クィアの視点から民俗学の新たな可能性を拓く。
“友情と恋愛の「好き」の違いがわからない。”“職場で自分がハラスメントしていないか心配。”“教室での生徒の居心地をよりよくしたい。”イマサラ聞けないLGBTQ+のギモンに答える入門書!
「ジェンダー平等」がSDGsの目標に掲げられる現在、大学では関連の授業に人気が集中し企業では研修が盛んに行われているテーマであるにもかかわらず、いまだ差別については「思いやりが大事」という心の問題として捉えられることが多い。なぜ差別は「思いやり」の問題に回収され、その先の議論に進めないのか?女性差別と性的少数者差別をめぐる現状に目を向け、その構造を理解し、制度について考察。「思いやり」から脱して社会を変えていくために、いま必要な一冊。
「スカートなんて着られない!」「男の子が気になるのはなぜ?」「ありのままの私じゃいけないの?」1クラスに2〜3人いるといわれるLGBT。子どもたちに寄り添うための本。
自分の居場所を探す人、誰かの居場所をつくりたい人へ。約40名のLGBT+のインタビューを収録!
カミングアウト、同性パートナーシップ、SOGI、セクシュアル・マイノリティー気持ちに寄り添い、理解する。
最近よく見かける「LGBT」という言葉。メディアなどでも取り上げられ、この言葉からレズビアン、ゲイの当事者を思い浮かべる人も増えている。しかし、それはセクシュアルマイノリティのほんの一握りの姿に過ぎない。バイセクシュアルやトランスジェンダーについてはほとんど言及されず、それらの言葉ではくくることができない性のかたちがあることも見逃されている。「LGBT」を手掛かりとして、多様な性のありかたを知る方法を学ぶための一冊。
いわゆる「パワーハラスメント防止法」が二〇一九年に成立し、あらゆる企業がLGBTに関するハラスメント対策をとり、プライバシー保護の対応を行うことが義務化された。しかし、未だLGBTに関わる政治家の失言やネットでの炎上事例は後を絶たない。本書では「よくある勘違い」を多くの実例をもとにパターン分けし、当事者との会話において必要な心構えを紹介。また、職場における実務面での理解も促す構成となっている。知っているようで知らない、LGBT「新常識」がここにある。
「LGBT」ってホントにクラスに1人いるの?どの子がLGBTか見た目でわかるの?じぶんの態度が子どもを遠ざけているの?LGBTの子がいる。どうしたらいいの?LGBTの子にどんなアドバイスを送ればいいの?一人ひとり性は違っていい。子どもの安心のために、親・先生が知っておきたい、実践したいこと。
「セクシュアリティの悩みが原因で、自分らしく働くことをあきらめたくない」本書はそんな思いをもつ方のための一冊です。LGBT就活生・転職者から実際に寄せられたリアルな不安に対する向き合い方と解決策をわかりやすく丁寧に解説します。LGBTの気持ちに寄り添い、理解するにあたって人事・採用担当者、チームリーダー、キャリアセンター職員などにとっても必読です。
法律成立までの経緯をたどる迫真ドキュメント。&論点や「懸念」をQ&Aで解説。
従業員が安心して実力を発揮できる職場をつくるために。よくわかるステップバイステップ。
あたたかいコミュニケーションをとるにはどうすればいい?カミングアウトを受けたら何と声をかければいい?職場の環境はどのように整えればいい?など、これからのダイバーシティ経営と向き合うためのコツをわかりやすく紹介します。
ピンクの三角形、ラヴェンダー狩り、ストーンウォールの反乱、ハーヴィー・ミルクの暗殺、エイズ危機、ヘイトクライム、数々の裁判、同性婚の実現…。LGBTの権利を求めて闘った100年にわたる歴史は、一進一退を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、時には劇的に、前へ前へと進められていきました。そこには、決して諦めることのなかった、有名無名を問わないたくさんの「ヒーローたち」の活躍がありました。歴史をつくるのは、人なのです。人と人のつながりが、歴史を動かし、未来を切り開いていくのです。
2023年6月「LGBT理解増進法」が成立。私たちは、本当は何を求めていたのか?