止まっているのに動いて見える、同じ大きさなのに違って見える、まっすぐなのに曲がって見える、無いはずなのに見えてくる…え?どうして?絶対そう見えるのに!?と驚き、呆れ、騙される快感をたっぷり味わえる錯視・錯覚の図形と画像一〇一点をクイズ形式で収録。テレビでもおなじみの杉原教授が、さまざまな錯視・錯覚を紹介・解説し、脳と認知のスリリングで楽しい世界へご案内します。不思議さがクセになる、知的刺激に満ちた一冊!
鏡に映すとまったく違った形が鏡の向こうに現れる、そのようなことを皆さん想像できますか?
この非現実的な出来事が現実に皆さんの目の前で起こります。
その名も「不可能立体」。
丸い形が鏡の向こうでは四角になる、右を向いた矢印が鏡の向こう側では左を向いている。
あるいは、3羽いるにわとりが1羽に減っている。
実在するある立体を見ているにもかかわらず、頭では考えられない不思議な現象。
このような、まるで映画の世界のようなことが現実に起こります。
今回は不可能立体の世界を体験できる実際の立体がセットに。
見るだけでなく、実際に自分の手で作れるペーパークラフトもついています。
目の前にあるものと鏡の向こう側にあるもの、それらが同一のものとは思えない不思議さ・不条理さを、ぜひ楽しんでみてください。
のぼりに見える坂道をビー玉がのぼったり、傾斜のある屋根の真ん中にビー玉がとどまったり、実際にはありえない立体を簡単に作れる工作キット。キットは全部で4種類。のりを使わず簡単にきれいに組み立てることができる。
錯覚は目や耳のような感覚器官に異常がないのにもかかわらず,実際にことなる知覚を脳が得てしまうことをいいます。私たちの脳は感覚器官が提供する「光」や「音」「におい」などの刺激情報をそのまま知覚しているわけではありません。安定した日常生活が過ごせるように脳の中で情報をさまざまに加工しているのです。これが錯覚を生み出すメカニズムで,このような知覚のしくみを解き明かす心理学が「知覚心理学」と呼ばれるものです。近年,錯覚はさまざまな分野で応用されています。視覚と運動の錯覚を応用したVR技術をはじめ,交通標識,体を動かさずに錯覚でリハビリする医療行為などにも応用されています。体験しながら錯覚を学べる本書をぜひご覧ください!
1錯覚はなぜおこるのか
錯覚とは
知覚心理学
環境と錯覚
感覚器と錯覚
複数の情報処理
錯視研究の意義
日常の錯視
2 錯視とは何か
視覚の恒常性
視覚のなりたち1〜2
知覚の原理
垂直水平錯視
オッペル・クント錯視
ポンゾ錯視
傾きの錯視
明るさの対比
ハーマン錯視
色対比と色残効
チェッカー・シャドー錯視
色の同化
水彩錯視
3 いろいろな動く錯視
オオウチシュピルマン錯視
シマシマドリフト錯視
ハイン錯視
四色錯視の回転錯視
ピンナ錯視
中心ドリフト錯視
フレーザー・ウィルコックス錯視1〜2
Column1 視覚刺激と運動錯覚
信じられない立体錯視
4 耳をだます錯聴とは何か
錯聴とは
聴覚のなりたち
聴覚の結合錯誤
視覚と聴覚
音による眼の錯覚
無限音階
聴覚パレイドリア
Column 2
雑踏でも注意した音が
聞き分けられるのはなぜ
5 舌をだます味覚の錯覚
味覚の錯覚
味覚のなりたち
味のパターンと錯覚
Column 3
味覚をだます
錯覚レシピ集
においと味覚の錯覚
Column 4
さまざまな役割がある
嗅覚の不思議
6 錯覚の応用
ファッションの錯視1〜3
化粧の錯視1〜2
幅錯視効果
Topics
視覚と身体の錯覚
ベクション
Column 5
運動していないのに
脳が勘違いする運動錯覚
「からだの錯覚」の研究者が、からだの不確かさや思い通りにいかなさに考えを巡らせる科学人文エッセイ!
