数百年間イギリスの植民地支配下にあって自国の文化の確立を切望したインドで、連綿と宗教歌謡が生活に息づき、自国の音楽に高い関心を寄せるのはなぜなのか。長期のフィールドワークをもとに音楽界や芸能と社会の関係性を包括的に考察して、民族音楽的研究と南アジア地域研球究の成果を写真・図版とともに提示する。
新学習指導要領に基づく3 観点「評価」の具体を読み解く!
各教科等の指導計画、学習指導案、指導要録等の作成に欠かせない!
各学校、各教師必読の国立教育政策研究所公式資料!
2021 年8 月に国立教育政策研究所教育課程研究センターより、高等学校版「『指導と評価の一体化』の
ための学習評価に関する参考資料」が公表されました。本資料では、学習評価の基本的な考え方や、
各教科等における評価規準の作成及び評価の実施等について解説しているほか、各教科等別に単元や
題材に基づく学習評価についての事例を紹介しています。本資料を参考とすることで生徒一人一人の
学習評価及び、学習評価を含むカリキュラム・マネジメントを円滑に進めるための手がかりとなります。
「指導と評価の一体化」を実現し、生徒たちに未来の創り手となるために必要な資質・能力を育むため
にも全教員必読の資料です。
速読、多読がしっくりこない方々へ 「精読」で読書の基礎体力をつけませんか?
精読の理論と実践を紹介する
ありそうでなかった読書指南書です。
目次
第1部 読書とは何か
01 本の読み方のいろいろ??精読のすすめ
02 読書とは何か
03 読書の楽しみはどういうものか??実用の読書、娯楽の読書
04 読書とアタマのはたらき??「コトバのアミ」と読書
05 本とは何か??何を読むのか
06 本の種類と読み方のちがい??四つの読書法
07 黙読か、音読か
08 いつ、どこで、だれが
第2部 基礎編 文を読む
01 ダイ・ドドナ・ドドナの読み取り
02 文の区切り方??「首」と「くさび」
03 「単位文」と文の組み立て??重文と複文
04 主部と述部との読み取り??中島敦「山月記」
05 項目の読み取り??エミール・ファゲ『読書術』
06 文を声に出して「読む」??室生犀星「女ひと」
07 翻訳本を添削して読む??ランガー『芸術とは何か』
08 文章展開のちがいを読み分ける??文章展開の四種類
第3部 応用編 文章を読む
01 日本国憲法「前文」を読む??文構造の読み取り
02 文章表現の読み取り??「ニュースピーク」の原理
03 文学文への想像力??若山牧水の紀行文
04 比較・対象の読み取り??二種類の「原因」とは
05 文章の展開の読み方??オルテガ「芸術の非人間化」
第4部 読書の「道具箱」
01 読書のための印つけのポイント
02 ページへの印つけ
03 索引のつくり方
04 指と定規で本を読む
05 「しおりメモ」を使う
06 音読のリズム??2音ないし3音区切り
07 接続語の論理のはたらき??十一通りの接続語
08 短い論理語の読み方??並列の接続語のはたらき
09 読書のためのカテゴリー??文章理解のものさし
10 コトバとコトバを考える??六通りの相互関係
11 読書の速度を測定する
12 読書能力とはなにか??読書能力のレベル
気の置けない旧知の友ならではの会話あり、会いたかった人との意外な話の展開があり…。横尾忠則が、表現の最先端を走る15人と、芸術の源泉、深淵について、語り合い、ときに聞き手となって尋ねる魂の会話集。
近年「障害者によるアート」が新聞紙上や各メディアへの掲載が増えている。しかし、そこには「障害者の」という前置きが必ず加わる。「 表現者」によるアート作品そのものを鑑賞することが、なぜできないのだろうか?
