直木賞受賞から27年、67歳で出家した著者は3000日余のタイ僧院暮らしで何を学んだのか?前作『老作家僧のチェンマイ托鉢百景』に加えて描く「仏法」の修学と「瞑想」修行。ブッダの海を歩いた異国での稀有な体験と実践がここに実を結ぶ。テーラワーダ仏教の知られざる「利他」を語る書。
堂本剛さんがAERAの表紙に登場
「自分が愛せる、自分を生きることが、どれだけ大変で大切か」
AERA10月14日増大号は、アーティストの堂本剛さんが表紙に登場。今月公開する27年ぶりの単独主演映画「まる」は、自身の過去を追体験するような物語です。その役への向き合い方や、新しいフィールドを歩む今の思いをたっぷりと語っています。
表紙に登場する堂本剛さんは、27年ぶりの単独主演映画出演にあたり、荻上直子監督から熱いオファーを受けたと言います。二人の「一緒にものづくりをしたい!」という気持ちが今回の作品に結実しました。堂本さんは、演じる役を通して、「本来の自分と、周りから求められる役割のギャップに苦しむということは誰しもある」と語り、自身の歩んできた道と重ねます。その上で「自分が愛せる、自分を生きることがどれだけ大変で大切なことかっていうのをずっと悩んできた」と話します。新たに自分の足で歩み始めた今の境地を、独自の言葉で語るインタビューは必読です。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。その深い眼差し、静かな中に秘めた思いをカメラが捉えました。ぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:鉄道で旅に出よう
極端な季節の狭間で、穏やかな秋を楽しめる時期は希少です。そんな秋、鉄道で旅を楽しみませんか。AERAは絶景を満喫でき、目と心を癒やすことができる錦秋の鉄道旅16選を紹介します。黄金に輝く釧路湿原を走るJR釧網線、もみじのトンネルを走る京都の叡山鉄道、神話のふるさとを走るJR木次線などのほか、「動くテーマパーク」とも言える各地の観光列車も紹介しています。誌面の写真だけでも秋を堪能できます。さらに、10月1日に開業60年を迎えた東海道新幹線。人々を、そして思いを乗せて走ってきた新幹線の60年史も届けます。誌面を読んで、ぜひ鉄道旅に出てみてください。
●ハリスはヒラリーを超えるか
カマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏の対決となる米大統領選が、いよいよ11月に近づいてきました。テレビ討論の様子は「ハリス氏が勝利」と伝えられましたが、はたして、米国初の女性大統領誕生となるのか。いま米国を覆う空気とはどんなものか。2016年にはヒラリー・クリントン氏が接戦の末に敗北しましたが、その時にあったといわれる「ミソジニーの壁」は今回、どう影響するのか。米国の社会や政治に詳しいジャーナリストが論じます。
●百田夏菜子×佐久間宣行
8月からスタートした大好評連載「百田夏菜子 この道をゆけば」は、3人目となるゲストを迎えます。今号から4号にわたり対談を繰り広げるのは、テレビプロデューサーの佐久間宣行さん。注目のヒットメーカーが歩んできた道とは、一体どんなものだったのでしょうか? 1回目は、佐久間さんが担当するバラエティー番組に、ももクロメンバーを呼んだときの貴重な話。二人だからこそ繰り広げられる肩肘張らないトークです。
●松下洸平×Zeebra
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんがゲストの全6回の対談のうちの5回目。Zeebraさんから、ヒップホップグループ「キングギドラ」の結成に至る貴重な話を聞いた松下さんは、感動しっぱなしです。日本のヒップホップシーンの原点とも言える、ほかでは聞けない話が詰まっています。アートな雰囲気あふれる二人の写真もお楽しみに。
ほかにも、
・石破vs.野田 選択の時 天下分け目の衆院選
・標的にされた埼玉のクルド人 ネットに感化された人物が仕掛ける攻撃
・国立大の学費値上げへ 黒字でも“限界”
・都内ホテル急騰で悲鳴 インバウンドにコロナ負債回収
