いったい誰のための男女共同参画社会なのか?セイフティーネットとして機能してきた主婦は本当に無用の長物か?子どもを不要とする社会的風潮はなぜ作り上げられたのか?少子化対策がなぜ子どもを増やすことでなく労働力確保に擦り替えられたのか?誤読から始まった「ジェンダー・フリー」が男女共同参画の名の下に君臨してしまっている今日、問題は山積している。本来、男女共同参画社会とは女性が安心して子どもを生み育てながら仕事を行える社会、男性も仕事だけでなく、家庭生活において家事・育児を行う社会ではなかったのか。少子化をさらに促進させ「女・女格差」を広げ、「一億総働きバチ社会」をつくる行政主導のフェミニズムに基づく「男女共同参画社会」の矛盾点をいま明らかにする。
「働きやすい会社」の条件とは何か?資生堂、東芝、日本IBM、イオンなどの豊富な事例をもとに、労働の現場で起こっている現状を解き明かし、今、企業に何が求められているかを明らかにする!自社の現状を自己診断するためのチェックリスト付き。
2008年3月持続可能な地域社会を作る日本の環境首都コンテストで2年連続総合1位を受賞。北九州市における約半世紀にわたる環境政策の実践の記録。
日本の少子化は深刻な様相を帯びはじめている。厚生省の人口動態予測は信じがたい数字を示し、日本はいずれ、どの国も経験していないような「超」少子・高齢社会に突入する。なぜ少子化は進むのか。日本の女性が子どもを生めない原因はどこにあるのか。ハイパー・シングル・シンドローム、親同士の育児戦争、夫婦や家族の絆の問題など、結婚・出産・育児に関わる様々な現象を分析し、少子化を生み出す日本に特有の男女の役割分担意識や価値観の問題についても考察する。
国、25自治体、40事例を収録。国や地方自治体とNPOが協動した事例を直接アンケート取材により編纂。実施概要から成果目標、残された課題まで幅の広い質問事項。
男性中心に動いてきたこの社会の枠組みを、「男女共同参画」はどう変えようとしているのか。日本における「男性学」の第一人者が、複雑化・グローバル化する現代社会に根づくジェンダー構造、男女共同参画政策やジェンダー・フリーをめぐって、各地で起こっているバックラッシュの構図を読み解く。
“ムーブ”開所10周年記念事業、未来へ伝える「男女共同参画」“絵本・音楽物語”創作コンクールこども部門最優秀賞受賞作品。
日本の社会で重要で緊急な男女共同参画の現状を、統計によって描く。2003、2006年版に続く3回目の作品であるが、全章でさらに統計表・図と解説での前進をはかり、用語解説や付録等を拡大し、各章の統計解説での具体的論議をめざした。
ジェンダーとは何か、ジェンダーをめぐる社会・環境の変化をわかりやすく解説。ジェンダーで読み解く現代日本。