パターナリズムからケアへ。教育は目的の王国であり、陶冶と能力開発を至上目的とする近現代教育は、生徒という「存在」のためというよりも、生徒を「目的」へ向け牽引するパターナリスティックな行為となる。不登校、高校中退、校内暴力といった目的に逆らう行動は、「病的」な非倫理と刻印され、教育からの追放・離脱に帰結するほかはない。だが医師にとって病は何ら「病的」ではないのだ。ケアの場で見るような関係性のあり方を、教育現場において追求・考察した、優れて今日的な実践的理論の展開。
“日本の株式会社制度の父”ともいわれる渋沢栄一が力を注いでいた、教育への支援。その広範な活動は近代日本に何をもたらしたか。そこに見え隠れする渋沢のビジョンとは。現代の経済社会に対しても示唆に富む、これらの事績を意義づける。
基本となる支持的精神療法や認知行動療法から、ディグニティー・セラピーなどの先進的なものまで、これまでのサイコオンコロジー領域の心理研究の集大成。症例の解説のみならず理論的背景、エビデンスなどもコンパクトに収載。がん患者にかかわるすべての医療職に求められる“心のケア”の方策が満載。
生存を賭けた共同性の創造/想像とは何か?トランスナショナルな移動をなすコリアンの歴史と現在。
なぜネッツトヨタ南国がずば抜けた業績を上げ続けているのか!?日本一非常識なカーディーラー創業者初の著書!
吃音のメカニズムや発話症状面に対する指導・支援に関する解説はもとより、「とらえどころのない」といわれてきた発話症状以外の部分にも着目し、最新の知見を織り交ぜながら包括的に吃音を評価、指導・支援する方法について具体的に詳述する。他の障害との重複やクラッタリングのある子どもの評価や支援も紹介。
「手話を教育現場に導入してほしい」と望んできた当事者の主張は、なぜ聾教育の現場に反映されてこなかったのか?手話を自らの言語として生きる聾者は、「耳が聞こえない」存在としての聴覚障害者と同義ではない。手話を獲得し聾文化を体得して、聾者に「なる」のである。「聾者が聾者であること」の生命線とも言える、教育現場における手話の導入をめぐる意思決定のパワーポリティクスに焦点をあて、聾者にとっての手話の存否に関わる本質的問題に迫る。
世界はシンプルで、人生は思いどおりーフロイト、ユングに並ぶ心理学の巨人が出した「幸せの答え」
教育界の黒船「国際バカロレア」が日本に本格上陸!2018年、日本の教育が変わる。センター試験廃止へー。脱ガラパゴス、世界標準の教育が始まる。
自己モニターって何?音声指導はいつやるの?○○語話者にはどう指導する?学習者の声を聞き、効果的な指導方法を考えよう!ずっと使える理論と実践法。
いま新たに問う、男子・男性の性のあり方。悩み多き男子の性の実態を明らかにし、再生への道を示す。
労働統計などから、キャリア形成に役立つデータ・図表を選び出し、それらのどこに注目すべきか、そこから何が見えてくるかを説明。見開き2ページで、データの紹介(図表の掲示)と解説が完結し、1トピックを形成。各章末にはコラムを1つずつ掲載し、専門的な用語については、各章末の用語解説に取り上げ、説明を付した。図表をアップデートし、章末の労働法コラムもさらに充実。
漢字は幼児の脳には最高の栄養素。漢字絵本で遊びながら、みるみる言葉の力が伸びる。