詩に、小説に、評論に、多才を発揮し、常に文壇の先駆者として新生面を切り拓いた文豪・佐藤春夫。その活動の軌跡を余すところなく伝える決定版全集。本全集で初めて書簡を収録するほか、詳細な人名索引を付し、作家の生涯と作品を再現する。
遠い古代から連綿と続く「狭衣」の一族。彼らは、冥府の女神伊邪那美に仕える巫女、狭衣媛の末裔たる巫覡の一族だ。首藤鷺丸、本宮鸞、結城鷹彦、本宮女鳥の兄弟、いとこたちは、皆その血を引く者。「狭衣」は、塞の神に通じ、境界を守護する神のことである。神の末裔たる彼ら「狭衣」の一族は、皆それぞれに不思議な力を持っている。そんな彼らに、ある難事件が持ち込まれた。急逝した日本画の大家、井崎天竜の遺作「桜闇」の中に人の顔らしきものが浮かびあがり、それが「般若の面」だという。鷺丸たちは、その謎に挑戦するのだが…。
宮本百合子の激動の生涯と文学の風景。愛と自由の精神にあふれ、「伸子」「播州平野」などの名作を残した作家ー生誕100年記念。
ある夏の日、元級友の秋絵の故郷を訪れた一と美雪は、雲場村に伝わる雷祭に参加することに。そのさなか、殺人は起きた。死体の上に置かれた何百、いや何千という数の空蝉(蝉の抜け殻)…。まるで隠された悲しい秘密を象徴するかのように。
詩に、小説に、評論に、多才を発揮し、常に文壇の先駆者として新生面を切り拓いた文豪佐藤春夫。その活動の軌跡を余すところなく伝える決定版全集。本全集で初めて書簡を収録するほか、詳細な人名索引を付し、作家の生涯と作品を再現する。
変態生徒会長・華月院みちるたちから酷い仕打ちを受けた須藤泉は、体を張って庇ってくれた生徒会執行部監査委員長の桜之宮京と心を通わせあう仲に…。だが、桜之宮に対し疑念を抱いている瀬川との関係は険悪になってしまう。瀬川が言うように彼が白百合の仮面を被っているとは思えないのだが!?お待たせの下巻!いよいよクライマックスに。
超ソコツ者の山根皓太は、入学式の前日に間違えて登校して、超絶美人の紅林芙蓉と出逢った。芙蓉に「仔猫ちゃん」なんて呼ばれて皓太はおかんむり。そこへ芙蓉のライバルで生徒会長の甲斐聖が現れて、皓太の取り合いを始めてしまった。昼休みには教室の前と後ろの扉から「こっちにおいで」攻撃が始まる。どっちも強引で、優しくて。どっちかなんて選べないっ。
詩に、小説に、評論に、多才を発揮し、常に文壇の先駆者として新生面を切り拓いた文豪佐藤春夫。その活動の軌跡を余すところなく伝える決定版全集。本全集で初めて書簡を収録するほか、詳細な人名索引を付し、作家の生涯と作品を再現する。
心に残る思い出の街、夢に見たあこがれの街。人々との出逢いに、私はときめきます。TBSラジオ好評・放送中。
現代文明を捨て、自然との共生をめざしたコミューン運動「葦の会」。学生時代に参加し、十五年ぶりに再訪した医師・式根を待っていたのは、ブナの森深く、荒廃した無人の入植地跡だったー。理想社会を夢見て残ったはずの恋人と友人はどこへ消えたのか?そこで起こった怪死事件は果たして事故か。それとも森に潜む「誰か」が殺したのか?ミステリーとメタフィクションの完全なる融合。
詩に、小説に、評論に、多才を発揮し、常に文壇の先駆者として新生面を切り拓いた文豪佐藤春夫。その活動の軌跡を余すところなく伝える決定版全集。本全集で初めて書簡を収録するほか、詳細な人名索引を付し、作家の生涯と作品を再現する。
通常の経済学が「消費税率が上がれば物価は上がるか下がるか」のように変化の方向を問題にするのに対して、計量経済学は「消費税率が3%から5%へ上がると物価は何%上がりそうか」と変化の大きさを問う学問です。本書は経済学・統計学・数学の三位一体といわれる計量経済学への「ガイド付きツアー」のようなテキストです。既刊のあらゆる入門書を読む前の「入門の入門」テキストとなるようにまとめました。