ファンには有名な話なのだろうが、少し前に秋元康氏が語っていた坂道グループ誕生秘話が面白かった。
当初AKB48はデフスターレコード(ソニー系列)に所属していたのだけど、その後キングレコードに移籍。移籍後に大ブレークを迎えて、それにあやかろうとソニーが初期のベスト盤を出そうと画策。そこに秋元氏が出した条件が、アルバムタイトルを「逃した魚」にする事(実際は「逃した魚たち」というタイトル)。
その条件を呑んだソニーに、じゃあそちらでももう一回やりますか、と始めたのが乃木坂46だったというお話。レコード会社が違うので公式ライバルという設定を作ったのだとか。
秋元氏というのは毀誉褒貶激しい人だとは思うけど、喋ってるの聞いてると昔のおっさん業界人そのままなんですよね。悪巧みするイメージだけど実は無邪気というか。
まあ、年齢と影響力の割に無邪気すぎるし、何よりおっさん的思考がちょっとアウトだったりするのですが。
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