知的好奇心を揺さぶる数々のからだの錯覚実験を紹介しつつ、「からだとは何か、脳とは何か」という人文的考察を深めていく。
知らなかった、意識していなかった「自分のからだ」のおもしろさが次々と襲いかかりるエキサイティングな研究と考察。「一冊読めばからだのことがよくわかる」と思っていたら、「なんだかますます分からなくなってきた」という不思議な読後感を味わえます。
▼第1章 どうしても思い出せない左手のこと
両腕を奪われたディフェンダー
髭にまとわりつくこの左手について
闇に葬られたエイリアンの行動記録
右の頬を打たれたら左の頬を差し出さずにはいられない
外向的な右手と内向的な左手
顔触を奪われることで奪われるもの
▼第2章 誕生日が1日ズレた自分を想像する
奇数が好きですか、偶数が好きですか
ブーバとキキの運動学
偶数と奇数を踏みつけてみたならば
ブーバ世界のカフェで賑わう4人の女性たち
自己愛をあたりかまわず転写するバースデーナンバー
誕生日をずらすことによるきもちわるさ
奇数が好きになる誕生日、偶数が好きになる誕生日
数字から豊潤な連想世界が広がる女性たち
歴史上、ただの一度しか許されない実験
▼第3章 20秒間でシャッターを1回だけ押す
生きているものたちのリズム、しなやかなメトロノーム
初めての実験、窮屈に押し込められたシャッターの音塊
好きにボタンを押してください、とはいうけれど
集団を使って緊張を突破しようとする者たち
授業の外に飛び出した集団フリーシャッター実験
集団心理は本当にシャッターチャンスを高めているのか?
自由意志はキリのよい時間に現れる
今日、私は◯◯くんに告白をする
▼第4章 半地下のラバーファミリー錯覚
(第0節 序)
現実と虚構を同一の地平で編み直す
(第1節 建築物が「家」になるまで)
身体に宿る家族的なハーモニー
(第2節 接合型パラサイトの諸相)
自分と他人の入り混じったもの
出来事の同期体験が「家族」をつくりだす
「におい」という宇宙
他人として出会い直される自分
(第3節 交換型パラサイトの諸相)
身体を収納する「一つ」の容器の潔癖
切断されたラバーファミリー錯覚の憂鬱
(第4節 不可視型パラサイト、そして約束された悲劇へ)
▼終章 ---会ったことのない同居人(半自己特論)
神経の通っていない自分、としての他人
物語を持たない人間の倫理
未開の皮膚、未開の骨、頻発する「ビッグバン」
デッドライン
あとがき
トリックアート図鑑のペーパークラフトキットシリーズ第3弾は、立体で形を整えるのが難しい作品に挑戦です! 既刊の2冊にも作品を提供してしていただいた杉原厚吉先生の作品で構成! 杉原先生は数学的に錯視を研究していて、立体の錯視の作品を日々作り出しています。今回は、国際イリュージョンコンテスト2018で優勝した立体錯視の作品を、作りやすく、かわいい形に設計し直した作品もあります。錯視の解説ページも充実!
【魔力なし】として生まれ、家族に冷遇されてきたサフィラスはある日、伝説の魔法使い
だった前世を思い出した。高度な魔法と知識で名門ブルームフィールド公爵家からの後援
を得て、平民として学院生活を送りながら騎士系優等生・パーシヴァルや公爵令嬢・アウ
ローラとの友情を育んでいく。そんななか参加した野外演習でサフィラスへの嫌がらせを
きっかけに魔蛇の襲撃が発生! サフィラスはアウローラと共に魔蛇の対処に向かうのだがーー。
キミは“自分は絶対にだまされない"なんて思っていない?
でも、キミたちのまわりには、じつにいろいろなワナがかくれている。
見えているのにそこにはないもの、同じものがちがって見える瞬間!
本に登場するキミを錯覚させる18のトリックを見やぶれば、この世界の見え方もきっとかわってくるはず!
