本書は、1996年から1998年まで日本臨床内科医会で企画・連載された上部消化管疾患シリーズ冊子(全8回)に、現在の研究過程と現状を踏まえて新たな知見を加筆したものである。特に消化性潰瘍に代表される上部消化管疾患を中心として、病態・成因、臨床症状、診断、治療のポイントを写真、図表で平易、かつコンパクトにまとめ、今後どのように取り組むべきかについて解説を試みた。
本書は、卒前教育あるいは卒後初期研修を受ける読者を対象に、従来よりシラバスとして講義のときに配布していた内容をテキストとしてまとめたものである。
本書の特長は、始めに腎・泌尿器の構造・機能、疾患の分類・診断をまとめ、次に外来・病棟を通してよく認められる、いわゆるcommon disease・therapyを12項目に絞って取り上げトピックス(最近の話題)をわかりやすく記載していることである。
本書ではEBMの考えに基づき、最近の無作為試験の成果を踏まえた根拠ある治療法を記載。すべての治療方法にエビデンスがあるわけではないので、このような場合には一般に認められている治療法を述べてある。治療マニュアルである基本的な面を考慮して、治療に関しては一つのフォーマットにのっとって記述するようになっている。したがって、読者には流れに沿った形で理解できるように工夫した。研修医の教育に最適。
第95回再現国試解説書とリンク!既出問題を最新の知識でリフレッシュ!正答率別コピー集でセルフチェック!主訴索引で新傾向対策。
本書は、薬物療法のテキスト。または、服薬指導のためのハンドブック。薬物療法について詳細かつ分かり易く解説し、かつ薬剤師国家試験の勉強にも役に立つ書物である。
馴染みになるべきか?年末年始は行くべきか?安全に楽しく遊ぶためのお勉強。歌舞伎町リッチドール店長ほか、都内ヘルス店店長座談会つき。
本書は、呼吸器疾患治療についての最新情報を提供すること、また情報が診療の現場で役立つことを目的として編集されている。そのためには、疾患と病態に関する基本的な理解、診断法、治療の具体的な目標の設定が必要であり、この観点から、疾患、診断法についても簡潔な解説がなされている。呼吸器疾患治療の最新知識を網羅。
ヘリカルCTを主体にしたルーチンの検査法およびそれに続く検査法の詳細な解説。最近の胸部CTの適応の拡大にあわせて、転移性肺腫瘍、肺感染症、無気肺および気道の病変、肺塞栓症および肺血管の異常、その他の肺病変、心・大血管の異常を新たな章として構成。
抗菌薬の正しい使い方、感染症の正しい治療の仕方がわかる。院内感染対策や法律法規など、付録も大充実。
性感染症/HIV感染流行のわが国の状況にもかかわらず、“性感染症への無関心と危機感の低さ”は、公衆衛生学上の大問題である。本書では、性感染症/HIV感染の現時点での問題点をまとめ、手軽に、その全貌をつかめるように編集した。
小児科診療において、感染症は相変わらず主な位置を占める。O-157や致死的インフルエンザ、新興・再興感染症、さらに耐性菌の出現や発熱機序の解明に伴う抗菌薬、アスピリン投与の是非など、新旧の問題が凝縮された領域でもある。本書は特に転帰が早く、迅速な診断・治療がその予後に大きく影響する小児の感染症について、現在のゴールド・スタンダードをまとめた必携書。種々の修飾因子による非典型例についても、カラー口絵やコラムで紹介している。
本書の対象は臨床検査技師を目ざす学生のみでなく、より広範囲の医療関係者の役に立つことを願っている。そこで各論においては主要な内科的疾患について、その病気がわれわれの周囲にどのくらいあり、どのようにして起こり、どのようにして診断、治療が進められているかを、できるかぎりやさしく概説している。
本書では、薬物療法がどのように行われているのか、ポピュラーな疾患について解説する。
本書では放射線診断を学ぶものがマスターしなければならない基礎的な知識を取り扱っている。胸部単純撮影、CT、MRIなど臨床的問題を解決するための異なった画像診断手法を総合的にまとめた。各章には多数の表と囲み(Box)があり、疾患の臨床的特徴、病理、画像所見など本文で述べられていることの要約が示されている。
今回、従来のニューチャート泌尿器科を全く新しい形で再執筆することになりました。その理由は泌尿器科学の進歩がここ数年来急速で、特に前立腺疾患などの増加やそれに伴う診断や治療の面での進歩が多く、泌尿器科領域で扱う重要な疾患が大きく変化しているからです。この新しいチャート式では絶対に憶えておかなければならない項目を「chart」として簡略化して残しますが、全体を縮小して基本的知識と現在の泌尿器科のトピックスや国家試験対策として憶えておくべき重要点を充分理解してもらえるような構成になっています。