当事者が語る「現実」-幼少期のいじめ・普通の結婚ができない・将来への絶望・同じ苦しみを抱えた親友の自死・激痛に悩まされた「胸オペ」・ホルモン注射の副作用。
性転換手術を終えて新しい自分になったとき、ようやくこの地獄が終わりを迎えたー。過酷な運命と愛への渇望を赤裸々に綴ったエッセイ。
女として生まれたものの心は男…!性同一性障害をものともせず、友情、恋愛、セックス…。さまざまな葛藤もろとも青春を疾走中!19歳の感動ノンフィクション。
性の違和感に苦しみながらも、保育士の夢に向かって、ひたむきに歩んできた「私」は、家族や友人の深い愛に支えられて「僕」としての本当の人生を手に入れた。諦めない強さを教えてくれる希望に満ちた半生記。第4回幻冬舎・フジテレビ共催感動ノンフィクション大賞大賞受賞作。
僕たちは普通の人間なんだ-カミングアウトできず悩んだり苦しんだりしている人たちに、勇気と純粋さ、素直さを与えたい。そして多くの人々に理解と受け入れる心を持ってもらいたい。力強く温かいメッセージを込めた自伝的小説。
みかけは男。心も男。でも、戸籍は女。そんな“彼”が、拘置所の女子収容部に入れられちゃった。自分とは?性別とは?世間とは?幸せとは?独房内で、自らの罪を悔いつつ“おなべ”の視点でマジメに綴った「マイノリティーにも住みやすい社会=皆の明るい未来」。
過去問から頻出箇所を掲載!ポイントをまとめた解説と演習問題!そして最新の時事情報も収録!!
スーパードクターなんか、いない。医者だって迷う。医者だって悩む。怒ることもあるし、泣きたくなるときもあった。絶望しかけたことだってある。それでも走ってきた。仲間がいたから、走り続けてこられた。十年間走り続けて、周囲の景色はまだ変わらない。それでも、また走りだす。
心と体の性はいつ、どのように決まるのか!?男と女はどれくらい違っていて、どれくらい似かよっているのか。男女の違いは、どのように生まれるのか。ヒトの性は、男と女の2つに分かれるものではなく、インターセクシュアルや性同一性障害の人など、現実の性の幅は広くて、そこに至る道筋、受精卵から私たち1人ひとりへの旅路、その複雑さを実感。
日本で生まれるこどもの32人に1人は出生前にー196℃の液体窒素タンクで凍結保存されていた。生殖医療の驚きの最新事情!卵子と精子はネット通販の時代に!卵子と精子をめぐる、世にも不思議な物語。
幼い頃から自分の身体に違和感をもっていた著者は、二七歳のとき「男性」として生きることをやめ、やがて「女性」として暮らすようになった。今、さまざまな困難を抱える人々の声を聴き、見過ごされがちな問題を可視化するために発言をつづける。誰もが自分らしくのびやかに暮らせる「寛容な社会」を創るための熱いメッセージ。
身体は女なのに頭脳は男、またはその反対。胎児期の性決定メカニズムの狂いから生じる「性同一性障害」は人知れぬ心の傷を「彼」や「彼女」に与えてきた。その悩みを解消すべく立ち上がったのが、埼玉医大総合医科センターの特別チームだった。原科孝雄教授を中心とした医師団の手術を追いつつ、悩みを持つ多くの実例も検証し、「男」と「女」の原点のドキュメントがいまここにまとまった。これは、性の分かれ道に立ちつくす、すべての人びとに贈る性転換医療最前線からの希望に満ちた迫真のレポートである。
精子はその昔、バイ菌だった。相性は遺伝子で決まる?などなど。フェロモンと遺伝子に関する最新の知見が解き明かす、男女のふるまいの秘密。あなたの行動はここまで動物的だった。