2005年7月11日に40歳の若さで急逝したトップ・プロレスラー、橋本真也の入場テーマ曲「爆勝宣言」を、追悼リリース。本作は、2003年にデジタル技術を駆使して録音し直されたヴァージョンだ。
2ヵ月で完売した大反響のシングル「深夜高速」を含むアルバム。喜怒哀楽などのリアルな感情を飾らない言葉で表現した歌詞が清々しく、真っ直ぐなロック・サウンドとともに心に突き刺さる。
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沢木耕太郎のベスト・セラー『深夜特急』を映像化したドキュメンタリー・ドラマ。96年から98年にかけて放映され、好評を得た3部作。出演は大沢たかお、松嶋菜々子ほか。
『ゴジラ』『日本沈没』から『ブルークリスマス』まで、東宝特撮映画黄金時代のサントラを集大成した決定盤を10枚組にて。初CD化音源を多数収録しており、80ページのブックレットも魅力。
結成15周年というベテラン・バンドのシングル。ラウドなアレンジのフォーク・ソングといった趣の(1)とストレートなR&Rである(2)(3)の対比が、このバンドの奥深さをうまく表現している。ライヴで鍛えられたと思しき骨太なビートがうれしくも頼もしい。
笑ったり泣いたりずっこけたり…ゆかいに生きる海の仲間たちがあなたに伝える海からのメッセージ。
41万語以上の収録語数を誇る世界最大・最高の辞書『オックスフォード英語大辞典』(OED)。この壮大な編纂事業の中心にいたのは、貧困の中、独学で言語学界の第一人者となったマレー博士。そして彼には、日々手紙で用例を送ってくる謎の協力者がいた。ある日彼を訪ねたマレーはそのあまりにも意外な正体を知るー言葉の奔流に挑み続けた二人の天才の数奇な人生とは?全米で大反響を呼んだ、ノンフィクションの真髄。
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2005年4月から翌年3月まで日本テレビ系で放送された、バラエティ番組内の人気企画「ベタの世界」で放送されたドラマがDVD化。“ベタこそ誰もが共感する共通言語である”をテーマに、さまざまなシチュエーションのドラマが展開される。
「大人って、とても変だ」そう思いながら王子様は旅を続けた。“かつて子供だった”人のために書かれた永遠の名作。その「謎」を解く最も大胆な倉橋訳、待望の文庫化。
とつぜん引退を宣言したリア王は、誰が王国継承にふさわしいか、娘たちの愛情をテストする。しかし結果はすべて、王の希望を打ち砕くものだった。最愛の三女コーディリアにまで裏切られたと思い込んだ王は、疑心暗鬼の果てに、心を深く病み、荒野をさまよう姿となる。
16歳の少年ウラジーミルは、年上の公爵令嬢ジナイーダに、一目で魅せられる。初めての恋にとまどいながらも、思いは燃え上がる。しかしある日、彼女が恋に落ちたことを知る。だが、いったい誰に?初恋の甘く切ないときめきが、主人公の回想で綴られる。作者自身がもっとも愛した傑作。
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。
「ある街角で、不安が私に襲いかかった。汚らしく、うっとりするような不安だ」極限のエロスの集約。戦慄に満ちた娼婦との一夜を描く短編「マダム・エドワルダ」に加え、目玉、玉子…球体への異様な嗜好を持つ少年少女のあからさまな変態行為を描いた「目玉の話」を収録。
孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。ドイツの国民作家ケストナーの代表作。
魚になってヴェネツィアを水没の危機から救う一家。ピアノを武器にするカウボーイ。ピサの斜塔を略奪しようとした宇宙人。捨てられた容器が家々を占拠するお話…。現代社会への痛烈なアイロニーを織り込んだ、ユーモアあふれる知的ファンタジー短編集。
自分の頭で考える。カントが「啓蒙とは何か」で繰り返し説くのは、その困難と重要性である。「永遠平和のために」では、常備軍の廃止、国家の連合を視野に入れた、平和論を展開している。他3編を含め、いずれもアクチュアルな問題意識に貫かれた、いまこそ読まれるべき論文集。
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19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺すー。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。