「ほら、さっさと山賊どもを皆殺しにしなさいよ!」「えー、働きたくない…」ダラダラ寝て過ごすのが三度の飯より好きな俺、増田桂馬は異世界に召喚された先で金髪美少女のロクコと出会った。どうやら俺はダンジョンマスターで、ロクコのダンジョンを救うため呼ばれたらしい。うまくいけば“働かなくてもいい”優雅な生活が手に入る。だがダンジョンは山賊によって制圧済み、部屋は一つ、トラップもモンスターも無い。どう考えても“詰み”だろこれ。そしてロクコが衝撃の一言を放つー「あ、ちなみにダンジョンコア破壊されたらマスターも一蓮托生で死ぬから」…寝るのは好きだが永眠はごめんだ。“働かない”生活のためどうにかするか!!
女優、寡婦、独身者、夫婦…31人のフランス人シニアが語る話題の書が日本初上陸。性科学者、哲学者、作家たちの考察を交え、1年以上を費やした取材から浮かび上がる「これまでとは違う性のありかた」
理知を備えるモンスター『異端児』との邂逅も束の間、ベルはウィーネと引き離されてしまう。懊悩の日々に埋もれるベルだったが、ウィーネにも魔の手が迫ろうとしていた。そして、「武装したモンスターの大移動を確認!ギルドは討伐任務を発令します!!」暴走する『異端児』によって賽は投げられた。引き鉄となったのは暴悪な狩猟者達、代償は都市の全派閥を巻き込む動乱。激動のオラリオで少年は決断を迫られる。憧憬と怪物、現実と理想、英雄と罪人。人類とモンスターの狭間で、ベルはー「君は、本当に愚かだな…」これは、少年が歩み、女神が記す、“眷族の物語”
蜘蛛の巣館を使い、水門都市エブラムに支配の糸を張り巡らせてゆくエリオット。その静かなる侵略は順調に思えたが、エリオットの正体を探る者ー邪眼を持つ謎の女ガラティアと、その主である都市貴族ルベリオの登場で事態は急変する。半魔の青年と魔物に堕ちた少女たちの物語ついに完結!
「戦う乙女達の束の間の休息!海水浴ならぬ湖水浴やー!」“ロキ・ファミリア”都市外へ!遠征を終えたアイズ達は迷宮第二の出入り口を探すため、港街メレンを訪れていた。下心丸出しの主神に振り回されながらも青い湖に癒される少女達。しかし異邦より現れた船が波乱をもたらす。闘争と殺戮の女神が統べる“ガーリー・ファミリア”。ティオネとティオナの悪しき因縁。不穏な影が暗躍する港街で、双子の姉妹は忌々しき過去と対峙する。「闘争の行く末ーそれが見たいのじゃ」これは、もう一つの眷族の物語、-“剣姫の神聖譚”。
世界を救った元勇者ブラムと魔導師アルカノンは、とある事情で国から追われるハメとなる。ならばと、彼らは魔王の住処だったダンジョンを根城にし、次々とやってくる冒険者、刺客をエッチなトラップで撃退していく。ある日、帝国からアルカノンの命を狙いに暗殺部隊が乗り込んできた。アルカノンー帝国と皇妃と皇女に母子丼してしまった不敬罪に問われているのであった。暗殺部隊のメンバーは理由を知るもの、知らないもの…さらに彼と並々ならぬ関係を持ったものも!?娘を想う母親。魔導師の胸中。元勇者の忠義。それぞれの思惑が入り乱れ、エッチなダンジョンもさらに淫らとなった第二弾!
「女性が幸せにならなければ、日本は平和にならないと思った。男女平等は、その大前提だった」10年間日本で育ち、アメリカで終戦を迎えた著者は、22歳の若さで日本国憲法GHQ草案の作成に参加、現在の人権条項の原型を書いた。文庫化に際し、ジョン・ダワーの寄稿を増補。
異世界に召喚されてダンジョンマスターになった俺、増田桂馬は、“働きたくない”という一念でダンジョンの運営を開始した。強敵との戦いを経て、なんとか体裁は整ったものの、まだまだ安心して寝られるようなダンジョンじゃない!俺の次なる一手は、“宿屋”の建設だった。ダンジョンと一緒に“宿屋”を運営すれば、ダブル収入でおいしいはず。これで勝つる!…しかし、いざ宿を建てて目論見通りと思ったら、拡張していたダンジョンが隣のダンジョンの壁をブチ抜いてしまいー異世界でもご近所トラブルかよ!?異世界の『常識』なんのその。果てなき野望に突き進む俺流ダンジョンストーリー、第2巻!そう、すべては“働かない”生活のため。
秘めた願望、恋愛、性的指向、容姿、偏見、アイデンティティ…世界最大級の出会いサイトの男女関係データが語りだす。
高校内をさまよう黒い霊の存在と、クラスでのイジメに悩む秋都尊を救ったのは「心霊相談所」を営む由良蒼一郎だった。蒼一郎は七歳の娘・珠子と二人暮らし。家事ができて霊も見える尊は、何とも便利な人材として目をつけられてーいくらこき使われようと、珠子の笑顔のためなら頑張れる!?ほんわかホラーミステリー開幕!
古来より中国の歴代王朝は有徳の天子の朝廷「天朝」を演じることで、中華と夷狄とを序列・秩序づけ、自らの領土たる「天下」を統治してきた。このような中華帝国の行動原理は、時代によってその内実を大きく変化させながらも、歴史を超えて現代にまで息づいている。中国史を通覧することでその全貌を描きだす雄大な試み。
少年の名声は地に堕ちたー。竜の少女を救った代償として人々からの信用を失ったベル。悪意と失意の狭間で傷付き、苦悩する。だが、「迷わないで。貴方の側には失われないものがちゃんと残っています」出会いの絆に支えられ、決意を新たにしたベルは仲間とともに立ち上がる。再び戦場へと変わる迷宮街で決行される『異端児』帰還作戦。その前に立ちはだかるは都市最強。賢者の知恵、勇者の策、神々の思惑、そして黒き獣が咆哮を上げる時、少年の心は回帰する。「僕…強くなりたいです」これは、少年が歩み、女神が記す、-“眷族の物語”-