思春期の子どもは、成熟していく身体の中に“大人の心”と“子どもの心”があります。このギャップこそが思春期の最大のむずかしさなのです。「家族関係」「学校と勉強の付き合い方」「性について」「社会で働くということ」子どもが自分で考えていけるような子育ての方法を教えます。
ひきこもり、カルト、おたく、境界例、リストカット、ポケモン、強迫ーちょっと変わった若者たちの世界を気鋭の精神科医が冒険する。
「心の銃」を操るパラベラムの戦闘集団、それが城戸高校映画部の真の姿だ。一兎はそこに自分の居場所を見つけつつあった。ある早朝、部室に下着姿の少女が倒れていて、発見者の一兎は慌てふためく。目覚めた少女は、完全に記憶を失っていた!部員達はDVDにかじりつく電波な少女に呆れるが、精神弾で傷ついている様子から尾褄は保護することを即断。直後、映画部は謎の戦闘集団“灰色領域”に強襲され、新たな闘いが始まる!学園異能アクション第2弾。
養護教諭として、保健室で、思春期を生きる生徒たちの悩みと長年向き合ってきた著者は、教室では「からだ・こころ・性の学習」に積極的に取り組んでいます。成長による変化を自ら知り、心身の成熟を喜べる感性をつちかうことが生きる力につながると考えるからです。思春期をより豊かに生きる知恵や考え方をアドバイスします。
命がけで仁島さんと沢田の騒動にケリをつけたにもかかわらず、高柳君の妄想少女のせいで憂鬱な春休みを過ごすあすみ。そんなところに、ユニコーンホテルに泊まったカップルの片割れ、仲居加奈がやってきた。大人の階段を上っちまったと思しきリア充は、こともあろうかあすみに「綺麗になりたい!」と協力を求めてきた!けっ、利沙にでも頼るがいいと猛るあすみだが、リサに乗せられ高柳君をふり向かせるためやるしかない!?迸る超リア中ラブコメ第3巻。
未成年犯罪者を集めた「プルガトリウム更生学院」。そこに冤罪で入学させられた神谷京輔。周りを見ると美脚美女にゆるふわ系少女…なのに実は殺人犯。その上、京輔は異例の“12人殺した殺人鬼”として学院中の注目の的になり、正体不明な巨乳のガスマスク美少女・氷河煉子にまで迫られてー。死と隣りあわせの誘惑をくぐりぬけ、京輔は無事に卒業できるのか!?第14回えんため大賞優秀賞受賞。LOVE=KILL!恋するほどに危険なハードコア系ラブコメ。
なぜ名門中高一貫校は、才能を伸ばせるのか?難しい思春期を上手に乗り越える知恵とは?伝統の上に創造を加えて進化し続ける独自のノウハウを、両校の校長先生が大公開。「アタマが良いとはどんなこと?」「友人、先生との関わりから何を学ぶか」など、素朴で本質な25問50答。
これまでの15年あまりの私の心理臨床の体験をもとに、思春期の女性たちの心の危機の諸相と、それに対する心理治療者の具体的な対応を、フィクションの形で自由に描いてみました。フィンションではありますが、単なる絵空事ではなく、“心理的次元”では充分に事実に根ざしたものとお考え下さい。
思春期やせ症の多発や境界例などの新しい病態の登場により、従来の治療方法を超えた技法が要請されるに至った。こうした病態に対処した臨床指導書として、ウィニコット、アブラハム、サリヴァン、マーラー、ガントリップ、ジェーコブソンの理論と技法を収めたのが本書の初版であった。今回の増補に当っては、新たにエリクソン、マスターソン、バリント、ビオンの理論を補い、それの実地臨床への適用を初版同様に具体的な事例をとおして紹介することにより、名実ともに精神科医・心理臨床家必読の書となった。
本書は、著者が長年の臨床経験からもっとも「縁があった」とする強迫症とその周辺(境界例、対人恐怖症、思春期・青年期患者の精神病理、分裂病)に関する治療論的な論文集である。