本書は従来の障害者作品のイメージを一新し、鑑賞できる場をつくる試みと、作品の正当な評価をめざして国内外で活動する先駆的なグループの活動を紹介する。既存の福祉制度が行き詰まり、新たな社会保障制度が早急に求められる中、障害者の自由な芸術表現を行える、社会環境の整備=すべての人が暮らしやすい社会システム構築への展望を描く注目の一冊。
本書で紹介する主な団体、事業と取り組み
「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」滋賀県社会福祉事業団による障害者と健常者、福祉とアート、アートと地域社会など、様々なボーダー(境界)を越えてゆく事をコンセプトにヨーロッパの美術館
との連携も積極的に展開する試み。
「たんぽぽの家」奈良発、障害者の自己主張の場づくり。詩や舞台などのコンサート活動や絵画や書などの芸術表現と、「エイブルアート・カンパニー」による積極的な企業コラボレーションでの障害者観の転換を図る。
「アトリエ インカーブ」知的障害者のためのアートスタジオ。芸術作品の正当な評価を求めニューヨークへなどのアート市場へ積極的に進出。アーティスト(障害者)の働き方の多様性と生活基盤、プライドの構築をミッションに掲げ事業展開を続ける。
「アートを活かした障がい者の就労支援事業」大阪府の取り組み。障害の有無に関係なく希望者が自由に作品を出品でき、来場者が自由に鑑賞、購入ができるなどの機会の平等を保障し持続可能なシステムの構築に向けて官民の協働を推進する。
20世紀は映像の世紀である。映画や写真などの複製芸術はどんな可能性をはらんでいるのか。巨大な思想家ベンヤミンの刺激あふれる先駆的映像芸術論。
人は誰でも「表の顔」と「裏の顔」を持っている。
「今」につながる歴史の影に迫る33のエピソード!
この「ボタンの掛け違い」で歴史は狂わされる
◆無敵ナポレオンに立ちふさがった「感染症」の恐怖
◆アメリカ大統領リンカーンを支配した超悪妻
◆数学者ピタゴラスが率いた「狂気のカルト集団」
◆ヴィクトリア女王の偏愛を受けた「嘘つきインド人」の正体
◆作家ドストエフスキーが的中させた「自らの死期」
世界の歴史は「表の顔」と「裏の顔」の
せめぎ合いで作られてきました。
本書に登場する人物や出来事は、
一見、歴史の1ページに刻まれるにふさわしい
名声に満ちているように見えるでしょう。
しかし読んだ後には、知っているつもりだった歴史上の人物が
その「裏の顔」の恐ろしさとともに
生々しく感じられるはずです。
累計13万部突破の「堀江宏樹・怖い歴史」シリーズ第5弾!
地域芸術祭の20年のあゆみ、その到達点
新潟県の南端、十日町市と津南町で3年に1度開催される「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」。2018年夏に7回目の会期を迎えました。
里山と棚田の緑が広がる豪雪地に、馴染みのないアートがやってきてから約20年。7回の開催を通して、大地の芸術祭が切りひらいた「アートによる地域づくり」は、新たなフェイズを迎えました。
2018年夏は、日本国内のみならず、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各地から多くの旅人が越後妻有を訪れ、約55万人の来場者を記録しました。
本書は2018年の芸術祭の全作品とイベントを収録した記録集です。越後妻有里山現代美術館[キナーレ]での企画展「2018年の〈方丈記私記〉」に関する、建築家・原広司氏の報告「廻る人」のほか、オフィシャルサポーターやアーティスト、地域住民など、芸術祭の20年を支えてきた人びとの声も掲載。
クラシック音楽、演劇、オペラといった芸術ビジネスの市場は縮小する一方だと言う人がいる。余暇の過ごし方の多様化や競争の激化、若者の芸術離れを嘆く人もいる。だが、本当にそうだろうか?今日、多くの芸術団体が苦境にさらされている元凶は、作品の問題ではなく、マーケティングの不足ではないだろうか。世界には、効果的なマーケティング戦略によって観客数の劇的増加を実現した団体がいくつもあるのだ。芸術界の人々は芸術の意義を強調したがるが、観客が劇場を訪れるのは、楽しみたいから、わくわくしたいからだ。芸術の楽しさを取り戻すこと。そのためには、顧客を深く理解し、適切なアプローチで鑑賞を促す必要がある。本書は、基本的・現代的なマーケティング戦略を活用し、芸術ビジネスを成功に導く効果的な方法を提示する。
ルネサンスを彩った天才から凡才まで、80人の芸術家の数奇な物語。
実技をみがくための基礎体力増強講座。書くために知っておきたい12の本講+課外授業。
“遊び”の創造で育てあい、育ちあう。
芸術作品は、日常生活に回収される道具と異なり、世界と大地との亀裂の狭間に真実を顕現させる。哲学の「別の原初」を指し示し、ハイデッガー後期思想への「転回」を予示した記念碑的作品。
親密な眼差しがとらえた芸術家たちの素顔。黄金時代のモンパルナスで制作する芸術家たちに注がれたドアノーならではの眼差し。創作の優れた証人であり、時代へのノスタルジーをも内包するドアノー写真の魅力を、機知に富む撮影メモとともにあまさず伝える。決定版ドアノー写真集第2弾。