弦楽器奏者のためのレーベルHouse Of Strings第2弾アルバム。B'zの松本孝弘、TUBEの春畑道哉、DIMENSIONの増崎孝司、OOMの大賀好修という4人のギター・プレイヤーによる豪華なオムニバス・アルバムで、名作映画のテーマ曲を聴かせてくれる。
素晴らしいマンドリンのオーケストレーションによるシネマ・ミュージックの決定盤!
ナポリを代表するマンドリン・オーケストラ、ナポリ・マンドリン・オーケストラによるシネマ・ミュージック集です。
イタリアを代表する作曲家、ニーノ・ロータ、エンニオ・モリコーネ、カルロ・ルスティケッリ、ルイス・エンリケス・バカロフ、
ニコラ・ピオヴァーニの作品を取り上げました。アルバム収録曲は「ニュー・シネマ・パラダイス」、「海の上のピアニスト」ほか
永遠に語り継がれる名作に使われた曲ばかりです。
6台のマンドリン、マンドラ、マンドロンチェロ、ギター、セカンド・ギター、コントラバスの編成を基本に奏でられる演奏は
大変優雅であり、それぞれの曲が持つメロディーの美しさを最大限に引き出しています。
マンドリン・オーケストラの魅力が十二分に伝わる素晴らしい作品です。
<収録内容>
01. 海の上のピアニスト(1998年公開のイタリア映画)
ジュゼッペ・トルナール監督作品/エンニオ・モリコーネ作曲
02. ニュー・シネマ・パラダイスより「愛のテーマ」(1988年公開のイタリア映画)
ジュゼッペ・トルナール監督作品/エンニオ・モリコーネ作曲
03. カルロ・ルスティケッリ作品メドレー:
鉄道員(1956年公開のイタリア映画)ピエトロ・ジェルミ監督作品
ブーベの恋人(1963年公開のイタリア・フランス映画)ルイジ・コメンチーニ監督作品
誘惑されて棄てられて(1964年公開のイタリア・フランス映画)ピエトロ・ジェルミ監督作品
04. イル・ポスティーノ(1994年公開のイタリア映画)
マイケル・ラドフォード監督作品/ルイス・エンリケス・バカロフ作曲
05. マカロニ・ウェスタン・メドレー:
ウエスタン(1968年公開のイタリア映画)セルジオ・レオーネ監督作品/エンニオ・モリコーネ作曲
続・夕陽のガンマン(1966年公開のイタリア映画)セルジオ・レオーネ監督作品/エンニオ・モリコーネ作曲
06. ライフ・イズ・ビューティフル(1997年公開のイタリア映画)
ロベルト・ベリーニ監督作品/二コラ・ピオヴァーニ作曲
07. フェリーニのアマルコルド(1973年公開のイタリア映画)
フェデリコ・フェリーニ監督作品/ニーノ・ロータ作曲
<日本盤のみのボーナス・トラック>
08. ゴットファーザー愛のテーマ(1972年公開のアメリカ映画)
フランシス・フォード・コッポラ監督作品/ニーノ・ロータ作曲
<ナポリ・マンドリン・オーケストラ プロフィール>
イタリア・ナポリで生まれた楽器マンドリン。マンドリンの教育機関として、1929年にナポリ・マンドリン・アカデミーが設立されました。
その後紆余曲折があり、一時閉鎖されますが、1992年ナポリ・マンドリン・オーケストラのコンサートマスターでもあるマウロ・スクイッランテ
(現学長)、並びにアートディレクターであるレオナルド・マッサの尽力により活動を再開します。
このナポリ・マンドリン・アカデミーの精鋭たちを中心に編成されたのがナポリ・マンドリン・オーケストラです。
同オーケストラは編成をオーケストラにしたり室内楽にしたりして変化に富んだ活動を展開しており、
世界中(ニューヨーク・ドイツ・フランス・イギリス・モロッコ・イスラエル、南アフリカなど)で演奏を披露しています。
現在はサンカルロ歌劇場やサンピエトロ・ア・マジェラ音楽院と言ったナポリでも重要な音楽学校と提携を結び、
これらの学校に於いてマンドリンクラスを立ち上げることにも成功しています。
2003年ファースト・アルバム(日本では2006年に「カフェ・ナポレターナ」としてリリース)、2008年5月セカン
ドアルバム「マンドリン・プレイズ・オペラ」をリリース。2009年ルチャーノ・カタパーノをゲスト・ボーカルに迎えて
「ナポリ、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜」をリリース。2011年には、「イタリア、愛の歌〜永遠のカンツォーネ名曲集〜」をリリースし大好評を博する。
2016年にはマウロ・スクイッランテがギタリストのサンテ・トゥルジとのデュオで「Autunno〜イタリアの秋〜」をリリース。
同じく2016年11月には、ナポリならではのクリスマスソングを収録した「イタリアン・クリスマス」をリリースしました。
最高の音で楽しむために!
往年の名曲をスーパープライスで!
東京芸大の同窓生によって2005年に結成。2年間の準備期間を経て、2008年5月に衝撃的なデビューを飾った彼ら。サクソフォンの表現力を駆使した、磨き上げたアンサンブルにまず耳を奪われる。現代的なクールな感覚と柔軟な感性に裏打ちされた、音楽性の豊かな演奏だ。
デビュー10周年を迎えレーベルも移籍し、満を持してのリリースは逆に肩の力が抜けたアルバムとなった。タイトルは「ボーダーレスでなく、境界線を意識して飛び越える」という思いからだという。揺るぎない雅楽の音色があるからこそ、何でもできる。彼の新たな出発点だ。