2010年に刊行された「毎日の歯科臨床で生かせる 内科のツボ」の改訂版である。初版刊行から3年、歯科医師が患者さんの全身状態を確認するだけの知識をもつことは常識となった。本書では、より日常での使いやすさ、引きやすさを改良し、それぞれの章をアップデートすると共に時代のニーズに即応するための訪問診療時の問診事項、注意点などを新たに盛り込んだ。また、問診も3ステップで読者が活用できるよう改良されている。
第1章 歯科医に必要な内科のツボ
病名より病態に向き合え
第2章 病態をどう診ればよいのか
今日この患者さんを治療しても大丈夫?
第3章 訪問歯科診療での留意事項
第4章 医療検査値
主治医からのデータ提供 ここをみる こう考える
第5章 歯科臨床講義余録
和田知雄先生の講義録からの抜粋
本書は従来の抜歯矯正治療による骨量の減少、過剰な吸収によるフェネストレーションやデヒィシェンス、ブラックトライアングルの招来、歯根吸収、歯肉退縮、老け顔など矯正歯科治療の課題に関する研究やCBCTを用いた治療の検証に関する90以上の項目と200点以上の図版を追加し、医療としての矯正歯科治療、アンチエイジングを考慮した矯正歯科治療、生体に優しい矯正歯科治療などを行うために必要な知識を習得できるよう新編纂された。
歯科の正義とは? 歯科の不正義とは? 歯科で重要になるのは、「診断」と「治療」の正義である。本書で紹介する治療の共通点は「生体を守ること」をゴールにしたことである。このことは、できるだけ、削らない、抜髄しない、抜歯しないというMI(ミニマルインターベンション)の概念とマッチし、多くの読者に受け入れられる理由の1つになるのかもしれない。現在の最新の知見・資料を追加したこれまでの月星氏の論考の集大成!
プロローグ さあ,正義を始めよう!
エピソード1 歯冠破折
エピソード2 歯冠ー歯根破折,歯根破折
エピソード3 脱臼性外傷
エピソード4 誤解だらけの歯髄再生療法
エピソード5 VPTからはじまるエンドの正義
エピソード6 リトリートメントは正義への遠回り
エピソード7 イニシャルトリートメントは正義への近道
エピソード8 歯の移植が正義になるために
エピソード9 意図的再植が正義になるとき
エピソード10 正義の味方MTM
エピソード11 コンポジットレジンの功罪1
エピソード12 コンポジットレジンの功罪2
エピソード13 ペリオは正義の礎
エピローグ これからの歯科の話をしよう
こんな解説書は、今までなかった! すべての歯周外科治療の基礎となる手技・手法を一手一手解説する本書は、樋口先生の細やかな解説と症例と、筒井昌秀先生や白石和仁先生の既刊書で好評を得た佐竹田先生のイラストをふんだんに掲載。実技を見ているように手技がわかり、これから歯周外科治療に取り組みたい人はもちろん、学び直しにもうってつけ。可能な限り歯を残す歯科治療のために、まずマスターしたい必読書。
歯周外科治療を行うその前に
歯肉剥離掻爬術 ⑴切開・離断・剥離のポイント
歯肉剥離掻爬術 ⑵デブライドメントのポイント
歯肉剥離掻爬術 ⑶歯槽骨整形術・切除術併用時のポイント
全術式に使える手技 ⑴縫合のポイント
全術式に使える手技 ⑵減張切開のポイント
臨床的歯冠長延長術 ⑴全層弁を用いた臨床的歯冠長延長術のポイント
臨床的歯冠長延長術 ⑵歯肉弁根尖側移動術による歯冠長延長のポイント
歯肉の形成 ⑴遊離歯肉移植術(FGG)のポイント
歯肉の形成 ⑵結合組織移植術(CTG)による歯槽堤増大術のポイント
国家試験出題基準の項目にも準拠した最新テキストで、Part1の「口腔外科学」では口腔・顎顔面領域の疾患の特徴と診断および治療法、Part2の「歯科麻酔学」では歯科治療における全身管理、精神鎮静法、局所麻酔および全身麻酔の基本を解説。また災害時における歯科衛生士の役割、放射線治療と化学療法患者の口腔保健管理などにも触れ、最新の治療器具・薬剤などとともに紹介した。卒後の臨床現場でもすぐに役立つ実践マニュアル。