「からだの錯覚」を通して人の身体や脳の実態に迫る、認知科学研究者である著者が、からだに起こる不思議な現象を徹底解説します。「自分」という、もっとも身近にありながら、つかみどころのないもののイメージが、脳や五感などによってどんなしくみで作られているのかが語られていくと共に、錯覚を感じるさまざまな方法も紹介。読者も簡単な方法で、不思議な錯覚の世界を体験できるかもしれません。
自分が感覚としてとらえている自分の体と、実際の体が乖離していることを感じたりすることは、誰にでもあること。また、ケガで体の一部を失ったときにないはずの部分に痛みを感じたり、拒食症の人が実際にはやせているのに自分は太っていると感じていたりーーそんな例も聞いたことがあると思います。それ以外でも身近にあまり意識しないところで、ちょっとした錯覚を感じることは、実は多いのです。乗り物酔いも、金縛りも、自分の感覚と意識の不一致のようなことから起こる錯覚の視点から説明できます。こういったことがどうして起こるのか、その謎に迫ってみると、生きるために必要な脳の働きなどが見えてくるのです。心と体が離れる「幽体離脱」も科学的に説明できる現象です。オカルトではなく誰しもリラックスしたりするときに起こることがあり、ここでも脳と体に備わったくみが関係しています。
そのような事例を紹介しながらからだに起こる不思議を解説していく1冊。読み進めると、自分が「錯覚」の産物であるように思えてくるのではないでしょうか。身体とはなにか、感覚とはなにか、自分とはなにか、についてふだんとは違った見方で考えるきっかけに。
序章 錯覚体験
第1章 「からだ」とはなにか〜自分として感じられる身体と物体としての身体
身体と触覚がバラバラ/身体の感覚とはなにか/自分の「からだ」はどこまでか ほか
第2章 目で見る視覚と頭の中にある視覚ーー目を閉じることで広がる「からだ」の感じ方
錯覚しやすいかどうか、試すならこの2つの方法/触覚だけで「自分の身体を見つける」!? ほか
第3章 弾力のある身体ーー空想の世界にも想像しやすいものとそうでないものがある
アバターを自分の身体のように感じる錯覚/腕や脚が伸び縮みするVR錯覚 ほか
第4章 からだの錯覚は思い込みと何が違うのかーー錯覚が生まれる、その時脳は……
第5章 「身体」なのか「モノ」なのかーー自分のような自分じゃないような「きもちわるさ」の由来
外傷のない痛み/スライムハンドの衝撃 ほか
第6章 幽体離脱を科学するーー不思議な現象が導く、さまざまな可能性
多角的な視点からイメージできる人は、幽体離脱が起こりやすい/リセットされる夢、リセットされない幽体離脱/とりかえしのつかない遊び ほか
【御社は「米国流カタカナ経営」に惑わされていませんか?】
現在、日本に広く浸透している米国流の経営は、英語をカタカナ表記にした言葉、またはCEOなど英語表記のままで示される言葉への私達の誤解、錯覚と無理解に基づくものが多い。その表層的な導入は日本企業に悪影響を及ぼすだけでなく、破滅に導く可能性がある。また、「選択と集中」「全体最適の経営」「中期経営計画」などの概念や手法は20世紀に終わった時代遅れのものであり、21世紀において米国の歴史ある多くの伝統企業を衰退に導いたものである。
本書は、これらの弊害を明らかにするもの。仕事の作業化と闘う、米国企業にはない固有の力を磨く、世界の知恵を生かす、現場主義と戦略的思考の限界を知り、GAFAMの空想力を学ぶ、日本人中心主義の限界を知り国際的チーム作りに挑む、社会と地球の課題を解決する事業を創るなど、日本企業に本当に必要な改革を提言する本格的経営論。
第1部 捨てるべき米国由来の六つの流行
第1章 カタカナ言葉が蔓延している
第2章 米国伝統企業の失われた40年
