虚血性心疾患、心不全、不整脈というキーワードでは、多くの大規模臨床試験が行われてエビデンスも集まっておりますが、それに比べ弁膜症というキーワードでの観察研究、あるいは治療法に関する介入試験は少なく、必ずしもEBMの実践が容易な分野ではありません。つまり、わかっているようでわかっていないことが多い分野です。そこで、本書では現時点でわかっていることをもとに、最新の考え方を日常診療に即した形で提示しました。
変わりゆく法制度、変わらない脅威。50年ぶりの結核予防法改正に、臨床現場はどう対応しているか。世界最大の感染症に対峙する「定本」第4版。
本書では放射線診断を学ぶものがマスターしなければならない基礎的な知識を取り扱っている。胸部単純撮影、CT、MRIなど臨床的問題を解決するための異なった画像診断手法を総合的にまとめた。各章には多数の表と囲み(Box)があり、疾患の臨床的特徴、病理、画像所見など本文で述べられていることの要約が示されている。
本書は、最近の胸部CTの知見を整理し、わかりやすく解説することを目的にしている。特に、最新の画像を用い、読影の実際、読影のコツ、鑑別診断を示した。また、疾患そのものに関するポイント、診断上陥りやすい点についても記述した。