本書は主として本研究会の25年にわたる研究資料の公開を目的として編集されたものであるが、単に急性腸炎を総説的に紹介する専門書ではなく、この分野に関心を寄せている識者に、腸炎特に細菌性腸炎の現状と問題点を示し、実務的色彩の強い本とした。記述にあたってはできるだけ図やグラフを避け、この間の資料を生の数字を用いて丁寧に解説し、素材のまま読者に提供することにつとめた。したがって、読者に別の視点からの検討の余地を与え、新しい考え方の展開を可能とした。
本書は、サイトカインから縦割り的にこれらの病気を眺め直したときに、これらの疾患の病態像がいかに鮮明に浮かび上がるかを、一般臨床医にわかりやすく解説する。
本書は、免疫のしくみを簡明に解説。免疫のしくみを解理したうえで、生体において免疫反応がどのように機能しているのか、また各種の疾患とどのような関わりをもっているのか、あるいはこれらの疾患を免疫系から眺めたとき、どのような点が問題になりうるのか、そしてこれらの疾患を免疫系を制御することによってどのように克服することが可能なのか、さらには移植免疫はどのようにしてコントロールしうるのか、というような問題点を最新の免疫学の情報に基づいて、わかりやすく解説する。
救急性のある循環器症例の、検査の進め方から治療までを追体験できるシミュレーションを収録。心エコー・経食道エコー・冠動脈造影・心室造影をムービーとして多数収録。本物と見間違うほどのハイクオリティ画質をCD-ROM上で実現。
本書は、膝関節外科の領域でBlauthらにより積み重ねられてきた業績に基づいて、各種疾患に対する手術法、適応、手術手技を紹介し、独特の手法をもって懇切に解説している。
世の中、性の健康のための基礎知識が欠けている。お医者さんだって性の話は苦手だ。キンゼイ研究所のデータを駆使して、性の悩みに科学的に答えた最新の啓蒙書。