今回、この本は、講演して回っている内容をまとめました。まず第1章は、「うちの子大丈夫かしら?」と子育てに不安をかかえているお母さんへ、「大丈夫、順調よ!」というメッセージを綴りました。第2章では、中学生・高校生の子どもたちが、自分自身を本当に大切にし、思春期という子どもとおとなの間をいったりきたりのこの時期を、自分らしく成長してほしい。そして素晴らしい自分を見つめるために、性教育をふまえた「いのち」の大切さを、中学生に語ったものをまとめました。
思春期3人姉妹との激しいバトルな日々も徐々に減っていき、待ちに待った平穏な日々が到来!…のはずだったのに、新たな問題が次々と襲ってくる。オトナコドモな娘たちとの嬉しくて寂しいファイナルラウンドを、セコンドとして見守るのはあなたです!!
親や教育関係者、周囲の支援者が、子どもの心の病気や悩みに関する正しい知識を得て、少しでも適切な対応ができるようになれば、苦しんでいる子どもたちにとって大きな助けになります。不登校、ひきこもり、家庭内暴力、ネットゲーム依存…「心の問題」を「思春期のつまずき」という視点でとらえ、子どもにかかわる基本的視点と実践的な対応法を紹介します。
52人の先輩ママ体験談に学べ。反抗期体験談を4つにタイプわけ+3つにレベルわけ+プロの解説。わが子の反抗期のリアルな姿が見えてくる。
医学情報をup to date、看護診断を刷新。病気がみえる、カルテが読めるー目でみる疾患、病態生理、症状、診断・検査値、治療法。ケアの根拠とポイントがつかめるー情報収集、アセスメント、看護診断、ケアプラン、評価。患児と家族の全体像がみえるー看護過程のフローチャート、病態関連図と看護問題。
長女の思春期卒業に伴い、ちょっと余裕が?いえいえ、まだ次女、三女がカタチを変えて挑んでくる。ぶつかり、かわし、受けとめる日々を50の漫画とエッセイで。
「反抗期で何を考えているのかわからない」と親の目が届かなくなる不安や、「大学生がストーカー行為で逮捕!」などデートDVや性犯罪のニュースに心が揺れる日はありませんか?そんな時は「性教育」が助けになります。本書は、思春期の子どもに訪れる心と体の変化はもちろん、何が暴力や性加害かを知り自分を守るための考えを家庭で育むことができます。18歳で成人を迎えるまであとわずか。子どもが自分の意思で生き抜く力を養い、親は子の判断を受け止め、変化していく家族の関係をともに学ぶ思春期の「おうち性教育」をはじめましょう。
初の韓国ロケで最新撮りおろし写真&書きおろし滞在記。音楽誌『PATi PATi』にて現在連載中の『一筆書きの美学』第33回までを収録。韓国での思い出、そしてあらためて書き手として語った新規インタビュー掲載。シドのボーカルマオ初の単行本。
思春期の精神医療に打ち込んできた著者が、豊富な診療体験をもとに読み解く思春期のこころの病理。その背景に立ちあらわれるのは、日本人の人間関係、日本の家庭・学校・社会に底深くひそむ日本の病理だ。だれにもわかる言葉で、思春期の精神医学について総合的に叙述した初めての本。
児童・思春期の子供にとって、もっとも身近な内的葛藤の表現方法の一つであり続けている「不登校」(登校拒否)。著者は児童・思春期精神医学の観点から、特有の精神発達上の軛を子どもたちにもたらす不登校という現象への包括的かつ多層的な視点の重要性を指摘する。不登校の概念史、発達過程との関連、心身相関など不登校の諸側面の考察から、「過剰適応型」「受動型」「衝動型」など下位分類に即した精神療法・入院治療を軸に展開される治療論、支援に見通しをもたらす長期経過(予後)の検討、そして反抗挑戦性障害・家庭内暴力・自殺・いじめなどの周辺領域までを総覧することにより、複雑でありながら共通の人間関係や生活環境の変化をもたらす不登校特有のダイナミクスを浮かび上がらせる。27年にわたり不登校の治療・支援に携わってきた児童精神科医による、臨床から治療技法と支援戦略の提案。