【大きな環境変化の中にある公共図書館。創造、共創を経てどのような改革がなされ「成功事例」が生み出されたのか、具体的なエピソードと共に明らかにする】
この図書館がなぜ『賑わいのある図書館』の旗を掲げて
動き出して行ったのかをできる限り、
そのプロセスとともに書いたつもりである。(略)
公共図書館は大きな環境変化の中にいる。
非正規雇用職員の増加や指定管理者への委託も目立つ。
中央図書館から始まった改革が
図書館を含めた複合文化施設全体にまで浸透し、
メディアコスモスが、まちや人々との関係性にどのような影響や
イメージを与え続けて来たのかについても後半で述べる。
中心市街地の賑わいにどのような役割を図書館が果たせるかは、
これからも全国各地の市町村の大きな課題であり期待でもあるので、
私たちの取り組みが、何かの励ましや役に
立つことができればということは私の願いでもある。(略)
では、今も年間130万人もの来館者を数える
賑やかで楽しい図書館は、どうやって生み出されて来たのか。
ものがたりを語り始めて行こう。
(本書「はじめに」より)
第1章 岐阜をめざして
東京を離れて岩手へ
震災のあとで
手渡された一冊の本
SNSで流れてきた館長公募 ほか
第2章 今やれることはすべてやる。開館前の意識改革
暗中模索の日々の始まり
図書館の第一印象
初めての職員朝礼
朝礼を変えるための秘策
何を目指すのか。それがない
開館を駆け抜けるための秘策
全員でワークショップ ほか
第3章 やらされごとからジブンゴトへ
コミュニケートするための武器をつくる
本棚を創るのは司書だけじゃない
展示グローブ
オブジェづくり
メッセージをPOPに込める
子どもの声は未来の声 ほか
第4章 開館。興奮と狂騒の中で
オープンの日
司書たちの苦悩
館長の50選と開館までの歩み展示
心の叫びを聞け!掲示板 事始め
余波続く日々
本と人をつなぐトークの場に
みんなのおたからマップ
張り紙の憂鬱 ほか
第5章 図書館がメディアコスモス全館を包み込んだ
シビックプライドを掲げて
メディコス全職員に訴える
若手プロジェクトチームの結成
アートでつなぐ市民協働
全館をつなぐ広報メディアを創ろう
シビックプライドプレイスを構想する
編集する力を身につける
どこコレ!展示の力 ほか
第6章 プロデューサーの仕事を終えて図書館から「本のまちづくり」へ
伊東豊雄さんとの対話
これからの図書館にまちづくり視点は外せない
おしゃべりできる図書館への転換を
図書館をまちにひらく
市民参画、市民活動とどう交わるのか
本のまちづくりは始まっている ほか
図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をデータ/事実/エビデンスに基づいて考える視点や道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする図書館情報学の入門書。
実は全国で続々と図書館が誕生しているのをご存知ですか?
しかも、サードプレイスとしての図書館や有名建築家の手掛けた図書館
図書館以外の施設も含まれた複合型の図書館など
ユニークな取り組みをしている図書館が増えています。
本書では東は北海道から西は沖縄まで
2000年以降に建てられた図書館のなかから
ぜったいに行ってほしい45の図書館を厳選して紹介しています。
旅の目的地にしたい美しく、居心地のよい図書館ばかり。
いつまでもいたくなる本に囲まれた、素敵な空間を堪能ください。
【もくじ】
東日本
荒川区立中央図書館(ゆいの森あらかわ)/本の森ちゅうおう(中央区立京橋図書館)
杉並区立中央図書館/武蔵野市立ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス
小平市立仲町図書館(なかまちテラス)/多摩市立中央図書館/神奈川県立図書館 本館
