台所の茶碗洗いをしながら「ヒルナンデス!」をかけていたら、ハウスクリーニングのプロに来てもらって大家族の家のお掃除をするという。
そこの長女は自分の持ち物も少なく、整頓された綺麗な部屋で生活することのメリットをわかっているように観えた。
問題は、大家族を支えるために、一日中家事とパートに追われるお母さんだ。
日々、切り詰めた生活を送っているためだろうか……最後まで 「まだ使える物を手放すこと」 に納得がいってないようだった。
片付けをしないと掃除に到達しないのだが、そもそも片付けと掃除はそれぞれ別の作業である。
そして片付けというのは本人が「片付けよう」「所有しているモノを適正量にしよう」 「片付いたお部屋で理想の暮らしをしよう」
と決意させることがなにより難しいのだ。 近藤麻理恵さんの本が世界的にヒットした理由はそれだと思う。
片付けのことを語る