イチゴ(一五)の春。青春まっただなか。人生でもっとも躍動的な時期です。しかし、障害児にとっては、まだまだ厳しい「春」です。たとえ障害を有していても、思春期から青年期にあっては、大人の身体の変化や大人としての社会的扱いのはじまりのなかで、生徒自身が自己を発見・確認し、自己を確立していきます。障害児の青春を輝くものにするために、どう接し、授業をすすめていけばよいのか。障害児の思春期・青年期教育入門書。
これからの精神保健はどのような視点で何を目指すべきか。本書は、その基本的指針と具体的実践への手掛かりを明らかにし、実践のために最低限必要な精神医学的知識(精神疾患への理解)、臨床場面における技法、そして障害・地域保健に対する適切な心構えを懇切に説いたガイドブックである。
友情のあかしに、胸を触りっこしましょうー「アンネの日記」のほほえましい一情景アンネのほほえましい提案の相手がこのヨーピーだった。一番の、そして特別な仲良しだった著者が感動的な追憶のエピソード、“アンネ騒動”の意外な一面をつぶさに語る。
今は作家である著者が、病棟で出会った少女たちの素顔を生き生きと描く。十八歳、わたしは精神病院に入れられた。狂気と正気の危うい境界をとらえ、絶賛を浴びた全米ベストセラー。
いつでも発情する特殊な生き物ヒトに劣らず、さまざまな性行動を見せる動物たち。オナニーをするジュゴンや不倫に走るトキ、ホモセクシャルを楽しむクジラなど、びっくりするような動物たちの生態が続々登場。思春期、結婚、子育てなど10のキーワードをもとに動物の不思議な繁殖の実態をさぐりながら、世の中のオスとメスの微妙な関係を掘り下げた、生と性の不思議がわかる本。
あたし、須藤飛鳥、17歳。真斗はあたしの弟だけど…大切な人なの。血のつながりがないことがわかって、晴れて両思いに と、思ったら突然、スーパーお嬢様の薫子が現れ、初対面の真斗にいきなりディープキス。なによ、これーッ。しかも真斗はあたしのこと「オレの姉さん」だって。もうゼーッタイ許せないっ。渡瀬悠宇の大人気コミックが、オリジナルストーリーの小説になって帰ってきた。
本書は、著者が長年の臨床経験からもっとも「縁があった」とする強迫症とその周辺(境界例、対人恐怖症、思春期・青年期患者の精神病理、分裂病)に関する治療論的な論文集である。
子どものおねしょが治らない、歯ぎしりが心配、薬の副作用が気になるー子育てにかんする親の心配はつきません。小児科開業医60年の松田先生が、多くの人たちの共通の悩み一つひとつに、患者の立場に立って丁寧にわかりやすく、最新の医学情報をもって答えてくださったのが、この本です。