僕は6歳から11歳の頃までニューヨークに住んでいたのですが、日本に帰って来た時にはカルチャーギャップを感じました。
たとえば、学校で第二次世界戦争について教わることについても、日本とアメリカの教え方は全く違います。
僕はアメリカで最初に学んでいたので戸惑いがありました。
また、中学校の頃いじめられたことがあったのですが、先生に「やめさせてください」と言っても先生達は何もしてくれず、その時もアメリカと日本は違うと思いました。
アメリカでは、どんなことがあってもとにかく自分の意思を伝えないとダメ、周りの大人に言ってわかってもらってそれが改善に向かっていきます。
日本では、自分の意見を言おうとしてもそれを無視されたり完全に拒否されたりすることがあります。でも、「なんで?」と自分が納得をしないことについて聞けなかったり、一方的に「言うことを聞け」と言われるシステムはよくないと思います。
学校でも会社でもこういう業界でも、自分の意見があってそこから何かにつながるかもしれないし、意見を言うということは自由なはずです。
逆に言うと、日本にはそういうある種のストイックさも必要なんだとも思いました。
海外は何かとフリーダム過ぎて、自分で考えるというより周りが動く傾向がありますが、日本は一人一人が自分の力を極めていかなくてはいけないという面においてそのアイデアややり方はありだと思います。
ただ、それをしていい場合としてはいけない場合がまだあまり明白ではないような気がします。
世界で活躍するあの人に学ぶ有名人の英語ライフ モデル・栗原類さん