NPOについての法制度的研究、公共政策的研究、経営学・経済学的研究を中心に、その活動実態と社会的意義を明らかにする研究が盛んにおこなわれている。今日では、NPOをつうじての市民参加や社会組織としての可能性に注目する政治学的研究や社会学的研究も活発化している。本書では、これらの研究分野のなかで未開拓といえる教育学的視点からNPOのもつ教育力に注目し、NPOがこれからの生涯学習社会にどのような役割を果たしうるか、また市民活動の担い手となる人材の養成・活用をおこなっているかという点をめぐって、共同研究による実態分析と理論的考察を試みる。
こんな社会だから、こんな教育なのか。こんな教育だから、こんな日本なのか。教育だけでなく社会が変わらないと基本的な問題は解決しない。脱思考停止を目指してー。
透析治療が長期化するにつれ、また糖尿病性腎症に由来する腎不全患者が増加し、患者の高齢化が進むにつれて、様々な慢性合併症が深刻化している。慢性合併症と、糖尿病性腎症に関する知見を大幅に加えた改訂増補版。
英語教育界の第一線で活躍する論客たちが教科化の流れが加速しつつある“小学校英語”をさまざまな角度から議論し、提言する。
本書は、ケアワーカーの職員教育研修体系と教育研修の内容をのべたものである。まず、高齢者ケア職の手本として、看護職における教育研修体系を実態調査し、それを参考に高齢者ケア職の教育研修体系の構築を試みた。看護職教育研修の実態調査は具体的な「生」情報をまとめている。また、高齢者ケア職の施設内教育研修の体系化とその内容もすぐに役立つように具体的に表現している。
本書は7つの章と付論から構成されている。本書のねらいは少子化が引き起こす諸問題を明らかにすること、端的にいえば少子化はなぜ問題なのかを論ずる。
環境汚染、森林破壊、地球温暖化、生物多様性の破壊、…。私たちは、「教わること」ではなく「学ぶこと」によってのみ、環境や社会を維持し、現在の危機的状況をよい方向へと再構築することができる。本書は、「持続可能な社会のための環境学習」を考えるための見方・考え方について、実際の現場で活動・研究している執筆陣が、国連「持続可能な開発のための教育の10年」に対する実践的・理論的な提案となることを加味しつつ書き下ろされたものである。
心を開ける“仲間”が、耳を傾け共感を持って問題の解決に寄り添う。「人間は、機会があれば自分自身の問題を解決する能力をもっている」(ピアカウンセリングの基本前提)ゆえに、仲間の支援をうけて自らが問題解決策、選択肢を探り決定する力を培っていく。従来の一方的知識伝達型の性教育・健康教育の限界を乗り越え、自己決定能力の育成に新たな展望を切り開くピアカウンセリングーその実践理論とスキル。
心を開ける“仲間”が、耳を傾け共感を持って問題の解決に寄り添う。「人間は、機会があれば自分自身の問題を解決する能力をもっている」(ピアカウンセリングの基本前提)ゆえに、仲間の支援をうけて自らが問題解決策、選択肢を探り決定する力を培っていく。従来の一方的知識伝達型の性教育・健康教育の限界を乗り越え、自己決定能力の育成に新たな展望を切り開くピアカウンセリングーその実践理論とスキル。
「性について、子どもの発達段階に応じて、明るく大らかに、こたえられるおとなであってほしい」-北沢杏子。著者の実践から生まれた、保護者と子ども、先生と児童に役立つ本。
「ヒト」から「成熟した人間」へ。わが国の家庭・学校・社会を覆っている教育の崩壊現象。それは「人間性」の崩壊まで招来しているのではないか。「ヒト」が「人間」へと成長する規範はどこにあるのか。混沌とした現実からの再生と回復の道を問う。
最先端の研究で大活躍の『プロジェクト研究所』一覧を掲載。全ての学術院・独立研究科から最前線の研究者21名を紹介。変身を続けるワセダー最新のトピックスも紹介。
目の色、髪の色でさえ、遺伝子は、何も決定しない!私たちの常識は、この本で、粉微塵に粉砕される!今、この世界は「発生システム的見解」という新しい知見に完全に移行している!!ライフサイエンスの実際の現場を活写した必読、瞠目の書。