インターネットの検索では「ことば」が使われます。コンピュータがインターネット上の膨大な量の「ことば」を扱うとき、何が行われているのでしょうか。人間にとっては意味をもつ「ことば」をコンピュータはどのように解釈しているのでしょうか。「ことば」を通してインターネットのからくりを見ていくとき、「ことば」の意味と実体のゆるやかで曖昧な関係や、人間が追求してやまない「知」そのもののあり方の変化までもが浮かび上がってきます。
6億人のユーザーを抱える独立国が、ネット上に出現した!
2014年末、中国政府はGoogleを完全に遮断し、ワールドワイドウェブから独立を果たしました。Twitterなどの西側サービスを拒絶し、国外サイトへのアクセスを制限された世界は不気味にも思えます。しかし、そこでは6億人が、パクリ的な国内サービスを使ってインターネットを楽しんでいます。では、このネット上の独立国はいかにして成立したのでしょうか? その過程を探ると、いくつもの興味深い事実が明らかになりました。ネット導入は政府主導だったこと、パクリでも国産サービスが選ばれること、しかし国内のIT企業は常に世界を目指していたこと……。さあ、ネット上に国境線が引かれるまでの20年を、共に辿り直しましょう!
ウェブとSNSの発達で、いまや世界は「150人の村」になり、われわれは原始人に戻った?こんな大胆な仮説のもと、“原始時代2・0”におけるビジネス/マーケティングの新常識を、インフォバーンCo-CEOと、日経ビジネスプロデューサーがレクチャー。これからのIT社会のトレンドがわかる「新世紀ビジネスモデル進化論」。
新リテールチャネル法務対策50問50答。ネットバンキング実務を「口座開設」「預金口座管理」「振込み・為替」「融資」「登録金融機関業務・保険募集業務」「犯収法対応」「監督・検査対応」に分けて、重要なテーマ別に説明。顧客満足度向上とセキュリティ対策の両立、睡眠預金口座の解消、反社会的勢力との関係遮断などにも言及。
『NTTコミュニケーションズ インターネット検定.com Master ADVANCE 公式テキスト第4版』(2022年4月刊行)のカリキュラムに準拠した、検定対策書。
模擬問題70問・解答と解説も収録。効率の良い対策や直前の総仕上げに最適な学習を行うことができます。
PART1 シングルスター対策
第1章インターネットの仕組みと関連技術
第2章インターネット接続の設定とトラブル対処
第3章ICTの設定と使いこなし
第4章セキュリティ
第5章ICTの活用と法律
PART2 ダブルスター対策
模擬問題と解説
選挙運動へのインターネット利用の現状。
▼2008年のアメリカ大統領選挙、2007年の韓国大統領選挙におけるインターネット利用のインパクトを、技術面と社会変化の両方から分析したうえで、インターネット選挙運動が活発化しているメカニズムを明らかにする。
▼海外事例を、横断的に分析、技術の変化が制度を動かし社会を変えていく様相を明らかにし、公職選挙法改正が予想される日本の今後の展望を提示する、最先端の研究成果。
プロローグ(清原聖子)
第1章 アメリカの大統領選挙キャンペーンを支える文脈要因の分析(清原聖子)
第2章 ソーシャルメディアが変える選挙戦
--アメリカの事例(前嶋和弘)
第3章 韓国におけるインターネット選挙
--2002年と2007年の大統領選挙の比較(李洪千)
第4章 凋落するネット選挙、勃興するネット政治
--韓国の日常化する政治の実践とネットの規制(玄武岩)
第5章 「見たいものだけを見る?」
--日本のネットニュース閲覧における選択的接触(小林哲郎)
第6章 米韓インターネット選挙と日本
--変わる戦術、変わる政治(前嶋和弘)
資料編 米国、韓国、日本の通信事情(清水憲人)
索引
2008年以降のインターネット上のプライバシーおよびプライバシー侵害類型としての個人情報保護問題に関する膨大な裁判例を収集・分類・分析したうえで、実務での判断基準、メディア媒体毎の特徴、法律上の要件、紛争類型毎の相違等を、想定事例に落とし込んで、わかりやすく解説する。「名誉毀損」に続く好評シリーズ第2弾!
コンテンツ配信/SNS・投稿サービス/引用・転載・リンク/まとめサイト/二次創作/パロディ/オンラインゲーム/ゲーム実況配信/eスポーツ/eコマース/クラウドサービス/ビッグデータビジネス/AI・ロボット/教育のオープン化/著作権消滅作品・権利者不明作品の活用/Google Books訴訟/海賊版対策/CDNサービス/発信者情報開示手続/リーチサイト/グローバル展開/プライバシー問題etc.ネットビジネスの個別の事象ごとに法的な解説を加え、きわめて幅広い分野を網羅。巻末には関連団体のリストや索引を加えた。
名誉毀損・侮辱・信用毀損・脅迫・さらし・ネットいじめ・児童ポルノ・ハラスメント・差別…ネットはなぜ人を不幸にするのか?
