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言語学 の検索結果 標準 順 約 2000 件中 181 から 200 件目(100 頁中 10 頁目) RSS

  • データを用いたことばとコミュニケーション研究の手法
    • 大津 隆広
    • ひつじ書房
    • ¥6600
    • 2023年11月07日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • 言語コーパスや音声・映像などの多様な言語・非言語データをベースに、言葉やコミュニケーションに関わる言語の諸相を分析した研究書。語彙や構文、会話と語り・文法形式、会話表現・談話標識、意味拡張や言語接触、会話パフォーマンスや日本語母語話者と非母語話者の相互行為能力など、言語・非言語データをもとにした言語研究のアプローチ方法を示す。
    執筆者:内田諭、大津隆広、大橋浩、土屋智行、冬野美晴、松村瑞子、山下友子、山田明子、山村ひろみ、横森大輔、劉驫、Edmundo Cruz Luna
    はしがき

    1.語彙・構文

    CEFRレベルによる英語学習者の作文の特徴分析
    ICNALEに基づいた中間言語の国際比較
    内田諭

    構文の「枠」の探索と規定
    超大規模コーパスを利用した動詞との共起要素の交差的分析
    土屋智行

    形状類別詞「片」「张」「扇」「面」について
    劉驫


    2.会話と語り・文法形式

    日英語の会話中の発話引用形式と主語の人称
    松村瑞子

    「語り」におけるスペイン語直説法過去完了形
    英語過去完了、フランス語直説法大過去との対照の観点から
    山村ひろみ


    3.会話表現・談話標識

    反応表現における韻律バリエーションに関する会話分析的アプローチ
    英語reallyを例に
    横森大輔

    In Other Words and I Mean
    Procedural Constraints and Cognitive Effects
    Takahiro OTSU


    4.意味拡張・言語接触

    説き起こしを表す「だいたい」の意味拡張
    大橋浩

    Language Contact in Virtual Spaces
    The Kin Terms Bli, Bro, and Bos in Balinese Online Discourse
    Edmundo Cruz LUNA


    5.会話パフォーマンス・相互行為
    英語母語話者によるパブリックスピーチの特徴
    マルチモーダリティの観点から
    冬野美晴・山下友子

    日本語L1・L2話者によるグループワークの相互行為分析
    言いたいことが伝えられなかった会話連鎖
    山田明子


    索引
    執筆者紹介
  • 優しいコミュニケーション
    • 村田 和代
    • 岩波書店
    • ¥1034
    • 2023年04月24日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 3.57(9)
  • ビジネス会議ではなぜ雑談が大事? 会話での相槌にはどんな意味が? 日常の会話、ビジネス会議やオンラインの話し合い、リスクコミュニケーションを、社会言語学の視点から具体的に分析すると、コミュニケーションを成り立たせる条件がみえてくる。誰も排除しない社会に向けた「人に優しい話し方・聞き方」のヒントがここに。
     はじめに

    1章 優しさの手がかりーーカギとなる概念や理論

    2章 雑談のススメ

    3章 大切なのは「聞くこと」

    4章 難しいコミュニケーション

    5章 コミュニケーションデザインーー記述から提案へ

    終章 優しいコミュニケーションを考える

     おわりに
     参考文献
  • ヘテロゲニア リンギスティコ 〜異種族言語学入門〜 (1)
    • 瀬野 反人
    • KADOKAWA
    • ¥638
    • 2018年12月04日
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.72(9)
  • 怪我をした教授に代わり、魔界でモンスターとの言語的&非言語的コミュニケーションの調査を任されたハカバ君。ガイドのススキと共に魔界を旅をする、新人研究者の苦悩と日常を描いたモンスター研究コメディ!
  • 外国語教育研究ハンドブック【増補版】- 研究手法のより良い理解のために
    • 竹内 理/水本 篤
    • 松柏社
    • ¥4620
    • 2023年05月18日
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(1)
  • 外国語教育学や第二言語習得の論文において多く使われている手法を網羅的に紹介し、
    実際に論文を書く時に活用できるようわかりやすく丁寧に指南したベストセラーの増補版。
    調査的面接法入門の章と、構造構成的質的研究法(SCQRM)入門の章が新たに加わったばかりでなく、
    質的な研究手法の以外にも、カッパ係数やSEMのFit 指標の表も盛り込まれています。
    研究を志す大学院生、中学・高等学校教員、大学教員、教育産業従事者に必携の一冊。