PartI 口腔外科学
chapter1 総論
chapter2 先天異常と発育異常
chapter3 口腔の損傷
chapter4 口腔粘膜疾患
chapter5 炎症
chapter6 嚢胞
chapter7 腫瘍および腫瘍類似疾患
chapter8 顎関節疾患
chapter9 唾液腺疾患
chapter10 神経系疾患
chapter11 血液疾患
chapter12 抜歯と口腔外科小手術
chapter13 口腔インプラント治療
chapter14 放射線治療と化学療法患者の口腔保健管理
chapter15 災害時における歯科衛生士の役割
PartII 歯科麻酔学
chapter1 全身状態の評価
chapter2 歯科麻酔学
chapter3 歯科治療時の不快事項
chapter4 救急救命処置
月刊「ザ・クインテッセンス」誌にて好評を博した「スマホ動画で学ぶ! 患者満足を生む一手」(3年分)を再編集し待望の電子書籍化(タブレット付き)。一流著者34名によるエンド・再植、CR修復、支台築造・クラウンブリッジ、審美形成外科、インプラント、歯周組織再生療法等の臨床例と珠玉のテクニックが動画でみられる。あらかじめインストールされているためネットワークに接続不要。通常のタブレットとしても使用できる。
エンド・再植
コンポジットレジン修復
支台築造・クラウンブリッジ:ポスト除去〜印象採得
天然歯・インプラントの審美形成外科
インプラント̶抜歯即時埋入〜上顎洞底挙上術まで
歯周組織再生療法・デブライドメント・TMD
本書は前歯部の審美治療を行う際、シンプルな写真サンプルを使って患者さんが望む歯の形、長さ、色調を選択していくことで、患者さん自身が最終的に望む歯の形状をイメージできるよう工夫されている。チェアサイドでドクターと相談しながら前歯部の形状を選択したり、待合室に置いて審美治療への啓蒙本として、またドクターからラボへの指示を簡単に行うツールとして、さまざまなシーンで活用できるようデザインされている。
自分の笑顔に自信がありますか
それではいよいよ、あなたの笑顔をデザインしていきましょう!
STEP 1 前歯の形を選びます
Round 1
Round 2
Tapered 3
Tapered 4
Square 5
Square 6
STEP 2 前歯の長さを選びます
STEP 3 歯の色を選びます
STEP CHART
最高の音で楽しむために!
歯科医師国家試験の一部門にも加わった色彩を「歯の色」に絞って詳しく易しく図を多用して解説。色の基礎からカラーマッチング、歯冠修復物材料の色彩的特徴や歯科技工における天然歯らしさの表現法、また変色歯や環境色彩まで。待望刊行!「歯の色」のすべてを網羅。
女性はその生涯において幼児期・思春期の成長、妊娠・出産などによる身体の変化、さらには中年期の更年期障害による心身の変調や婦人科疾患などの要因が重なり、男性以上に口腔内への影響が現れます。本書では小児期から長寿期までのライフステージ別に女性患者さんの心身の特徴ならびに女性患者さん特有の疾患などについてピックアップし、それらを踏まえたうえでの歯科治療を行う際の注目すべきポイントについて解説しました。
はじめに
女性のライフステージとホルモン動態の変化
小児期から少女期
思春期
成熟期
中年期
本書は、初めて片側完全唇裂の手術を行う人でも、設計から手術まで行えるようになるよう書いたものである。
デジタル技術の進歩により、近年さまざまな低侵襲で高精度な歯科治療が登場している。痛みや腫れが少ない、治療期間が短い、治療効果が長く続くなど、患者さんにとってのメリットが多くある一方、国内で周知や普及があまり進んでいない面もある。本書では、現在日本で提供されている最先端の歯科治療とその基礎的背景をわかりやすく解説。本書を活用すれば、患者さんが治療の選択肢をしっかり理解でき、治療満足度の向上につながる!
1章 歯周病治療
2章 歯内療法
3章 補綴修復治療
4章 矯正治療
5章 インプラント治療