本書は、整形外科領域での緊急手術治療が必要な疾患を網羅し、それぞれの手術の適応と手技を中心とした、治療計画全体について今一度整理し、学習する機会を提供するために企画したものである。その目的のためにそれぞれの疾患の病態に精通し、治療経験が豊富な専門家に原稿執筆を依頼して編集した。骨盤骨折での尿路損傷、骨折に合併する大血管損傷、ガス壊疽などの特別に緊急性の高い疾患については、救急医学の専門家に執筆を依頼した。
まじめに考える性感染症と避妊の話。
最新の知識を満載した定評ある内科学テキスト。病態生理を重点的に記載、ベッドサイド重視。略語集、和英用語集も兼ねた充実の索引。各巻に総索引。最新の医師国家試験出題基準に準拠。講義・実習・研修にすぐ役立つ内科学テキスト決定版。
産婦人科において現在急務となっていることは、産婦人科領域においてエビデンスを網羅し、既存の治療方針と照合し、両者を融合させpracticalな意味においてbestなガイドラインの作成である。本書はこのようなニーズに応ずるものであり、産婦人科領域のエビデンスを悉皆調査し、その主たるものを紹介し、それを顧慮したガイドラインを示した。
本書は、ベッドサイドで、すぐに、しかもそのまま診療に役立つガイドブックとしての役割を演じさせようとして編集されたものである。記載内容の全面的な刷新に加えて、第8版では従来にも増して読みやすさということに意をもちいている。さらに今回の版では、読者の便を考慮していくつかの改良を加えた。従来のカラー図譜を、本文中の必要な個所にカラー写真を掲載する方式に変え、その数も大幅に増やした。索引のいっそうの充実を期した。内科学和英・英和辞典、内科学略語辞典としても利用できる。
皮膚疾患の診断治療においては、縦割りのみならず横割りの柔軟な思考能力が必要である。「発熱を伴う発疹をみたとき」、「疼痛がある発疹をみたとき」、「毛が抜けた、全身の皮膚がむけた、全身が真っ赤になった」などなど、日常診療では各論の知識だけでは十分対応できず、応用問題に取り組む姿勢が重要である。本書編集で最も力を入れた点は、皮膚科全分野を網羅することではなく、とくに最近重要と思われる事項に的を絞ったことである。Physician scientistを育てることはもちろんのこと、皮膚疾患の考え方、楽しさ、奥行きの深さを伝える教本。皮膚科専門医のみならず、他科の先生方、医学生、看護師、そのほか多くの医療従事者にとっても面白く、かつ役立つ教科書。
本書は1部と2部から構成されている。第1部では「免疫の生物学」として、最新の免疫学の基礎的な原理と生物学的意義について解説、第2部では「免疫と病態制御」を扱い、主として臨床に則した事象の理解を助けるための項目を取り上げた。
Neuroscience各分野における最近の進歩のreviewと講評の第18巻目。最近2〜3年の主要な文献の分析を中心に、それぞれのトピックスについて解説。基礎的事項を始め、診断、治療、神経分野の主要疾患について、42の話題を抽出した。
ここ数年の助産師業務に関わる諸科学の進歩・発展は目覚ましいものがあり、また教育全般についての基本的な考え方も変革しつつあるなどの状況から、改訂の時期が到来したとの見解に達し、第3版を発行することになった。本大系は、助産師学生の教科書としての活用を第一の目的としている。学生の方々のみならず、教員の方々、実践の場にある助産師の方々をはじめ、母子保健に携わる保健師・看護師の方々にも広くご利用頂けることを願う。
本書は、小児看護学を学ぶ方ができるだけ具体的に子どものイメージを描けるようにくふう。おのおのの技術について、その目的を子どもの特性と関連づけて明確に述べるとともに、できるかぎり具体的な方法を示すことで実践に活用できるようにした。
本書は、現時点で最も正しいと考えられる呼吸器疾患の治療法を示したベッドサイドマニュアルである。EBMやガイドラインがあるものはできるだけ準拠して記述した。「疾患別処方」では各疾患にどう対処し、治療・管理するかを実際に役立つようきめ細かく解説した。「薬効別薬物リスト」は投与量・禁忌・副作用などが確認できるよう構成されている。呼吸器疾患の治療には本書1冊で十分に役立つというハンディな実践書である。
本書は「新臨床内科学第8版」(親本)のエッセンスを網羅し、ベッドサイドで活用できる実践マニュアルであるとともに、内科学を勉強した医学徒やコメディカルの方々が、成果を整理する学習ノートとしても役立つダイジェスト版であり、そのためには親本にない実践上の情報も加え、また図表も実用と学習に役立つよう整理されている。記述はもちろんのこと、要点を中心に簡略化されており、短時間に臨床現場でエッセンスを把握でき、また知識の整理にきわめて有用なものとなっている。
本書は雑誌「病理と臨床」に2000年5月号から2002年1月号にわたり連載した“非腫瘍性骨・関節疾患の病理”をまとめ、加筆、修正を加えたものです。
本書は、第一線の専門家の執筆による医療関係者のための手頃で最新の感染症読本である。
本書は、開業医のための呼吸器クリニックの実際を、著者が日々行っている臨床の現場から抽出し、呼吸器疾患を扱う開業医および若き臨床医の方々に読んで頂きたいと思い執筆したものである。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。