    今回の増補のポイント!
    ☑︎APA第7版に完全対応
    ☑︎新たに「ベイズ統計入門」「量的手法のさまざまな展開」の章を追加
  • 話し方が上手くなる!声まで良くなる!1日1分朗読 これぞ日本語最高峰!何度でも読みたい名文・名作編
    • 魚住 りえ/高澤 秀次
    • 東洋経済新報社
    • ¥1650
    • 2023年12月13日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • ★累計30万部突破!
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    【著者からのメッセージ】
    私の朗読は、「魚住式メソッド」ともいえる「完全オリジナル版」です。
    この「魚住式メソッド」は私が30年を超えるアナウンス経験から生み出したもので、唯一無二の方法と自負しています。
    前回の本ではこうした朗読のメソッドを中心に述べたため、限られた朗読の例文しか掲載できず、多くの方から「もっと他の例文がたくさん欲しい」との要望をいただきました。今回はそんなご要望にしっかりお応えして「近代以降のさまざまな文学作品を掲載しました。
    美しい日本語で書かれた文章を朗読するのは、それだけで気持ちが高揚するし、教養度も格段にアップするので本当におすすめです。
    最初は「朗読なんて興味がもてない」と言っていた人が、一度やってみるとその楽しさに開眼し、「いまでは一生の趣味です」「こんなに楽しいならもっと早く始めたかった」 と言っていただくことも多いのです。
    朗読には、人生を変える力があるのです!
    それではみなさん、魚住式メソッドで朗読の世界を存分にお楽しみください!

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    ★声が良くなりたい人、「いい声」で話したい人
    ★人前で上手く話せない人、プレゼンやスピーチが苦手な人
    ★職場やデートなどでの「雑談」が苦手な人
    ★滑舌が悪い人、滑舌を良くしたい人
    ★「語彙」を増やしたい人、「大人の言い回し」がしたい人
    ★単純に、名作・名文を楽しみながら読みたい人、教養を身につけたい人
    ★趣味として朗読したい人、朗読でストレス解消をしたい人
    ★朗読しながら、脳トレや認知症予防の効果も期待したい人

    「1日1分朗読」を楽しみながら、人生が激変する「大人の声と話し方」をいっきに身につけよう!
  • ことばと社会 25号
    • 『ことばと社会』編集委員会
    • 三元社
    • ¥2860
    • 2023年10月13日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 貧困の拡大、医療・教育・司法の機能不全、難民、ジェンダー差別、レイシズム、「民族」差別、少子高齢化、さまざまなマイノリティの抑圧……、これら社会的課題のすべてに、ことば、言語、コミュニケーションがかかわっていることは言うまでもない。ことばをめぐる包摂と排除という多面的現象について記述・分析をおこなうことで、読者に気づきを喚起する。
    ■巻頭コラム
    「世界への架け橋としての言葉と模型」南谷和範
    ■特集:ことばをめぐる包摂と排除
    [序文]「ことばをめぐる包摂と排除」かどや ひでのり
    「ことばの かたちを ひとに あわせる図書館サービス」あべ・やすし
    「ドイツにおけるBildungssprache概念の理論的・実践的展開ーー言語教育を通した包摂に関する一考察」立花有希
    「台湾の言語をめぐる包摂と排除」吉田真悟
    「英語のなにが問題で、なにがなされるべきかーー国際英語における言語規範の自律化と解放」かどや ひでのり
    「スペイン語のジェンダーにおける「排除と包摂」」糸魚川美樹
    [インタビュー]「言語的相互承認を通じた包摂ーーバルセロナ、ミラ・イ・フンタナルス小学校 校長 ロザ・ククルイスさんに聞く」塚原信行
    [研究ノート]「「社会的排除」を免れるために必要な能力とはなにかーー4つのタイプの生徒と教員たちの奮闘の記録から考える」すぎむら なおみ
    [特集あとがき]「排除の包摂ーー「包摂/排除(inclusion/exclusion)」ということばをめぐって」佐野直子
    ■投稿論文
    「子は父母の言語のどちらを選好するかーー南スロヴァキアの民族混住都市での調査から」山口博史 神原ゆうこ
    ■書評
    Suresh Canagarajah, Language Incompetence: Learning to Communicate through Cancer, Disability, and Anomalous Embodiment 評者:柳井優哉
    林初梅・吉田真悟(著)『台湾華語』(世界の言語シリーズ 18) 評者:黄海萍
    ■連載報告 多言語社会ニッポン
    アイヌ語:「ウポポイ オッタ アイヌイタク アエイワンケ ヒ チェイソイタク〔ウポポイでのアイヌ語の取り組みを語る〕」小林美紀 矢崎春菜
    琉球弧の言語:「脱植民地化運動の中の言語復興」與儀幸太郎
    移民の言語 :「在日ウクライナ人の言語意識ーーロシアによる戦争の影響をめぐる考察」ジャブコ・ユリヤ
    手話:「バイリンガル・バイカルチュラルろう学校、明晴学園の現状」榧陽子 小野広祐 森田明
    ■近刊短評
  • 象の鼻から言語学
    • 牧 秀樹
    • 開拓社
    • ¥2200
    • 2023年04月21日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 本書は、三上章 (1960)『象は鼻が長い』を出発点として、言語学の問題「主語・目的語って何だ?」に取り組みます。調査の結果、日本語の主語も目的語も、「カメレオン」でした。カメレオンが周囲の色に応じて体の色を変えるように、主語も目的語もさまざまな助詞をかぶって変装しています。さらに、小・中・高の国語・英語の教科書も調査し、「主語・目的語の教科間の揺らぎ」や形容詞・副詞の謎も明らかにしていきます。
    1章 日本語の「象は鼻が長い」
      三上章氏の主張の最短要約