・【女性×働く】残業、通勤時間ナシ 働くなら海外
・海外留学斡旋システムに穴 金銭トラブルに巻き込まれない方法
・追悼・山藤章二さん 風刺魂は永遠に
・マルジェラって誰ですか? 教養としてのハイブランド
・大人も楽しめる「サバイバル」 危機を生きぬくヒント
・磯村勇斗×岸井ゆきの×内山拓也 あと一歩の想像力
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 児島気奈・K-PRO代表
などの記事を掲載しています。
西ローマ帝国滅亡後の中世ヨーロッパでは、ゲルマン人の王国が増えます。特に栄えたのが、カール大帝のフランク王国でした。このころ、キリスト教はヨーロッパ全土に広がり、ローマ教皇の権威が高まります。それは聖地イェルサレムに向かう十字軍の運動を生みだしました。また、14世紀にはイングランドとフランスの間で王位をめぐる戦争が起き、戦いは100年にもおよびます。
19世紀後半は、イギリスやフランスなど列強が世界各地に植民地を広げる帝国主義の時代でした。列強に追いつくために、ドイツは首相ビスマルクを中心に国家の統一を達成します。同様に近代化を目指すロシアやオスマン帝国では改革や憲法制定が進みますが、不満を持つ民衆が革命を起こします。いっぽう東アジアでは、近代化を成しとげた日本が大陸へ進出を始めました。
特集:京都
約1200年前、都になった京都。桓武天皇によりつくられた平安京の時代は、現代につながる日本人の感性を育みました。そんな平安の雅を感じる旅を提案する本特集。いまめぐりたい神社仏閣、美食、宿泊施設など、濃密な内容でお届けします!
海運業を営む豪商・藤島家の妾の子である雪子は、義理の姉の毬江に虐げられて暮らしていた。ある日雪子は、気鋭の実業家である平塚嵩也との政略縁談を毬江の代わりに受けるように命じられる。一見冷酷な印象の嵩也だが、雪子の手作り菓子をきっかけに、少しずつ心を開いてくれて…。大正ロマンのお菓子が心を繋ぐ、京都が舞台の婚姻譚!
近代京都の琵琶湖疏水事業などで知られる第三代京都府知事、北垣国道(1836〜1916)。本書はその波乱に満ちた幕末から晩年にかけての生涯を浮かび上がらせる。幕末の「生野の変」や「天狗」騒動を経て、京都府知事として京都宮津間車道および琵琶湖疏水事業にたずさわり、晩年の北海道庁長官へといたる経緯、そのなかでつちかわれた人脈や行動の考察によって、従来とは異なる人間・北垣国道像を描き出す。
人類と地球にはどのような未来があり得るのだろうか。気候危機、横行・拡散する核の恐怖、頻発する地域紛争や戦争といった近年の状況は、私たちの生存基盤が有限かつ壊れやすいものであることを教えている。資源やエネルギーの争奪競争は大地・海洋・大気圏・宇宙の至るところで激化しており、野生動植物との関係性、災害、自然破壊といったことがらもそれに伴って大きく問題化してきている。環境や資源は誰のためのもので、どのような目的から活用されるべきものなのか。繁栄や幸福とはどのようになることか、そしてそれにあずかるべきは誰なのか。環境に注目することで考えてみたい。
さまざまなモノ・文化・名産・物産・地理等のテーマから、都道府県それぞれの特色を比較して解説する好評「47都道府県百科」シリーズ。その中から30タイトルの内容を都道府県ごとに取り出して、歴史・食・営み・風景という分野に分けてまとめ上げた、その地ならではの豊かな文化が一望できるユニークなご当地文化百科が誕生ー現在もその地に根付く、あるいはかつてその地にあった、各都道府県の生活・伝統・文化・歴史などがよくわかる!
女として母として、あるいは人として、その時々の想いを込めて。
日本の国体についての論理化が、西田幾多郎博士によって既になされていました。意識が主観と客観から出立するのか、主観客観に分かれる以前の主客未分から出立するのかで、全てが決まります。J・M・ケインズの言う「欲望」から出立するのか、渋沢栄一の「道徳経済合一説」で出立するのかで、全てが決まります。
ファイナルファンタジー ピクセルリマスターよりキュービックメモリーが登場!
作中のワンシーンが、アクリルケース入りのジオラマになりました。