ひとりで一人前の花火師になって、おとうさんを負かしてやる。みてて!リーラは花火師の資格をえるため、家をとびだして魔王ラズバニのすむメラピ山をめざしました。ところがリーラは、火の魔王に会うために必要な、あることを知らなかったのです。それを知った友人のチュラクとゾウのハムレットが、あわててリーラをおいかけます。すったもんだのすえ、リーラが手に入れた「さいごのひみつ」とはー?ファンタジーの名手プルマンが贈る、ユーモアあふれる元気いっぱいの冒険物語。10代から一般まで。
現在、絶大なる人気を誇る日本画家、宮廻正明の最新画集
日本美術院同人、東京藝術大学教授の宮廻正明は、現在もっとも精力的に活躍している日本画家。平安・鎌倉時代の古典絵画技法に学びながら、現代的なエスプリを加えた個性的な画風は多くのファンを魅了しています。 本書は、彼の初期から最新作まで、カラー図版119点に素描も多く紹介、さまざまなテーマに取り組んできた画家の歩みをたどる、はじめての豪華画集です。最高級の紙に、最新の印刷技術を駆使し、作品の精緻な技法の再現を可能にしました。さらに、平山郁夫、筑紫哲也、イランの映画監督キアロスタミの各氏の文章、谷川俊太郎氏の詩が、作品の多様な魅力を語ります。
炎術使い御火速霊流の宗家に生まれながら炎術を使えない優夜が、修行の先に送り込まれたのは三人の姉妹が暮らす高倉家。これはおいしいシチュエーションかと思いきや、優夜の姉匠となる長女の彩雲はヤンキーあがり、三女の美風は端から優夜に冷たく、唯一友好的なのは次女の美空だけ。それでもめげない優夜は、エッチな妄想を膨らませながら、今日も修行に励むのだった……。
第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。
三河以来の直参・横田家は家禄九千五百石で旗本の筆頭。家督を継いだ真行は遠縁からの養子で、江戸城を警護する御鉄砲百人組の頭だ。真行が部屋住みの貧しい頃から好き合ったお鶴は、本所の瓦版屋『花房』の女主人で、四歳になる娘お糸と暮らしている。真行とお鶴らは江戸市中を騒がす大店襲撃、辻斬り、誘拐事件を解決すべく、心血を注ぐ。