助成金制度・医療安全教育・人事評価制度・TC導入・アンガーマネジメントなど必要なハウツウを幅広く紹介。気鋭の歯科医師6名が教育法を披露。
現在、教員の資質の高度化に向け「養成・採用・研修」の一体改革への取組みが進められている。教職課程をもつ大学はその教育の質を問われ、設定した「教職像」を軸に教育委員会の「教員育成指標」などを参考として課程修了者の質を保証しなければならない。本書は、大学基準協会が初の全国の教育実態調査を行った結果を検証し、「教職課程の質保証」のあり方をまとめたもの。今後構築される評価システムとは何かをつかむ必携の書。
地方の視点から、包摂のあり方を探る。少子高齢化の急速な進展、深刻な人手不足、外国人労働者受入れ拡大への転換ー人口減少と高齢化が全国最速で進む秋田県における外国人受入れの現状と課題を提示。「生活者」として包摂し、共に生きる地域社会づくりの可能性を描く。現場の視点に着目したコラムも多数収録。
トラスト運動は国民一人ひとりに依拠し、国民の信託にこたえる唯一の方法。気候変動が叫ばれ、地球の危機が叫ばれている現在、英国にみる自然環境保護を第一とするトラスト運動は、英国内はもとより世界にもその影響力を与えている。その歴史を追い、その理念と実態を明らかにする。
アーティスト・美術研究/教育者らが、アート実践と研究を重ね合わせて考察を深める。客観的な分析だけでは捉えきれない、人間の感情や身体的感覚に迫るアートベース・リサーチ(Arts-Based Research:ABR)の現在地がわかる一冊。
かつての植民地支配や冷戦下の対外政策を歴史的背景として、欧米諸国による国際開発・援助事業を主に理論化してきた開発学は今、転換期を迎えている。経済成長により支援される側から支援する側へと転じた中国は、国際社会を結び直す開発学を打ち立てられるのか。中国における開発実践と学知形成の過程を辿り、新時代の開発学を展望する。
本書は、著者が最近20年間に書き綴ったアルコール・薬物依存症と嗜癖行動障害に関する著作のうち、代表的なもの20編をとりあげ、新たに加筆し一冊の書物として纏めたものである。
「近代」的諸相の萌芽ー巨大都市・国民国家の成立。17世紀後半ー19世紀、都市は、技術や民間資本の経済機構の急速な成長のもとにインフラ整備され、民衆文化の隆盛とともに重層的な発展を遂げた。「建築・都市」から歴史を読み直す。