大和市立図書館(大和市文化創造拠点シリウス)/さいたま市立大宮図書館/茨城県立図書館
那須塩原市図書館みるる/太田市美術館・図書館/小布施町立図書館 まちとしょテラソ
ターントクルこども館(やいづ えほんと)/須賀川市中央図書館(須賀川市民交流センターtette)
南三陸町図書館(南三陸町生涯学習センター)/こども本の森 遠野/市立米沢図書館(ナセBA)
由利本荘市中央図書館(由利本荘市文化交流館カダーレ)/札幌市図書・情報館(さっぽろ創世スクエア)
column 新しい文学館
早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)/魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)
西日本
富山市立図書館本館(TOYAMA キラリ)/砺波市立砺波図書館/石川県立図書館
金沢海みらい図書館/野々市市立図書館(学びの杜ののいち カレード)
岐阜市立中央図書館(みんなの森 ぎふメディアコスモス)/小牧市中央図書館
守山市立図書館/こども本の森 中之島/読書の森 松原市民松原図書館
和歌山市民図書館/神戸市立西図書館(なでしこ芸術文化センター)
瀬戸内市民図書館 もみわ広場/まなびの森 新見図書館(新見市立中央図書館)
福山市中央図書館/周南市立徳山駅前図書館/土佐市立市民図書館(土佐市複合文化施設つなーで)
ゆすはら雲の上の図書館(梼原町立図書館)/北九州市立子ども図書館
ミライ on 図書館(長崎県立・大村市立一体型図書館)/五島市立図書館
竹田市立図書館/天草市立中央図書館(天草市複合施設ここらす)
都城市立図書館/宮古島市立図書館(宮古島市未来創造センター)
column 図書館の新しい試み
可児市立カニミライブ図書館/高知こどもの図書館
column 民間の新しい図書館
地中図書館/角川武蔵野ミュージアム
学校図書館を改築・改修する際,学校図書館担当者が図書館について学校側,設計者と対話することが重要です。このブックレットは学校の教職員,教育委員会の施設担当者,設計者・施工者等,関係するすべての人を対象に,学校図書館に関する基本的な共通認識が得られることを企図して作成しました。
対話のための6つのポイント,学校図書館部会が作成した「学校図書館施設設備基準」,図書館建築専門家による「対話に基づく学校図書館の計画に向けて」,各種図面のチェックポイントなど,学校図書館の施設・設備を十分に整えるために必要な事項が網羅されています。
「対話」がつくる学校図書館施設の大切さを,本書で実感してください。
はじめに
解説 これからの学校図書館施設を考えるために 対話のための6つのポイント
(別添)新図書館のための確認・検討事項チェックリスト
学校図書館施設設備基準 第2版訂正版
対話に基づく学校図書館の計画に向けて(中井孝幸)
配架計画の検討の流れと各種図面のチェックポイント
用語解説
法令の関係条文
あとがき
王立図書館で出会った、人見知りの最年少『魔術師』エクシアと第一王子のアイヴァン。ランタン祭りのダンスパーティーを共に過ごし、その関係は”図書館の案内人と王子”から着実に変化していく。だが、二人の想いとは裏腹に図書館と王宮の対立は引き返せないところまで深まりつつあった。平和を願い行動するアイヴァンが窮地に立たされる中、狙われたのはエクシアでーー!?
「これは王宮の図書館に対する宣戦布告だ 故に図書館は『閉館』するんだよ」
最後の鍵を握るのは、アイヴァンの探し物。その謎を解き明かして彼を助けるため、エクシアは自分の意思で踏み出しーー
角川ビーンズ文庫発の本格ビブリオファンタジー、堂々のフィナーレ!
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
学校司書って、どんな仕事をしているかご存知ですか?