第3章 「選択と集中」「全体最適の経営」「中期経営計画」の意義を疑う
第4章 米国流コーポレートガバナンスの背景と目的の無理解
第5章 人的資本経営の途上国である米国から学べることは少ない
第6章 「両利きの経営」という言葉に安易に踊ってはいけない
第2部 日本企業の成長力を復活させる六つの指針
第7章 仕事の作業化と鬼のように闘う
第8章 米国企業にはない日本企業固有の力を磨く
第9章 世界の知恵を日本に生かす
第10章 現場主義と戦略的思考の限界を知り、GAFAMの空想力を学ぶ
第11章 日本人中心主義の限界を知り、国際的チーム作りに挑む
第12章 Growth Mindsetで社会と地球の課題を解決する事業を創る
私たちの脳が認識する世界と、客観的な世界の間にズレが生じることーそれが「錯覚」である。この錯覚の性質や特徴を知ることは、私たちがどのように世界を認識しているのかを知ることにつながる。心理学の諸研究は、視覚や聴覚といった知覚研究を中心に、記憶や思考など広汎な心的過程で生じる錯覚のメカニズムを明らかにしてきた。錯覚が私たちの日常生活や社会、文化、芸術に与える影響を検討し、人の認知が持つ独特の仕組みについて理解を深めていき、心理学的なクリティカル・シンキングの基本を身につけていく。
1.錯覚への招待 2.視覚の錯覚 見ることは考えること 3.錯視の世界を体験する 4.知覚心理学と絵画芸術の接点 5.視覚芸術と錯覚 6.記憶の錯覚 人の記憶は確実なのか 7.思考の錯覚と認知バイアス 8.ヒューリスティックと行動経済学 9.自己の一貫性と正当化が引き起こす錯覚 10.身近な情報の錯覚 11.錯覚の光と影 エンターテインメントと悪質商法 12.原因と結果をめぐる錯覚 13.科学的思考と錯覚 14.自己の錯覚 15.錯覚とメタ認知 錯覚とよいつきあいを築くために
簡単そうだけど「できない!」
子どもも大人も夢中になってしまう
『できるかな?人体おもしろチャレンジ』の第2弾!
すぐ試せるネタ数増量でおもしろさパワーアップ!!
「2本の鉛筆のお尻同士を押し押し合うと、鉛筆が離れなくなる!」
「頭からかかとまで壁に付けて立ち、その状態でおじぎできる?」
「上を向いて目を閉じると目を開けようと思っても開けられない!?」などなど。
くわしい解説付きで、わいわい試して、楽しく学ぼう!
『日本書紀』などの六国史に散見される「渡嶋」「越度嶋」の比定地は、北海道なのか。「上・下」「前・後」の地名の付け方は、すべて大和朝廷を中心としたものなのか。従来の研究者が何ら疑問を持ってこなかったこれらの地名には、何が隠されているのか。本書では、多元史観(古田武彦)を視座として、地名の謎を徹底的に調査することで、古代日本の新たな姿を提示する。
「おもしろい」「頭の体操になる」「思考力がつく」!
小学校中学年〜大人まで、絶賛の声がやまない大人気「サッカク探偵団」シリーズの第一弾。
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★2021年度・2022年度・2023年度「夏に読みたいこの一冊」【中学年】(企画:株式会社トーハン)に選定!
★2021年度「未来屋すいせん図書」に選定!
ひょんなことから、有名人のチャリティーオークションに招待された小学四年生のカケルと仲間たち。
そこで、大小二つのダイヤが消えてしまう事件が起きた!
ダイヤはすぐに見つかったが、なぜか二つとも同じ小さいサイズになっていたーー。
会場にいた芸能ライターの草葉が怪しい、と考えたカケルたちは、近所に住む研究者の二ノ谷博士に相談して、事件の謎を追う。
なぜダイヤは小さくなったのか? 犯人の目的は、いったい?
サッカク探偵団、結成の巻!
