これまでのシングル表題曲(3)(5)(8)と最新シングル(9)を含むファースト・アルバム。疾走感あふれる(1)、アッパーなシャッフルの(6)、バラートの(11)など、さまざまな表情をみせながら、全編を通じて耳を奪うメロも満載で、豊かな音楽性を存分に味わわせる作品となった。
『蜜』から1年10ヵ月ぶりとなる柴咲コウの2ndアルバム。彼女自身の作詞曲「Glitter」「Sweet Mom」「memory pocket」といったヒット・シングルを中心に、バラードからアップ・テンポのナンバーまでヴァラエティに富んだ内容となった。
『金田一少年の事件簿』エンディング・テーマ「コングラッチェ」を含んだアルバム。白井良明プロデュースでポップな楽曲にロック炸裂のバンド・サウンドをミックスしたクオリティ高い作品に。
いかに破天荒に弾けまくるか。そして、いかにテジタル歌謡ロックの中に人間味のある血を込められるか。いくら浅倉大介が多彩な楽曲で迫ろうと、どんな曲でもネットリと濃い西川貴敦色に染めきってしまえる力量はさすが。濃い西川好きにはたまんない一枚。
徳島出身の女の子三人組バンドのファースト・フル・アルバム。キュートなヴォーカルとキッチュなサウンドで同性からも共感を得られそうな仕上がり。赤色をバックに三人の顔をかたどったジャケットは内容に比してハードな印象だが。
森見登美彦による小説のアニメ化で、2010年4〜7月にフジテレビ系の深夜帯で放送された作品のサントラ。大島ミチルが劇中音楽を担当し、作品の世界観を表現したちょっと不思議でレトロな雰囲気のナンバーが満載。いしわたり淳治&砂原良徳+やくしまるえつこのエンディング曲「神様のいうとおり」も収録。
デビュー20年を超えるベテランになった渡辺美里のオリジナル・アルバム。自ら作った楽曲のほか、今回も大江千里、槇原敬之、TAKURO、木根尚登といった豪華作家陣が参加、楽曲にもそして彼女のヴォーカルにも、ゆるぎない自信と余裕が感じられる。
『TRAVELLER』(2004年)以来、約2年4ヵ月ぶりとなる8枚目のアルバム。hitomiのサウンドを支えてきた渡辺善太郎が全面的に参加、“エスニック×ニューウェイヴ”な「アラビアン・ドリーミング」をはじめ、圧倒的なオリジナリティを持ったポップスを展開している。
平成生まれシンガーとして初の『オリコン』シングル・チャート1位を獲得。いつまでもその肩書きにこだわらず、ちょっとレトロなハード&ポップ・ロック路線をひた走る18歳。おなじみROBOTSのTAKUYAに加え、ガガガSPによる楽曲などチャレンジ精神いっぱいのこれがセカンド・アルバム。
2MCを擁する5人組ミクスチャー・ロック・バンド、POSSIBILITYのメジャー・ファースト・アルバム。ラウド・ロックを軸に、ヒップホップやレゲエ、ディスコなどのエッセンスも盛り込み、キャッチーなメロディとともに勢いよく聴かせる。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
ハワイ音楽に魅せられた日本人男性二人にエチオピア系ハーフの女性、ソフィアからなるユニット、Safariiのデビュー作。打ち込みを使ったクラブ・テイストのオケにポップなラブ・ソングという組み合わせが大半だが、ジャワイアン風の曲がハワイらしさを主張している。
恋愛とは何なのか?その彼岸に見え隠れする日本人の根源的な命題に挑んだ書。
豪華ゲストを迎えた『達人伝説』から1年。面白ソング・ブームの真っ直中でリリースされる本盤は、はなわ、テツ&トモ、綾小路きみまろへのアンサー・ソングを収録した芸能界騒然の話題作だ。
ある世代にとっては、『避暑地の出来事』とともに忘れられない思い出であろう青春映画のサントラ。懐かしのヒット曲「アル・ディ・ラ」はもちろん、マックス・スタイナーの甘美なメロディとナポリ民謡が郷愁を誘う。夏の思い出を封じ込めたような1枚だ。
いつも日本のトレンドの中心にいるOLさんたちに注目、そのライフ・ステージにお似合いの音楽を集めたオムニバス盤のロマンス編だ。カーズからシンプリー・レッド、フォリナーまで、おもに80年代に一世を風靡したナンバー17曲はなかなか壮観でもある。