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《平家物語/第九話》
・太宰府を追われる平家一門、失意の清経が箱崎の海に身を投げる。誠実さも恩義も通じないと嘆く姿は宗盛すらタフに見えてくる。
・母と再会したびわ、元の名はあさぎ(浅葱?)と知る。母のように、何もできなくとも祈り見届けることを役割に。
・屋島に落ち着き備中水島での反撃、義仲の最期から一ノ谷の悲劇へと一気に描く。敦盛が熊谷直実の一騎打ちに挑んだ経緯として、清経に雄々しく戦うと誓った場面が活かされる。