本書には「学校図書館あるある」のネタが満載。新米ながら、小学校、中学校の複数校勤務で奔走する学校司書の、3年間の記録を、楽しいまんがと共にお届けします。
4章では、ノンフィクションライターでもある著者の「自主研修」を題材にした、「葛飾区学校図書研修会に行ってみた!」「レジェンドに会いに行ってみた!」「複数校勤務の先輩たちに聞いてみた! 」といった3本のルポも掲載。学校司書の苦悩と希望を赤裸々にあぶりだしています。泣いて笑って、考えて、明日への元気がわいてくるミラクルな一冊です。
また、司書だけではなく、中・高校生や、一般の方が読んでも「おもしろい!」、抱腹絶倒のまんが「ミッション本ポッシブル」を1話ごとに掲載。クスッと笑える箸休めや、コラムも充実していて、幅広い層のみなさまにお楽しみいただけます。
〜理想にはまだまだ遠く……。モヤモヤしたり落ち込んだりもする日々ですが、胸アツな瞬間もたくさんあって、私の背中を押してくれるので、理想に向かってまた、元気に頑張ろう‼︎ と思えるのです〜『新米司書フントー記』より
図書館に住みたい! 2019年末に建ちあがった、膨大な蔵書を収める家〈森の図書館〉。2人の施主が、普請のプロセスや、そこで過ごすなかで考えたことをつづり、デジタルだけでは実現できない、「本のある空間」の効用をさぐる。書架の写真はもちろん、建築家の寄稿や図面類も多数収録。蔵書と家と人との関係をめぐる実践的ドキュメント。
学校図書館にかかわる研究者や司書教諭・学校司書等,さらには公共図書館員が現場で取り組んできたさまざまな理論や実践報告を集成。
学校図書館関係者をはじめ,学校の管理職や教員,ICT教育担当者等が活用してほしい一書である。
1章 学習の基盤となる資質・能力を教科横断的に育成する
2章 学校図書館の基本を押さえ校内教職員と共有する
3章 読書活動と探究的な学びについて考える
4章 学校図書館の整備・運営を進める
5章 小学校・中学校の図書館活用を進める
6章 高等学校の図書館活用を進める
7章 特別支援学校の図書館活用を進める
8章 学校図書館のDX化を進める
人々の苦境・多くの社会課題と,デジタル社会に向けた大きな変化のなかで,図書館に課せられた役割とは。社会基盤の1つとしての公共図書館の機能・課題を整理し,先進事例も多数紹介。新しい時代・社会における図書館の可能性を学び,考えるためのテキスト。
第1部 図書館の役割と機能
1章 社会のなかの図書館・図書館員(川戸理恵子/山田美幸)/2章 図書館の機能(田嶋知宏)/3章 知的自由と図書館(山口真也)/4章 情報の今日的意味(田中伸樹)/5章 図書館の情報組織化(竹之内禎)/6章 IT技術の社会普及を担う図書館(深水浩司)/7章 著作権ビジネスと図書館(石井大輔)
第2部 苦悩する市民社会と図書館──図書館は挑戦する
8章 格差に挑む図書館(坂本俊)/9章 マイノリティのための図書館(立花明彦)/10章 次世代市民の育成・教育を担う図書館(松戸宏予/渡辺志津子)
第3部 未来社会に貢献する図書館
11章 キャリア支援/ビジネスと図書館(家禰淳一)/12章 フィナンシャル・リテラシーと図書館(千錫烈)/13章 メディカル/ヘルス・リテラシーと図書館(中山愛理)/14章 イノベーションと図書館(望月道浩)/補章 アメリカと韓国の図書館政策(橋本麿美/ユン・ユラ)
【コラム】
1 グローバルに司書資格の学びを活かそう (増田和子)
2 図書館で働くということ:あるキャリアの記 (前川和子)
3 再びの惨事を回避するには,“知る”ことが先決 (西河内靖泰)
4 図書館が拓く,人とAIの未来のつながり (榎本裕希子)
5 半世紀前の大学図書館では膨大なカード目録の作業はプロしかできなかった (山中康行)
6 自由につながる図書館へ:AI時代のサービスとは (吉本龍司)
7 学会に予想もしなかったオカネが入った?! (山本順一)
8 非正規司書の声を聞いてほしい (糸川唯)
9 スマートなebook端末アプリがほしい (沖田克夫)
10 ユネスコの'メディア情報リテラシー'推進プログラム (村上郷子)
11 日本の図書館にもDX能力とUX重視が望まれる (橋本あかり)
12 広がるシェア型図書館 (山本慎一)
13 図書館がなくなる?! 図書館でお泊り会?! (中戸川陽子)
14 近未来の大学図書館:デジタル・ライブラリー (加藤信哉)
15 アメリカに見る市民による図書館づくり (豊田恭子)
☆☆☆図書館は最高のプレイスポット?☆☆☆
☆☆☆読むだけで楽しくなる図書館の使い方をお教えします!☆☆☆
特に海外の映画を観ていると、
作品の舞台が図書館になっていることがありませんか?
