なぜ教えることができるか。教育はどこまでも教育者の側にあり、教育は不遜な行為であるーだとすれば、教育という行為はどこまで正当化しうるのか?「開発途上国」に対する国際教育開発においては、“よりよい”水準を願い、価値判断を伴う教育という行為について、批判的であることが求められる。その正当性の根拠を、ポストコロニアリズムの位置性、ケイパビリティ概念、共生思想の検討を通して問い、他者への関与における倫理に求める。
環境の世紀といわれる21世紀において、私たちは自らの生活だけではなく未来世代のためにも持続可能な社会をつくるための方策を探求しなくてはならない。本書は「フィールドから考える」ことをモチーフとして2012年に刊行した好評既刊の内容を最新情報にアップデート。第1部では地域環境を考えるための分析視角を提示し、第2部では具体的なフィールドにおける地域環境問題への取り組みとしての教育実践を紹介する。
学ぶ権利を保障するためには、教育職員の専門性に基づく、学校や公民館などでの自律的な教育活動が欠かせない。しかし他方で、東京・大阪で典型的に見られるように、教育現場に対する統制の強化が、「民意」の名のもとに進められてきた。本書は、自律的な教育活動を支える、教育における民主主義のあり方を、実践的・理論的に探る。
アジアはどう発展したのか。アジアに特有の成長モデルはあったのか。アジア開発銀行の46の開発途上加盟国・地域のすべてをカバーし、その急速な変容をジェンダーや気候変動を含めた15の観点から取り上げる。中国やインド、その他の新興国も加え、1993年に刊行された世界銀行の『東アジアの奇跡』を書き換える、アジア理解に必読の書。第15回樫山純三賞(特別賞)を受賞。
アフター・コロナを見据えて大学はいま何をすべきか。留学生からみて魅力ある大学になるには、どうすればよいのだろうか。小規模大学ならではの利点を生かした留学生施策の具体案を示す。
一九五〇年代以降の日本の管理統制的な教育政策への対抗から生じ、自主的・創造的な教育活動としてはじめられた「学校づくり」概念の成立過程を、法制度・課程計画・実践運動の面から多角的に考察。現代の新自由主義的な教育政策による「特色ある学校づくり」といった改革が来した課題を指摘し、民主的な教育活動を保障する社会制度、および地域的・共同的な関係性の再構築に向けて、その意義と方法枠組みを提言する。
●「平成教育委員会DS」がパワーアップして再登場!
通信対戦・Wi-Fiに対応し、プレイヤーがたけし先生になって、みんなに問題を出題して遊んだり、全国模試のランキングに挑戦したりと、つながる遊びを楽しめます。その他入試問題の刷新、音楽・美術の新ジャンルの追加、解説の更なる充実、自習室の設置と遊びやすさも大幅パワーアップ!さらに、フジテレビ「熱血!平成教育学院」に登場する漢字検定の問題に挑戦できます。
●たけし先生モード(1枚のDSカードで最大5人まで楽しめます)
1人が「たけし先生」に、他のみんなが生徒となってチャレンジ!たけし先生となったプレイヤーの独断と偏見で、生徒プレイヤーの解答の正解・不正解を決めることができます。たけし先生・解答者になりきって遊ぶと、まさに番組さながらの臨場感。
●通信対戦モード(DSワイヤレスプレイ人数分のDSカードが必要です)
プレイヤー全員がソフトを所有している状態で対戦するモードです。たけし先生役はDSが行い、参加者全員が解答者になって総合点を競います。
●全国のみんなとお勉強!全国模試実施!!
ゲームをプレイしていると出現する「全国模試」を解いたら、Wi-Fiで全国ランキングに応募しましょう。全国総合順位・偏差値などがわかります。気分はまさに受験生。目指せ!日本一!!もちろん、ランキングには参加せずにテストだけ楽しむことも可能です。
●授業モード(有名中学の入試モードに挑戦!)
「授業前の挨拶」「例題」「ホームルーム」など実際の番組進行に沿って問題にチャレンジ!たけし先生のコメントや、おなじみの勉強小僧も登場!例題コーナーでは、たけし軍団のみなさんが登場。番組同様、たけし先生との軽快な掛け合いを楽しみながら、教養を高めましょう。番組でも登場する「工場見学」問題も収録されています。
●動画の解説で理解度UP!解説を徹底的に強化
番組同様に、アニメーションを駆使した丁寧でわかりやすい解説を上下2画面で表示。前作で強化の要望が非常に高かったので、今作ではボリュームを徹底的に強化しました。
本書は、設計幹部向けの「マネジメント」の実務に必要な部分をまとめた内容である。
本書は、龍谷大学社会科学研究所での研究会「生命・環境の諸問題」(1999年度、2000年度の共同研究会のテーマ)の成果をまとめたものである。
理論をしっかり身に付け、社会の様々な問題とその対策を考える。詳細な理論の解説、現実の課題への応用の紹介、ウェブでのサポート資料提供も充実!
ホスピスはいかにして死にゆく人とその家族を支えるのか?ホスピス管理者、緩和ケア医、理学療法士、ボランティア、心理療法家、チャプレン、看護師、ソーシャルワーカー…。12人のベテランのホスピス臨床家たちが、“スピリチュアリティ”あるいは“スピリチュアルケア”をどのようなものとして理解しているのか、自身の経験を交えながら率直に語り合う。「近代ホスピスの母」シシリー・ソンダースが創設したセント・クリストファー・ホスピス50周年記念として編まれた論文集。
本書では、アレルギー性疾患のうち三大疾患である気管支喘息、アレルギー性鼻炎およびアトピー性皮膚炎を取り上げ、あらゆる方向から現在、患者教育としてどのようなことが行われているか、またマスコミやコメディカルスタッフはどのように寄与し得るのか、今後はどうあるべきか、その方法は、などについてその分野の専門家がまとめている。したがって、将来の動向を先取りし、患者さんのために最も効率よく貢献し得るにはいかにあるべきかということを主体にした内容になっている。