日本随一の蕎麦漫画。堂々の完結編!!
矢代稜は名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された男。
自由にそばを打ちたいと店を構えず、車にそば打ち道具を積み、
東へ西へ放浪の日々。人は「そば」をどんな背景で「麺食」として
食べ始めたのか、またそば切りがいかに全国に伝播したのかを
探るために、九州から京都、そして蕎麦王国・信州を旅して回る
矢代稜。稜がたどりついた答えとは……!?
そば切り発祥の旅から帰った稜に周囲はエリカと
谷中藪を継ぐことを期待するが、稜は世界一周の旅に…!?
読むと蕎麦が無性に食べたくなる蕎麦漫画の決定版、堂々の完結編です。
【編集担当からのおすすめ情報】
精緻な取材から構成される「そばもん」も
本巻でエンディングを迎えます。
これを機に是非、全巻お買い求めください。
新しい才能の出現!そばときしめんの違いは、世界における日本の特別な位置を示している!?大胆な模倣手法による清水義範初のパスティーシュ小説集。
イタルデザイン(在イタリア)、ソニーでの気鋭の工業デザイナーから一転、自然農法による百姓生活を経て、蕎麦打になるまでの心のあと。
蕎麦の美味しさは三たてにあるといわれます。碾きたて、打ちたて、茹でたて、の三たてでございます。…私がお客様のお宅にお伺いし、その場で打たせていただき、茹で上げるわけですので、これ以上の「たて」はございません。…。気鋭の工業デザイナーから一転、自然農法による百姓生活を経て、蕎麦打ちになるまでの心の気跡。
「ちょっと変わった一人の男とそばと店にかかわって生きてきた、考えてきた、教わってきた、行動してきた一つのあかしなのだが…。」-多くのそば好きをうならせた名店、竹やぶ店主が初めて書いた、蕎麦、店、人…。
秋原健一、製薬会社課長、四十三歳。波多野妙子、調理師専門学校講師、三十歳。二人は京浜急行の中で出会い、蕎麦屋でせいろを食べ、ホテルでただTVを見るー。(「蕎麦屋の恋」)姫野カオルコが描く、六つの「非・恋愛小説」。
集めて楽しく、使って便利な蕎麦猪口文様図鑑。古伊万里ビギナーからコレクターまで必携の書。収録の蕎麦猪口・のぞき猪口・半筒など958点、酒器など42点。素朴なこんにゃく判、自由奔放な染付、上手の色絵猪口、明治期の印判などマニア垂涎の名品1000点。
江戸の食生活のなかで、ぬきんでて親しまれていた蕎麦。そのルーツは?また、夜の外食産業のチャンピオン夜蕎麦売りの経営作戦とは?蕎麦文化の基を作った寺院をはじめ、大名から庶民まで、その生活と蕎麦との関わりを、川柳・俳諧・歌舞伎・落語・絵などの資料を博捜して生き生きと描き、江戸時代の習俗や人びとの心を探る文化史としての蕎麦。
日比両国を往還する商社駐在員や娘たちの明暗の行く手に、バギオでのソバ栽培と輸出に賭ける人びとを描く国際小説。
そばの花、そば畑、そば殻、そば粉、そば打ち、そばがき、そば湯、そばのさまざまな姿を、蕪村、芭蕉らの俳句で読み解く。味わい深い「そば話」六十編。
江戸の世に花開いたそば文化。-そばは江戸食を代表する粋な食べ物であり、その伝統は、江戸前と呼ばれるうなぎや握りずし、天ぷらよりもはるかに長い。文化文政期、江戸のそば屋の数は三〇〇〇軒を超えるまで膨れあがったといわれる。そして現在、“ニューウエーブ”と呼ばれる新鋭のそば屋が人気を博すなか、他方で“老舗”と呼ばれ、暖簾の伝統を頑なに守り続ける古参のそば屋がある。その暖簾ー砂場、更科、藪、東家、一茶庵。本書では、江戸・明治・大正の時代から連綿と受け継がれる老舗そば屋の系譜を辿り、江戸以来のそば屋の伝統を顧みる。
本書は、科学的根拠に基づいて蕎麦を見直すものである。欧米では日常的な食品であるパンについて、それぞれの分野において細部に至るまで研究されてきた。同様に日本人の日常食である蕎麦も、いつの間にか多くの方々によるそれぞれの洞察を得て、小麦の科学水準に匹敵し得る域にまで来ている。日本蕎麦は大勢の方にもっと解釈される時がやってきた。日本の伝統食品「蕎麦」を扱う者の道として、追求を重ね上げることが科学だと信じ、それが専門職と蕎麦好きの人びとに平等に射し込む光となることを希望している。
ある昼下がり、蕎麦屋の暖簾をくぐる。まずは板わさ、焼き味噌、たたき海苔など、簡単な酒肴でお酒を一本。さらに、出汁巻き玉子、天ヌキ、鴨焼きに合わせて、もう一本。最後に蕎麦切りをたぐって、ささっと店を後にする。日本人に生まれてよかったぁー。蕎麦屋で酒を飲むときこそ、まさにその最高の幸せを感じる。しかしそれは一体何故か?何故、蕎麦屋で飲む酒は旨いのか?蕎麦と酒に関する豊富な知識と愛を基に、その秘密を探求する。江戸前からニューウェイブまで、様々なスタイルの蕎麦屋酒を楽しめる蕎麦屋ガイド付き。
全国1500軒以上の蕎麦を食べ歩いても、なお、新しい「味」が現われる。極めても極めきれない蕎麦の道…。
しなやかなこし、つるりとしたのどごし。蕎麦通を唸らせる蕎麦を打つ。蕎麦の香りを楽しみ、蕎麦屋を開く方法を伝授。