く読めるよう、また疑問が残らないように工夫した。とくに生活習慣病に関しては、成人期、実年・老年期の2章にわたって統一的に扱い、整理された知識が得られるよう配慮した。管理栄養士国家試験の新ガイドラインを完全に網羅し、栄養士・管理栄養士養成施設の教科書としてわかりやすいことに努めた。
本書は、医学生や研修医が小児プライマリ・ケアを研修する際に、外来小児科学のミニマム・エッセンシャルを理解するためのマニュアル本である。内容は、外来でよくみる日常疾患診療とヘルスケアについて、何を学ぶべきか、落とし穴はどこか、専門医に託すまでの診療能力の限界、患者指導の要点、自己評価の方法などで、小児科専門医ではない臨床医にも、必要な最小限の学習目標を整理している。とくに付録として、活字では伝えられない内容を収めた教材DVDを用意した。