    2章 世界の言語の「象は鼻が長い」
      そんなにあるの?

    3章 日本語の主語の問題
      主語はカメレオン

    4章 日本の教科書の中の「目的語」
      日本語には、目的語があるの?

    5章 日本語の目的語の問題
      おぬしもカメレオン!

    6章 日本語の形容詞の問題
      活用か環境か

    7章 カメレオン発見テスト
      んだってテスト・のはテスト・にへテスト・数字テスト

    8章 おわりに
      混乱を減らすために
  • 7カ国語をモノにした人の勉強法
    • 橋本陽介
    • 祥伝社
    • ¥748
    • 2018年11月
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 5.0(3)
  • 言葉のしくみと成り立ちがわかれば、語学は上達する!本書を一読するだけで、あなたの「勉強法」は大きく変わります!
  • 「かわいい」言語学
    • 熊谷学而
    • 大修館書店
    • ¥2640
    • 2025年11月10日頃
    • 予約受付中
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
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  • 日常にあふれる「かわいい」。そもそも「かわいい」とは一体何なのか。私たちはなぜ特定の名前を「かわいい」と感じるのか。キャラクターの名前やアイドルのニックネーム、さらにはオムツなどの商品名を、言語学の視点から分析。身近でありながら謎めいた「かわいい」の正体に迫る一冊。
  • 語りの言語学的/文学的分析
    • 郡 伸哉/都築 雅子
    • ひつじ書房
    • ¥4400
    • 2019年03月27日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 小説の語りへの言語学と文学研究の共同アプローチ。第1部で事態把握の類型論的考察(日本語・英語・ロシア語対照)、言語進化の考察、語りと声をめぐる文学理論的考察を行ったのち、第2部でモンゴメリー、ブルガーコフ、夏目漱石の作品の原文と翻訳のテクストを分析する。日本語・英語・ロシア語を比較しながら、「内の視点と外の視点」という切り口から語りに迫る。

    執筆者:都築雅子、ペトリシェヴァ・ニーナ、中村芳久、郡伸哉
    まえがき

    第1部 視点と語りへの視座

    第1章 事態把握の主観性と言語表現ー認知言語学の知見より 都築雅子
    1 はじめに
    2 主観的把握と客観的把握
    3 主観的把握傾向の日本語表現と客観的把握傾向の英語表現ー視覚・感情に関わる表現や推移表現など
    4 主観的把握傾向の日本語表現ー間主観性に関わる表現
    5 「語り」の視点と主観的把握/客観的把握

    第2章 事態把握の観点からみたロシア語 ペトリシェヴァ・ニーナ
    1 ロシア語の位置と文字体系
    2 名詞類の特徴ー性・数・格、その他
    3 動詞の特徴
    4 統語論的特徴
    5 ロシア語における事態把握の客観性と主観性