・恋愛映画で出会いや再会の舞台になっていたり、
・ホラーやサスペンスで亡霊の正体や恐怖の歴史を暴いたり、
・ヒューマンドラマで読書で人生を華やかに変えていたり、
・アドベンチャーの宝探しが図書館から始まっていたり……
こういう「図書館映画」は意外に多いと思います。
じつは図書館は、本を読むだけ借りるだけの場所ではありません。
人生を大きく変えることができたり、日常に何気ないエッセンスを加えたり、
エンタメ度が高い最強のプレイスポットでもあるのです。
☆☆☆「あの映画」で観たストーリーが我が身に降りかかる!?☆☆☆
☆☆☆映画好きの司書が教える“遊ぶ場所”に図書館を加える方法とは☆☆☆
前著『読書が苦手だった司書が教える 世界一かんたんな図書館の使い方』にて、
読書が苦手だったことを明かした著者ですが、なぜ司書になったかというと、
じつは映画の影響が非常に大きいのです。現在も洋画を中心に観続けています。
「ラ・ラ・ランド」「きみがぼくを見つけた日」
「セックス・アンド・ザ・シティ」「ハンニバル」
「死霊館のシスター」「IT/イット」「サイレントヒル」
「バービー」「リトル・ダンサー」「ヒューゴの不思議な発明」
「アメリカン・アニマルズ」「ハリー・ポッターと賢者の石」
「ナショナル・トレジャー」「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」
「耳をすませば」「パブリック 図書館の奇跡」……
本書ではこれらの図書館映画を切り口に、世界中&日本中の図書館を紹介しながら、
「こんな使い方、遊び方、楽しみ方がありますよ」というご提案をしていきます。
「え、そんなに図書館って楽しかったの?」となること間違いなしの1冊です。
【もくじ】
はじめに 図書館は人生を彩るプレイスポット
第1章 図書館で「出会える」のは本だけじゃない
第2章 「怖い図書館」では何でも調べられる
第3章 図書館は人生が輝かせる「華やかな舞台」
第4章 どんな難題も謎も図書館で解ける
第5章 司書がこっそり教える「図書館の裏側」
児童書を扱う図書館では「ページがはずれた、背表紙が壊れた」といった壊れた本の修理が大きな課題です。この本では、傷むことの多い児童書の本の修理に焦点を当てて、本の修理の現場で培われてきた、身近な道具で手早くできる簡単な本の修理法を、写真とイラストでやさしく紹介します!
読書バリアフリーへの関心は高まりつつありますが、まだまだ取り組みとして普及しきってはいません。また、読書バリアフリー法の対象である「視覚障害者等」に含まれない、読書に課題を抱えている人たちがいます。
本書は、実際に読書バリアフリーに取り組んでいる8つの事例を紹介しながら、読書や図書館を取り巻く様々な課題について取り上げています。人々の多様な読書ニーズに寄りそった図書館の環境づくりや対応のあり方を一緒に考えていきましょう。
序章 多様な読書ニーズとそれを支える図書館サービス
序.1 読書バリアフリーへの関心の高まり
序.2 もっと多様な人たちが読書バリアフリーを求めている
序.3 本書の構成と概要
第1章 視覚障害者だけでなく「視覚障害者等」を意識した図書館サービス
1.1 視覚障害者だけでない「視覚障害者等」
1.2 「視覚障害者等」を意識した図書館環境・サービスの現状
コラム 「発達性ディスレクシア」名古屋市志段味図書館での取り組み 名古屋市志段味図書館
第2章 手話と図書館
2.1 言語としての手話
2.2 手話を用いた情報提供・図書館サービス
(1)図書館の取り組み
(2)聴覚障害者情報提供施設の取り組み
コラム 「手話は言語です」 名古屋市守山図書館
コラム 場の共有と同一・同等の情報保障をめざして 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
第3章 認知症の人への図書館サービス
3.1 「超高齢社会」を迎えて
3.2 図書館における認知症バリアフリーの推進に向けて
コラム 「認知症の利用者と一緒に取り組む図書館サービスについて」 八王子市教育委員会
コラム 地域の中における認知症バリアフリーに向けた取り組み 川崎市宮前図書館
第4章 外国にルーツのある人への図書館サービス
4.1 外国にルーツのある人の現状
4.2 多文化共生に資する図書館の「多文化サービス」
(1)「多文化サービス」の意義と位置づけ
(2)「多文化サービス」の現状と課題
(3)「多文化サービス」実践上の工夫
コラム 当館で取り組んでいる多文化サービスの実践について 豊島区立図書館
第5章 性的マイノリティと図書館
5.1 国際的な潮流と国内動向
5.2 図書館としての取り組み
第6章 遠方の人にも図書館を身近に
6.1 図書館は誰にとっても身近に存在しているのか
6.2 「アウトリーチサービス」の主なアプローチ
(1)移動図書館
コラム 空とぶ図書館の実践について 沖縄県立図書館
(2)郵送や宅配
(3)電子図書館
第7章 いのちとくらしに直結した図書館
7.1 患者にとっての「患者図書館」の意味
コラム 病院患者図書室の読書文化・環境多様性 千葉県済生会習志野病院
7.2 生活の場としての福祉施設と図書館
第8章 更生と社会復帰を支える図書館
8.1 刑事収容施設の種類と収容者の現状
8.2 刑事収容施設の読書と図書館
(1)法令上の位置づけ
(2)現状と課題
(3)ある刑事施設の事例
終章 まとめと展望
図書館には調べ物に役立つ便利なデータベースが揃っています。
でも、「使い方が分からない」「そもそもどういうデータベースがあるの?」といった人もいるのでは?
