ここ数年の助産師業務に関わる諸科学の進歩・発展は目覚ましいものがあり、また教育全般についての基本的な考え方も変革しつつあるなどの状況から、改訂の時期が到来したとの見解に達し、第3版を発行することになった。本巻では、助産師が業務として行う教育・指導・相談活動について、その技術の習得を体系的に図れるように、基礎理論・基礎技術から各活動の実際までを取りまとめた。本大系は、助産師学生の教科書としての活用を第一の目的としている。学生の方々のみならず、教員の方々、実践の場にある助産師の方々をはじめ、母子保健に携わる保健師・看護師の方々にも広くご利用頂けることを願う。
簡潔な解説だからわかりやすい。豊富な図表と2色刷で見やすさバツグン。公務員試験テキストの決定版。
「21世紀は環境の世紀」と言われる。河川法の改正や自然再生推進法の成立に代表されるように、行政や立法機関も過去に損なわれた自然環境を取り戻すべく方向転換を始めた。改修工事で直線化した川を再び蛇行させる試みや、野生動物と人間の共存をめざすワイルドライフ・マネジメントなど、保全と復元に向けて全国各地で芽生えつつある活動を追い、成果や課題を報告する。
本書は、過去2回の「リハビリテーション白書」とは異なり、「リハビリテーション医学白書」と題し、医学を強調し、リハビリテーション医学の診断、治療技術の進歩と将来の見通しなどに関して、この専門領域の特殊性を明らかにするとともに、他の関連医学領域との整合性をも理解できるようにしたものである。
言語・コミュニケーション理論にもとづき、「発信型」英語教育の実践方法、教育効果を解説するとともに、1990年から12年間にわたる著者の「学生による授業評価」を公開。グローバル時代のコミュニケーション・ツールとしての英語の果たす役割は何か、情報化社会の中で英語を習得するにはどのような方法があるかなどをふまえ、次代の「英語教育プログラム」のグランド・デザインを提示する。
国益追求と国際協調の両立。EUが示す21世紀の指針。先の見えない国際社会の協調と安定の鍵を握るEUの総合的理解を探る。
本書は、日本語教育に隣接する国語教育と英語教育も射程範囲に据えて、日本語教育学について理論と実践の両面から考察したものである。
本書は、民営化をめぐる問題状況のもとで、公共性分析作業を受け継ぎつつ、今日における公共性の確保の方向を明らかにしようとするものである。