    第3章 認知と言語・コミュニケーションの進化 中村芳久
    1 はじめに
    2 認知文法の認知モデルと2つの認知モード
    3 認知モードと日英語の「内」「外」
    4 言語構造の諸側面(記号構造、単文構造、複文構造)の進化
    5 コミュニケーションと認知
    6 利他性・協力・協調性(altruism,MACCM)の進化と認知
    7 結び

    第4章 語りと声ー文学的観点から 郡伸哉
    1 視点と声
    2 『沈黙』の思考描写
    3 語りの主体と対象
    4 物語世界
    5 媒介の諸相
    6 心と声
    7 『沈黙』の声

    第2部 テクストの比較分析ー日本語・英語・ロシア語の語り

    第5章 モンゴメリー『エミリー』
    1 はじめに              都築雅子/郡伸哉
    2 英語原文と日本語訳の比較ー事態把握の主観性の観点から 都築雅子
    3 英語原文における「体験の言語化」 郡伸哉

    第6章 ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』
    1 はじめに 郡伸哉/ペトリシェヴァ・ニーナ
    2 語りのテクスト分析 郡伸哉
    3 ロシア語原文・英訳・和訳にみる主観性と客観性 ペトリシェヴァ・ニーナ

    第7章 夏目漱石『夢十夜』より「第三夜」
    1 はじめに  都築雅子/ペトリシェヴァ・ニーナ/郡伸哉
    2 日本語原文と英語訳文の比較ー事態把握の主観性の観点から 都築雅子
    3 ロシア語を中心とした3言語の比較 ペトリシェヴァ・ニーナ
    4 夢の感触の表現 郡伸哉

    第8章 テクスト分析のまとめ

    執筆者紹介
  • 言語の能格性
    • 今西 祐介
    • ひつじ書房
    • ¥4180
    • 2020年04月01日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 能格性に関する日本語での初の概説書。能格言語の特異性を示すと同時に、英語や日本語と能格言語の類似性にも注目することで、言語の普遍性研究の重要性を説く。頻繁に議論される能格言語(バスク語やヒンディー語等)と筆者の専門であるマヤ諸語に焦点を当てながら能格性とそれに関連する言語現象を網羅的に紹介する。さらに、生成文法理論における能格性研究を概説しながら、当該理論の成果・問題点・今後の展望を明らかにする。
    第1部 事象概説
    第1章 格体系概要と能格性
    1.1 格体系
    1.1.1 格
    1.1.2 格標示の多様性
    1.1.2.1 主格・対格型
    1.1.2.2 中立型
    1.1.2.3 三立型
    1.1.2.4 他動詞文中和型
    1.1.3 能格性
    1.1.3.1 能格・絶対格型
    1.1.3.2 活格型
    1.1.4 まとめ
    1.1.5 格を持たない言語
    1.1.5.1 主要部標示型言語
    1.1.5.2 マヤ諸語

    第2章 分裂能格性(Part 1)
    2.1 はじめに
    2.2 分裂能格性のタイプ
    2.2.1 NP/person splits
    2.2.2 Tense, aspect, mood (TAM) splits
    2.2.3 Clause type splits
    2.3 その他のタイプの分裂能格性

    第3章 分裂能格性(Part 2)  マヤ諸語を中心に
    3.1 はじめに
    3.2 マヤ諸語における分裂能格性の問題
    3.3 複文構造分析
    3.4 マヤ諸語を超えて

    第4章 統語的能格性  マヤ諸語を中心に
    4.1 はじめに
    4.2 能格主語=主語?
    4.3 統語的能格性:関係節化を中心に
    4.4 統語的能格性:その他の現象
    4.5 まとめ
    練習問題

    第2部 理論的分析
    第5章 構造格分析
    5.1 はじめに
    5.2 Levin and Massam (1985)
    5.3 Bobaljik (1992, 1993)
    5.4 Murasugi( 1992), Ura( 2000, 2001)
    5.5 まとめ

    第6章 内在格分析
    6.1 内在格と外項主語
    6.2 内在格分析における絶対格

    第7章 依存格分析
    7.1 Marantz (1991)
    7.2 フェイズ理論における依存格

    第8章 分裂能格性のパラメータ分析  マヤ諸語の名詞化と能格性
    8.1 はじめに
    8.2 マヤ諸語の名詞化のパラメータ
    8.3 未完結相文の派生:名詞化パラメータ分析
    8.3.1 カクチケル語
    8.3.2 チョル語・カンホバル語
    8.4 まとめ