本書では図書館で使える主要なデータベースと、Webで使える無料のサービスの使用方法を紹介。
図書館での蔵書検索や、キーワードを使った検索方法についても、やさしく解説。
2022年に刊行し、好評を博したデータベースの使い方の入門的ガイドブックの改訂版。
図書館ユーザー、図書館員…、図書館にかかわるすべての方々必読の一冊!
2026年春から読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
土曜夕方5時30分枠にてTVアニメ放送開始!(※一部地域を除く)
TOKYO MXでも放送決定!(※放送時間は未定)
2025年7月から読売テレビ、TOKYO MXにてTVアニメ1期〜3期再放送開始!
読売テレビ:7月3日から毎週木曜25時34分〜
TOKYO MX:7月7日から毎週月曜21時25分〜
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。
第56回星雲賞「日本長編部門(小説)」受賞!
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)殿堂入り!
シリーズ累計1200万部突破!(電子書籍を含む)大人気ビブリア・ファンタジー第四部コミカライズ第11弾!!
公共図書館のシステム構築に長年携わってきた経験から、本を通じた地域活性化の取り組み、困難を抱えた人々のための利用環境づくり、情報化社会でのあり方、さらには職場での人間関係や働き方の課題など、図書館の「いま」をめぐるさまざまな事柄を展望する。
まえがき
第1章 まちと向き合う
地域と図書館と出版社のコラボーー佐倉市立志津図書館の本気(マジ)BOOKフェス2019
高齢者の健康維持に図書館ができることーー山武市の「転倒骨折予防プロジェクト」
緩やかに人と人をつないでいくーー名古屋市図書館の「ここにもライブラリー」と「シバテーブル」
まちの暮らしとともにーー豊橋市まちなか図書館
町の歴史を知りたいーー大森町を元気にするプロジェクト
市民でつくる歴史のアーカイブーー宝塚市立図書館の市制七十周年記念イベント、宝塚学、マチ文庫、「生きるのヘタ会?」
本を通してまちと関わるーーISまちライブラリー、松が丘はりねずみ図書館、広陵まちじゅう図書館
第2章 やさしさと向き合うーー認知症、マルチメディアデイジー図書、LLブック
「認知症の人にやさしい小さな本棚」研修から
重度障害者の就労を支援ーー重度障害のある方によるマルチメディアデイジー図書製作の報告会
「LLブックをつくろう」研修奮闘記
第二十回LLブックセミナーin大阪市立中央図書館
第3章 情報と向き合うーーオンラインセミナー、ウィキペディアタウン、聞き書き甲子園
共同知を編集する図書館ーーヒト・モノ・コトを結ぶ場づくり
ソーシャルイノベーションを巻き起こす図書館ーーこれからの司書のスキルを考える
恩納村文化情報センターと恩納村ウィキペディアタウン
「名人」の知恵にふれるーー高校生たちの聞き書き甲子園
第4章 デジタルと向き合うーー情報リテラシー、AI、電子書籍
インターネットとの付き合い方を図書館で学ぶーー子育て世代向け講座「ネット情報の海に溺れない学び方・学ばせ方」
はまどおり大学オンライン講演会「ネット利用に潜む危険性についてーー子どもたちの現状」
学校でのデジタルメディアの現状と未来への期待ーー「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?」シンポジウム
AI時代に「紙の本」「レファレンス業務」は必要かーー身体性認知論から考える
電子書籍の未来はーー電流協電子図書館セミナー「電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023」
電子書籍を作ってみるーーRomancerで電子書籍の作成体験
第5章 仕事と向き合うーー会計年度任用職員制度、働き方のコミュニケーション
非正規雇用の待遇改善を目指してーー図書館問題研究会第六十六回全国大会について
現場からの多様な声を聞くーー「「女性」から考える非正規公務問題」シンポジウムに参加して
心理学を職場の人間関係に生かす
仕事に取り組む心の健康ーーワーク・エンゲージメントの紹介
国会での議論の重要性ーー衆議院第二議員会館での「図書館の現状と改革の課題」鼎談
あとがき
2017年より定期刊行物として発行していた「未来の図書館 研究所 調査・研究レポート」を,書籍としてシリーズ化した最新作。
