思春期(10〜23歳)の心、身体、考え方の特徴を知ろう!調べよう!
本書は、分裂病が軽症化し、境界例が増加している状況の中で、不明確になった神経症にいかに対応すべきかを探ろうと編まれたものであり、そのために、第一線の臨床家がさまざまな立場から、具体的な治療経過を公開したものである。
女性に圧倒的に多い思春期やせ症。発症のきっかけはさまざまだが、この「病い」の共通項として女性という性への疑念、嫌悪、拒絶がみられるのではないか-。自らの「病い」を見すえ、立ち直った人、あるいは「病い」とつき合っている人の言葉を中心に、この「病気」を治療するとはどういうことか、なぜこの「病い」が存在するのかを、女性の感性でさぐる。
異性を見ると、心がたかぶる。自分の体つきもだんだん変わってくる。こんな十代の心や体の悩みに、きみだけに、そっと答える。
本書には、養護教諭たちが今日の子どもたちとどう向き合って、彼らの「逸脱」としてしか表現できない内面の苦悩に共感し、共に生きることをどう切り開こうとしているかを示す中学・高校の実践が収められている。その実践の中には、現代の中学・高校生が思春期の出口を探しながら直面する困難や逸脱がリアルに語られている。子どもたちのいじめ・いじめられ関係、思春期の揺らぎと援助交際、荒れる子ども・キレやすい子、不登校・保健室登校の子どもたち、部活のストレスに悩む子ども、摂食障害と闘う少女、輪切り選抜の犠牲になっている子どもたち、などいずれの子どもたちも傷口は痛々しい。その子どもたちをとらえる養護の教師たちの目は、試行錯誤を繰り返しながらも、子どもへの「共感的しなやかさ」は一貫している。
本巻のテーマは「思春期・青年期」である。20世紀最後の10年にブレークしたわが国の学校教育におけるLD課題を土台に、21世紀における生涯学習体系の中でのLD課題に目を向けた。
本書は、医学生や研修医が小児プライマリ・ケアを研修する際に、外来小児科学のミニマム・エッセンシャルを理解するためのマニュアル本である。内容は、外来でよくみる日常疾患診療とヘルスケアについて、何を学ぶべきか、落とし穴はどこか、専門医に託すまでの診療能力の限界、患者指導の要点、自己評価の方法などで、小児科専門医ではない臨床医にも、必要な最小限の学習目標を整理している。とくに付録として、活字では伝えられない内容を収めた教材DVDを用意した。
言わずと知れた江戸川乱歩原作の『少年探偵団』、75年NTV系列で放映された実写版シリーズが、ミュージック・ファイル・シリーズに登場。オリジナル音楽完全収録と、読みごたえにふさわしい紙質で、ぶ厚さ増したブックレット……まさにコレクターズ・アイテム。