    おわりに
    言語リスト
    参考文献
    練習問題解答
    索引
  • リベラルアーツコトバ双書3 中国のことばの森の中で〜武漢・上海・東京で考えた社会言語学〜
    • 河崎みゆき
    • 教養検定会議
    • ¥1650
    • 2023年06月15日
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 4.5(2)
  • 本書は2022 年10 月から12 月にかけてリベラルアーツ検定のウェブサイトで連載した内容を新書用に加筆・修正したものです。タイトルを『中国のことばの森の中で─ 武漢・上海・東京で考えた社会言語学』としたのは、2005年に中国の武漢の大学で教え始めてから博士の学位を取って2013 年に上海の大学に移り、2017 年に帰国し、2023年の現在に至るまでの期間、観察・研究したこと、また現在、大学院で講義している内容や最近の言語現象に関連して考えたことも含んでいるからです。

    本書は、中国語がわからない方にも楽しく読んでいただき、読み終わる頃には社会言語学の概念や用語を、それからことばと社会がいかに関係しているかを理解してもらえるように、関連するエピソードや紹介する研究なども選んで構成しています。つまり、「中国社会言語学」の簡単な入門書となるように工夫し執筆しています。それは、中国社会言語学に関する本が、1990 年代の中国の社会言語学者陳原先生の著書の翻訳以来、日本で出版されていないからです。(はじめに)
    はじめに
    第1章 中国のことばの森の中でー武漢の街や武漢語のこと 1
    第2章 「倉橋家の謎」-言語景観ということ 13
    第3章 中国宮廷ドラマ見ていますかー中国語の男女ことば 23
    第4章 ブーブー、わんわんー中国の子供ことば、老人語 34
    第5章 上海で水を買うー配達のお兄さんと「役割語」 47
    第6章 もっと雑踏。上海の町の中で聞こえることばー言語接触 61
    第7章 永く忘れない…言語行動・非言語行動 75
    第8章 武漢なまりなつかしーコロナ禍の「言語サービス」と言語博物館 87
    第9章 心の中の大舞台ー広告のことばと「言語生活」 101
    第10章 百回、千回だって探す?-「名前」ということ 117
    第11章 ベルサイユのバラと中国語の新語 131
    第12章 「ことばと社会ー中国社会言語学のすすめ 145
    おわりに
  • 言語学と科学革命
    • 山梨 正明
    • ひつじ書房
    • ¥3520
    • 2021年06月17日頃
    • 在庫あり
    • 送料無料(コンビニ送料含む)
    • 0.0(0)
  • 本書は、科学哲学の観点から、言語学における新たな言語理論の展開のメカニズムの諸相を明らかにしていく。特に、生成意味論を母体として出現した認知言語学の科学的探求の方法を、科学哲学のパラダイム変換の観点から考察する。また、認知言語学の研究が、言葉の探求だけでなく、修辞学、哲学、認知心理学、脳科学、等の関連分野の研究にどのような重要な知見を提供するかを考察していく。言葉と知のメカニズムの研究への新たな指針となる一冊。
    まえがき

    第1章 序

    第2章 科学哲学からみた言語理論
     1. 言語研究と科学哲学的視点
     2. 言語研究における方法論
     3. 言語研究の科学観とパラダイム
     4. 理論言語学の批判的検討
     5. 言語研究の理論負荷性と検証・反証の問題
     6. 理論言語学における検証と反証可能性の問題点
     7. 科学としての言語学の理想と現実
     8. 理論言語学の科学性と妥当性の問題点
     9. 言語研究の展望

    第3章 理論言語学における意味研究の歴史と展望
     1. 言語学における意味研究
     2. 理論言語学における意味論ー歴史的展望
     3. 自然論理と生成意味論
     4. 生成意味論から認知言語学への展開
     5. 認知言語学の意味研究ーー認知意味論への展開
     6. 認知意味論と認知言語学の文法観
     7. 意味研究の科学哲学的検討
     8. 言語学のパラダイムと意味研究の(非)生産性
     9. 認知意味論のパースペクティヴ
     10. 意味研究の展望