本号には主催シンポジウム「図書館と居場所」の記録を収録している。そのほか,「オンリーワンの居場所を目指し続けて」「公共図書館の目指す価値と蔵書構成の実際」「広域連携によってできること」三つの論考を収めた一書。
・図書館と居場所
シンポジウムテーマの趣旨/戸田あきら
講演「子ども・若者の居場所と図書館」/青山鉄兵
講演「居場所づくりの実践から」/森田秀之
・オンリーワンの居場所を目指し続けて --私たちの図書館づくり/新居千秋
・公共図書館の目指す価値と蔵書構成の実際 --蔵書分析が示すもの/大場博幸
・広域連携によってできること --人口減少と「圏域」電子図書館/磯部ゆき江
待望のリブラリアン・ファンタジー、再始動。
マツリカが、キリヒトが、帰ってきた。
囚われた魔女を救うべく、仲間たちは雷鳴轟く山峡の砦を目指す。
風が唸り、雷が轟く「霆ける塔」に囚われた図書館の魔女・マツリカ。宿敵ミツクビの罠にかかり、閉ざされた山城で彼女を待つのは、夜毎降り注ぐ稲妻と奇妙な因縁を背負う砦の主。脱出の糸口を探るマツリカを、新たな謎と出会いが待ち受ける。一方遠く離れた故郷では、ハルカゼ、キリン、そしてキリヒトたちが、マツリカ救出のため立ち上がる。
彼らは、わずかな手がかりと研ぎ澄まされた知恵を武器に、雪深い山脈を越え、未踏の隠し砦を追う! 強靭な意志と絆が試される極限状況の中、マツリカは、そして仲間たちは、この絶望的な状況を打ち破ることができるのか?
メフィスト賞が生んだ弩級のファンタジー「図書館の魔女」。シリーズ最新作がついにそのベールを脱ぐ。
「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」
「下町のロボット」「蚊にピアス」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」
「人生が片付くときめきの魔法」「からすのどろぼうやさん」
「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」
「八月の蝉」「大木を抱きしめて」
「昔からあるハムスターみたいな本」
だいぶつじろう 池波遼太郎
……
利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力にリスペクト。
SNSでもバズりがとまらない!
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント。
あなたはいくつ答えられる?
* * *
本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。
そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。
本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。
読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください!
* * *
[もくじ]
○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました
○厳選! 覚え違いタイトル集
○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って?
○おわりに みんなの図書館
* * *
イラスト:多田玲子
装丁+本文デザイン:大島依提亜
○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました
○厳選! 覚え違いタイトル集
○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って?
○おわりに みんなの図書館
○文庫版あとがき
30〜40代の子育て世代をターゲットにしたファミリーマガジン。母親だけの目線に落ち過ぎず、家族全員、大人も子どもも楽しめることをテーマに、甘過ぎないトーンで、毎号ワンテーマで特集を組んでいます。今回のテーマは「図書館と絵本」。日本のあちこちにある今、行きたい新しい図書館から、面白い試みの図書館など50箇所の図書館を一挙に紹介。その図書館が選んだおすすめの絵本4冊ずつも紹介しています。その他色々盛りだくさんの超保存版です!