いじめ、自殺など子ども達をめぐる不穏な事件が続く中母親がもつ多様な問題について、心理学の知識とカウンセリング実績豊富な著者が自らの子育て体験を踏まえて答える、あたたかな示唆に富んだアドバイス。
本書は、1章で形式や定義を述べるとともに、フロイトやビンスワンガーやジャネ,エー,クレッチマーの説もとりあげ、最後に「妄想主題(内容)の意味」を論じている。2章から7章では、思春期妄想、中年期妄想、恋愛妄想、嫉妬妄想、分裂病の自殺、うつ病の迫害妄想にわたる多数の自験例を、考察する。
あたし須藤飛鳥。高2。真斗は血のつながりのないあたしの弟だけど…一番大切な人なの。でも真斗は、クラスの女の子と浮気してるみたいだし、不良コースの女ボス、貴島ルイは真斗を略奪宣言するし…。その上、あたしの不良時代のライバル、矢吹辰哉が転入してきて、「飛鳥と決着をつける」なんて…もうどうなってるの。大人気コミックの新作ノベル登場。
本書は総論として特に女性の思春期から性成熟期、中高年にいたる内分泌異常についてまず解説、その後各論として代表的なホルモン療法について解説した。
本書は雑誌『こころの科学』32号(1990年7月)から46号(92年11月)の間に、12回にわたって連載された「中学生はいまー養護現場と臨床心理の対話」を再構成したもの。ここにいう養護現場とは、端的には学校の保健室のことであり、その養護教諭の先生方との対話から生まれ出たもの。
20〜30年以上の経験を持つベテラン養護教諭たちの感動的な活動記録と、その活動をあたたかく見守る精神科医のコメントが、現代の青少年がどんな悩みを持ち、どんな働きかけが彼らを力づけたかをいきいきと描き出す。すべての生徒と、家族や教師など彼らとかかわる人々への、保健室からの愛のメッセージ。