子どもたちから本当に長く愛された絵本です。ぐりとぐらのリズミカルな会話が英語と日本語で聞ける。英日が交互に語られ、音楽と歌が入って、くり返し聞きたくなるお話です。
柳生十兵衛は、父宗矩の命で大和国柳生ノ庄に蟄居の身となる。ある夜、柳生一族累代の菩提寺に謎の念仏僧集団が現れ、柳生新陰流太祖・石舟斎宗厳の遺骸を奪い去った。抗する柳生の遣い手たちをことごとく斬殺して-。やがてさらなる災厄が柳生を襲う。新陰流自体が“消滅”し、遣い手たちがことごとく無力化してしまったのだ。なぜか唯ひとり難を逃れた十兵衛は、江戸の柳生屋敷に向かうが…。
風が山で助けた、怪我をした虎。彼は目の前で人へと姿を変えた…王者のように気高く精悍な男へと!虎の血筋をひくというその男・青と風は惹かれ合うが、青はこの国の皇帝の座をめぐり、異母兄に命を狙われていて…!?「俺はまるで獣のようだな。だが俺は…自分を抑えられない。お前が欲しい」満天の星の下。宝石のように光る瞳。風は激しい愛撫と思い詰めたような熱に身も心も奪われ…!運命のシンデレラロマンス、新装版で登場。
新発売の香水キャンペーンのビデオ撮影に臨んだモデルのヤコーバは、ダイヤモンドのティアラをつけ、深紅のドレスを身にまとっていた。ふいに、イリュリア公国のプリンス・マルコの姿が視界に飛び込んだ。複合企業を率いる彼は、多額の金をこの香水CMにつぎこんでいる。だから撮影現場に立ち会うことにしたのだろうか?彼はワルツのシーンに不満を露わにし、ヤコーバの相手役を申し出た。ふたりの息はぴったりで、夢のように美しいシーンが実現する。ヤコーバは撮影中なのも忘れ、官能的な喜びが全身に蜜のように広がるのを感じた。ああ、でも彼に惹かれてはだめ。わたしの素性が彼に知れたら、恐ろしい復讐劇が起こるから!地中海の小国イリュリア公国の統治者一族である三兄妹の物語の最終話。多くの困難を乗り越えてプリンス・マルコが禁断の恋を実らせる。
ビジネスリーダーやスペシャリストたちは、どのようにして育成されるのか。そのキャリア支援はどのように行われるべきか。詳細な事例研究をもとに考察する。
アスレチックジムの経営者として成功し、充実した日々を送っているクリッシーは、誰にも言えない秘密を抱えていた。ひょんなことから知り合った小児癌専門医のジョシュは、親身になってそんな彼女の相談に乗り、励まし勇気づけた。なんてすばらしい人なのかしら。その上、とてつもなくセクシーだし…。すっかりジョシュに魅せられたクリッシーは、ある晩ついに彼とベッドをともにしてしまう。その数週間後、妊娠していることを知ったクリッシーは、喜びを抑えきれずにジョシュに報告した。ところが彼はまるで別人のように豹変すると、冷淡に言い放った。「子どもなんて欲しくない。きみはぼくをはめたのか?」。
冷酷な姉姫と巧みな奴隷調教師の技により、敗北した白百合の剣士こと、ブリジット姫。王座を奪われた彼女は、奴隷に堕ちた剣士として慰み者になるしか生き残るすべはなかった。宿敵の奴隷商人たちの眼前で自慰を披露させられ、破廉恥なドレスを着きたまま町中で娼婦として痴態を晒す仮面王女は、次第に後戻りできないマゾヒスティックな悦びに身を震わせる…『白百合の剣士』第一巻から(2)至る間のブリジットへの被虐調教を、濃厚なイラストとともにおくる書き下ろし短編『白百合の剣士堕つ』に加え、『二次元ドリームマガジン』に掲載され、好評を博した短編小説を多数収録。各作品ごとにそれぞれ8〜10枚の挿絵が配置された、本レーベル史上最多イラスト数でおくる豪華短編集。
「タイタニック号と共にしずんだ、ミステリーをさがせ!」名探偵ヴァンドゥーゼン教授(別名:思考機械)の指令をうけ、ユウタたちは航海前夜の港にとぶことに。そこで待ち受けていたのは、あの人と…アノ人も!?個性的な世界の名探偵と、豪華パズルが満載の、頭脳派ミステリー、待望の第二弾!小学校上級から。
彼はなぜ、ここがわかったの?スペインの隠れ家に現れた夫を見て、エミリーは愕然とした。身重の彼女を疎んじ、秘書と一夜を過ごした夫に愛想を尽かし、ロンドンの家を出てから一年余りが過ぎていた。「僕はすでに目的を果たしたよ」エミリーがはっとして夫の車を見やると、そこに息子の姿が。「子供と離れたくないなら、僕についてくるんだ」半ばさらわれるようにして彼女が連れていかれたのは、フランスのロワール渓谷にある古城だった。夫は私と息子を幽閉するつもりなのだろうか。
学園周辺になぜか頻発する怪異事件を極秘裏に処理する、秘密チーム「退魔生徒会」。今度は学園を離れて奈良京都へ修学旅行なのだけど…。おとなしくしているはずもない、ヨハンや葵。さらに修行もセットという、気の抜けない旅行に。加えて、現地の学校にも退魔生徒会はあり、苺はそこでモテモテに。チャーリーは渡会の熱烈アプローチに、高尾先生のことを真剣に考えはじめ、鱗は鱗で「婿殿」と呼ばれる始末…。どうなるのこれ!?すっかりおなじみ、TRPG『真・女神転生TRPG魔都東京200X』リプレイ・シリーズ第6弾。
非道な独裁者として恐れられた男を父に持つレクシーは、人生を見つめ直したくて、インド洋に浮かぶ島国モラーツを訪れた。ここ二カ月ほどつきあってきたガスターノ伯爵とは別れるつもりだが、モラーツの空港に降り立つと、当の伯爵が待っていた。連れていかれたパーティで彼の態度に辟易し、レクシーは、ふと目が合った男性に話しかけた。力強い魅力にあふれた彼こそ、モラーツの君主ラフィークだった。レクシーは知る由もなかったが、彼は過去のある事件のためにガスターノ伯爵に復讐を誓う身で、レクシーに利用価値がありそうか、思案していたところだった…。
メラニーには消したくても消せない一夜の記憶がある。親友の結婚式の後、新婦の兄ジャックと甘美な時を分かち合った。暗闇の中で、メラニーは身も心も完全に彼に委ねてしまうが、翌朝、夜明けとともに照らし出された自らの過ちに愕然とする。“きっと帰ってくる”とだけ言い残し、彼は行き先も告げずに彼のもとを去っていった。ジャックは妹のリサから、女の子が生まれたという知らせを受ける。妊娠すら知らなかった彼にとって、姪の誕生は寝耳に水だった。妹の結婚式以来、十五カ月ぶりに帰郷した彼を、子供を産んで幸せいっぱいのはずのリサが怒り顔で出迎えた。おまけに赤ん坊の姿も見当たらない。困惑する彼に、リサは言った。「兄さんはきちんと責任を取るべきだわ」。