    第4章 認知言語学の出現の背景ー生成意味論のレガシー
     1. 認知言語学の歴史的背景
     2. 認知言語学の母体ー生成意味論
     3. 生成意味論の研究拠点
     4. 認知言語学と言語研究の新展開
     5. 認知言語学の最近の動向
     6. 言語学と大学の研究体制
     7. 理論言語学の批判的展望

    第5章 認知言語学の哲学的背景と隣接科学との関連性
     1. 認知言語学の哲学的背景
     2. 認知言語学と言語過程説の言語観
     3. 認知言語学と現象学の関連性
     4. パースペクティヴ性とメルロ=ポンティの身体論
     5. 認知言語学のパラダイムと西田哲学
     6. 認知言語学と科学革命のメカニズム
     7. 理論言語学のパラダイム変換と言語理論の包括性
     8. 環境世界とアフォーダンスの視点
     9. 「環世界(Umwelt)」と生物の知覚世界
     10. 共通感覚と身体性からみた学問研究
     11. 認知言語学と現象学の科学批判

    第6章 言語科学の新たな展望
     1. 言語研究の開放性と閉鎖性
     2. 認知言語学と知の探求の開放性
     3. 認知言語学の関連領域への適用性
     4. 科学における収斂的証拠と実証性
     5. 経験科学としての言語科学の展望

    参考文献(言語学と関連分野) 
    参考文献(生成意味論) 
    索引
  • 認知言語学論考 No.14
    • 山梨 正明
    • ひつじ書房
    • ¥10780
    • 2018年08月30日頃
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  • 状態変化動詞を伴う英語使役移動構文に課される意味的制約 貝森有祐/[形容詞語幹+形容詞]型複合形容詞の意味 阪口慧/認識的have toの使用依拠的一考察 眞田敬介/ <実現>を表す視覚動詞「みる」の構文化 高橋暦・堀江薫/英語の中の「日本語」論理 中野研一郎/[手+形容詞・形容動詞]における「手」の実質的意味 有薗智美/古代・中世の日本語オノマトペの比喩による意味拡張を中心とした認知言語学的考察 大澤(伊藤)理英/時間認知による副詞と名詞の分類考 寺崎知之/親子のやりとりにおける前置詞の使用 堀内ふみ野/簡潔性の機能的動機づけについて 坪井栄治郎/理論言語学の文法観に関する批判的検討 山梨正明  
    状態変化動詞を伴う英語使役移動構文に課される意味的制約ー事象統合の観点から 貝森有祐
    [形容詞語幹+形容詞]型複合形容詞の意味ーフレーム意味論・構文彙に基づいた複合形容詞の意味記述 阪口慧
    認識的have toの使用依拠的一考察ーその好まれる文法パターンと主観性 眞田敬介
    <実現>を表す視覚動詞「みる」の構文化 高橋暦・堀江薫
    英語の中の「日本語」論理ー「主体化」現象としての「中間構文」 中野研一郎
    [手+形容詞・形容動詞]における「手」の実質的意味ー行為のフレームに基づくメトニミーを中心に 有薗智美
    古代・中世の日本語オノマトペの比喩による意味拡張を中心とした認知言語学的考察 大澤(伊藤)理英
    時間認知による副詞と名詞の分類考ー副詞的名詞句の品詞分類研究から 寺崎知之
    親子のやりとりにおける前置詞の使用ー対話統語論のアプローチ 堀内ふみ野
    簡潔性の機能的動機づけについて 坪井栄治郎
    理論言語学の文法観に関する批判的検討 山梨正明
  • 認知言語学と談話機能言語学の有機的接点
    • 中山 俊秀/大谷 直輝
    • ひつじ書房
    • ¥4950
    • 2021年01月12日頃
    • 在庫あり
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  • 本書は、言語を実際の言語経験に基づいて形成される動的な知識体系として捉える用法基盤モデルを接点として認知言語学と談話機能言語学の有機的融合を図り、言語知識、言語獲得、言語運用に関する研究の新展開の可能性を示す。第1部と第2部で用法基盤モデルで想定される言語観を概観し、第3部では学際的な視点から行われた9つの研究を実例としてあげる。

    執筆者:岩崎勝一、大谷直輝、大野剛、木本幸憲、佐治伸郎、サドラー美澄、柴崎礼士郎、鈴木亮子、第十早織、巽智子、田村敏広、長屋尚典、中山俊秀、堀内ふみ野、松本善子、吉川正人

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