表紙・挿絵イラストは『りんごかもしれない』『メメンとモリ』のヨシタケシンスケ氏。
読んだ後には、「自分の目や脳は、本当に正しく見ているのかな?」と、身の回りの世界が少しちがって見えます。
「心は脳が作り上げた幻想である」ことを述べている著者が、さらに詳しく、自己意識や五感が錯覚であることに的を絞って説明した。たとえば、「なぜ会話相手の声は口から聞こえるのか?」あたりまえと思っていたことが、考えてみると確かに不思議なことだとわかる。「すべてがイリュージョン」と言われるとむなしくなるかもしれないが、むしろ生きる重荷から解放されて、どうせなら、何にもとらわれずに思い切り生きよう、というポジティブなメッセージを伝える結論になっている。『脳はなぜ「心」を作ったのか』の続編。
キミには何が見える? どう見える? だまし絵からわかる脳のしくみ!
本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。
本書のテーマは「だまし絵(錯視図形)」です。ページをめくって現れる絵や写真を見ると、不思議な感覚に包まれます。
どこが不思議なのか、クイズ形式で紹介しているので、ぜひ体験してみてください!
その線は本当にまっすぐ? 目に見える色は本当にその色? 写真に映っているのは何?
本を遠ざけたり、さかさまにしてみたり、定規で測るなど、いろいろな方法でだまし絵を味わってください。
きっとびっくりすることがたくさんあるでしょう。
たくさんのだまし絵を楽しんだ後は、なぜそのように見えてしまうのかを考えてみましょう。それは脳の働きのせいなのです。解説のページで説明をしているので、答え合わせを兼ねて脳の不思議な機能を実感してみてください。
また、紙面よりも画面を見る方がより効果が現れるだまし絵もあります。そのようなだまし絵は動画コンテンツとして提供しているので、解説とともに、ぜひ体験してみてください。
■目次
脳ってなんだ? 〜モノを見るときに働く、脳のスゴい機能〜
Part1 まずは直感で答えて! 長さ・大きさ・形をくらべてみよう
Part2 何色に見えるかな? ふしぎな色のだまし絵
Part3 知っていてもだまされる!? 効果がスゴいだまし絵を体験!
おわりに 〜だまし絵が教えてくれること〜
***********************
脳ってなんだ? 〜モノを見るときに働く、脳のスゴい機能〜
Part1 まずは直感で答えて! 長さ・大きさ・形をくらべてみよう
Part2 何色に見えるかな? ふしぎな色のだまし絵
Part3 知っていてもだまされる!? 効果がスゴいだまし絵を体験!
おわりに 〜だまし絵が教えてくれること〜
人間の目・耳・舌・鼻・肌などは多くの情報収集と分析をしますが、時に騙されもします。これが「錯覚」という現象です。本書では視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚の5種類の感覚器官の仕組みから錯覚を起こす原因、医療への活用など錯覚のメカニズムについて科学的にわかりやすく解説します。
●Chapter.1 錯覚とは
●Chapter.2 感覚器官のメカニズム
●Chapter.3 視覚の錯覚
●Chapter.4 だまし絵の錯覚
●Chapter.5 味覚の錯覚
●Chapter.6 嗅覚の錯覚
●Chapter.7 触覚の錯覚
●Chapter.8 聴覚の錯覚
「将来どうなるんだろう…」「わたし、嫌われているのかな…」「ネットでこんなに怖い情報流れてた…」。
私たちは、なぜ、不安な気持ちに支配されてしまうのでしょうか。
じつはその原因のほとんどは、「脳の錯覚」のせいかもしれません。
“思い込みのワナ”から自由になり、ストレスから解放される方法を、臨床心理学のプロが紹介します。
【本書は、B5判で文字が大きくて読みやすい目にやさしい大活字版です。】
人間の目・耳・舌・鼻・肌などは多くの情報収集と分析をしますが、時に騙されもします。これが「錯覚」という現象です。本書では視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚の5種類の感覚器官の仕組みから錯覚を起こす原因、医療への活用など錯覚のメカニズムについて科学的にわかりやすく解説します。
●Chapter.1 錯覚とは
●Chapter.2 感覚器官のメカニズム
●Chapter.3 視覚の錯覚
●Chapter.4 だまし絵の錯覚
●Chapter.5 味覚の錯覚
●Chapter.6 嗅覚の錯覚
●Chapter.7 触覚の錯覚
●Chapter.8 聴覚の錯覚