自由と平等の実践様式を変え、公私の領域を組み換え、旧来のマスメディアを追いつめるウェブ。--現実の社会で排除されてきた発言や表現は、はたして世界をどう変えるのか。
一方的な礼賛や批判ではなく、細かな技術的知識も用いず、いま世界規模で進行する実験の意味と、そこに潜む落とし穴を平易な言葉で説く。
序 章 進行中の世界規模の実験
代議制民主主義の対案になるか
反逆精神の起源
第一章 理想から現実へ
カウンター・カルチャーと軍事技術
頭脳は末端に位置する
ソフトウェアはフリーでなければならない
ヒッピーたちの模索
ヴァーチャル・コミュニティの登場
急激な大衆化と理想の変容
現実主義への転換
「自由主義」をめぐる二つの解釈
グーグルのオープンソース・サービス
第二章 公共圏の拡大
公共圏とは何か
「アマチュア」の登場
「まず公開、次に選別」
階層化の原則
言論の自由の栄華と災厄
四つの発言形態
特別な代理人のための公共の場
市民ジャーナリストのブロゴスフィア
ブロガーが訴えられたとき
「薄暗がり」のウェブ
公私の断絶から連続へ
第三章 薄暗がりのウェブ
二つの世界の接続
ウェブ2.0--自己顕示とおしゃべり
ブログからフェイスブックへ
自己をつくり出しながら公開する
多様な自己を許容する
個人情報の漏洩
メーターで測る「友人」競争
往還運動から浮かび上がる自己像
おしゃべりが大規模なデモに
ジャーナリストの変化
第四章 インターネットはどのような政治形態をつくるか
キーワードは「自己組織化」
平等の前提とクリックという参加形式
緩やかなつながりが大きな運動に
参加型から協働型の民主主義へ
ウィキペディアの革新性
合意形式とその危うさ
政党のサイトはなぜうまくいかないか
オバマの選挙戦
アルゴリズム(計算手順)の方策とは何か
結 論 解放された公衆
「代表者による政治」からの脱出
インターネットと民主主義を脅かすもの
原註
訳者あとがき 林昌宏
解説 林香里
インターネット、デジタルテクノロジーの影響力を25年にわたって報告するデジタル業界定番の年鑑『インターネット白書』。最新刊の2021年版は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大のなかでインターネットがどのように活用されたか。その激動の1年を振り返り、新しい様式に必要なデジタルトランスフォーメーション(DX)の動きを各分野の専門家の寄稿と統計データによりレポートする。ポストコロナにおいてデジタル基盤が社会の隅々にまで定着するための課題がこの一冊でわかる。
10大キーワードで読む2021年のインターネットはこちら。
01 減災コミュニティ
02 非接触テクノロジー
03 テレワーク
04 オンライン教育
05 オンラインエンターテインメント
06 改正著作権法
07 インフォデミック
08 マーケティングとプライバシー
09 デジタル庁構想
10 サスティナブルシティ
デジタル時代に活躍するための「教養」をこの1冊で身につけよう!
プリンストン大学の一般人向け「コンピューターサイエンス」の講義が1冊に。
デジタル社会をよりよく生きるための知識を伝説の計算機科学者がやさしくお伝えします。
好評をいただいた第1版から2年、早くも第2版が登場です。
第1版の「ハードウェア」「ソフトウェア」「コミュニケーション」の3部構成から、第2版では「データ」を新設、4部構成となりました。
第4部「データ」では、第1版では「コミュニケーション」に含まれていた「データと情報」「プライバシーとセキュリティ」が移設・補強されるとともに、「人工知能と機械学習」が加わりました。
第2部「ソフトウェア」の「プログラミングを学ぶ」では、第1版でのJavaScriptでの説明に加えて、Pythonを用いた説明も加わりました。
また、コロナ禍によるデジタル環境の加速について追記されるなど、全面的に内容が見直されています(末尾の目次をご覧ください)。
私たちの身の回りには、情報機器があふれています。そうした機器を使いこなしてデジタル社会をよりよく生きるためには、コンピューターやソフトウェア、インターネット、さらにはデータに関する知識が欠かせません。本書は、パソコンやスマホをはじめとするコンピューターや、ネット、ウェブサイトがなぜ動くのか、データの扱いを含めどう安全に使いこなせばいいのかを、理系・文系を問わない「一般の人」を対象に、イチからやさしくお伝えします。
著者は、伝説的な計算機科学者であるブライアン・カーニハン先生。プログラミング言語の歴史的名著『プログラミング言語C』(通称: K&R本)を書いた人でもあります。そう聞くと「本書は難しいかも」と思われるかもしれませんが、心配はいりません。カーニハン先生がプリンストン大学で一般人向けに行っている講義に基づいているので、理系ではない人にとっても分かりやすく平易に書いてあります。
グーグル元CEO(エリック・シュミット氏)が「地球上の誰もが読むべきだ」と激賞する1冊で、コンピューターとネットの仕組みをさっくり学び、デジタル社会をもっともっと楽しみましょう。
本書は、私たちの世界(デジタル社会)が、どのように動いているのか、なぜそのしくみになっているのかをもっとも明快かつ簡潔に説明しています。地球上の誰もが読むべきです。
エリック・シュミット、グーグル元CEO、アルファベットテクニカルアドバイザー
コンピューターのハードウェアの基礎からソフトウェア、インターネットからIoT、さらは著作権やプライバシー問題まで、抑えておくべき「デジタル時代の教養」はすべて網羅され、しかもその「広さ」と内容の「深さ」のバランスが良い。
坂村健、INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長、東京大学名誉教授
コンピュータやインターネットでよく使われるキーワードを精選した、英語表現辞典。配列は五十音順、それに対応する基本英文を収録、日本語索引と英語索引が付く。
インターネットを超えた!最強のコミュニケーションツール。見るだけですぐ実践できる、100分以上の映像CD-ROM付き。
創業から30年、連結売上高3兆円に届く巨大グループに育て上げた孫正義ソフトバンク社長。高校を中退して留学、19歳のときに立てた「人生50カ年計画」、重病との闘い、ソフトバンクの危機までー。本人への取材を元に“核”となる時期を描いた半生記。文庫化に当たり、2010年6月の「ソフトバンク新30年ビジョン発表会」で語った“300年成長し続ける企業のDNA設計”などについて加筆した。