本書は、摂食障害治療の第一人者である著者の記念碑的論文を含む、第一論文集である。著者はこの病態に早くから注目し、その本質に迫る本格的な精神療法による治療を行ってきたことで知られるが、現在でも摂食障害を論じるときには必ず引用される著者の初期主要論文がここに集大成されている。本書の前半には、この病態に対する包括的で精緻な精神病理論が収載され、後半では、ゆたかな経験に基づく家族への援助をも射程にいれた治療論が平明な語り口で懇切に説かれている。
膠原病などの免疫疾患を専門とする病院や他のクリニックより紹介された患者の精査、診療を行ってきた各症例について代表的なものを選んでまとめたもの。
大人になるとはどういうことなのか。性についての正しい知識を求める10代の子どもたちへ、子どもの疑問に適切に答えたいと願う親・教師・心理臨床に携わる人たちへ。
お父さん、お母さん、「子どもの生をいとおしみ共感する心」をもっていますか?弱さも未熟さも、いまを懸命に生きている子どもの大切な一部です。思春期の「子どもに深い愛と信頼を」と呼びかけたロングセラーの新装版。
強制でもなく、自主性まかせでもなく、思春期の心を理解し、不登校を親子でのりこえる「道しるべ」を長年のカウンセリング経験をもとに具体的にアドバイス!相談先の探し方、選び方、かかわり方も。