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- 認知言語学論考 No.14
- 2018年08月30日頃
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状態変化動詞を伴う英語使役移動構文に課される意味的制約 貝森有祐/[形容詞語幹+形容詞]型複合形容詞の意味 阪口慧/認識的have toの使用依拠的一考察 眞田敬介/ <実現>を表す視覚動詞「みる」の構文化 高橋暦・堀江薫/英語の中の「日本語」論理 中野研一郎/[手+形容詞・形容動詞]における「手」の実質的意味 有薗智美/古代・中世の日本語オノマトペの比喩による意味拡張を中心とした認知言語学的考察 大澤(伊藤)理英/時間認知による副詞と名詞の分類考 寺崎知之/親子のやりとりにおける前置詞の使用 堀内ふみ野/簡潔性の機能的動機づけについて 坪井栄治郎/理論言語学の文法観に関する批判的検討 山梨正明
状態変化動詞を伴う英語使役移動構文に課される意味的制約ー事象統合の観点から 貝森有祐
[形容詞語幹+形容詞]型複合形容詞の意味ーフレーム意味論・構文彙に基づいた複合形容詞の意味記述 阪口慧
認識的have toの使用依拠的一考察ーその好まれる文法パターンと主観性 眞田敬介
<実現>を表す視覚動詞「みる」の構文化 高橋暦・堀江薫
英語の中の「日本語」論理ー「主体化」現象としての「中間構文」 中野研一郎
[手+形容詞・形容動詞]における「手」の実質的意味ー行為のフレームに基づくメトニミーを中心に 有薗智美
古代・中世の日本語オノマトペの比喩による意味拡張を中心とした認知言語学的考察 大澤(伊藤)理英
時間認知による副詞と名詞の分類考ー副詞的名詞句の品詞分類研究から 寺崎知之
親子のやりとりにおける前置詞の使用ー対話統語論のアプローチ 堀内ふみ野
簡潔性の機能的動機づけについて 坪井栄治郎
理論言語学の文法観に関する批判的検討 山梨正明
- 認知言語学の大冒険
- 2020年12月16日頃
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- 2.0(1)
研究者に焦点を絞った認知言語学の概説書。著者お得意のメタファー論はもとより、メトニミー、カテゴリー論、イメージ・スキーマ論、多義論、フレーム意味論、構文文法、虚構移動、力動理論、移動の類型論、捉え方、ベースとプロファイル、認知文法、スキーマとプロトタイプ、メンタルスペース、融合理論と盛りだくさんの内容になっている。取り上げる著者は、レイコフ&ジョンソン、フィルモア、ラネカーら7人。
第1章 プロローグ ゴキブリを美女に変身させる
第2章 従来の意味観と認知言語学
第3章 従来の統語観と認知言語学
第4章 認知言語学の歴史(1) ジョージ・レイコフとマーク・ジョンソン
第5章 認知言語学の歴史(2) チャールズ・フィルモア
第6章 認知言語学の歴史(3) レン・タルミー
第7章 認知言語学の歴史(4) ロン・ラネカー
第8章 認知言語学の歴史(5) ジル・フォコニエ
第9章 認知言語学の歴史(6) アデル・ゴールドバーグ
第10章 認知言語学の理論間のリンク
第11章 認知言語学の理論間のスキーマ
第12章 エピローグ 新しい冒険者のために
- ナラトロジーの言語学
- 2015年10月
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言語学における語用論・統語論と、文学理論におけるナラトロジー(物語論)とを融合し、「作者」「語り手」「視点」といった「表現主体」の多層性の観点と「人格」の乖離という概念を組み合わせた分析の枠組みを構築。「文芸の言語」と「日常の言語」は何が違うのか。物語の言語表現に着目し文学理論をアップデートする画期的著作。
- 言葉と主体
- エミール・バンヴェニスト/阿部 宏/前島 和也/川島 浩一郎
- 岩波書店
- ¥8140
- 2022年01月13日頃
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バルト、フーコー、ラカン、アガンベンに至る多くの思想家に刺激を与えてきた稀代の言語学者エミール・バンヴェニスト(一九〇二─七六年)。一九六五年から七二年にかけて発表された論考、インタヴュー、講演など、二〇篇を収録。
- 英語上達40レッスン
- 2020年06月26日頃
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- 4.0(1)
英語の四技能「読む・書く・聞く・話す」を効果的に・理論的に上達させるための40レッスン。〔内容〕英語とはどういう言語なのか/読解力を支える文法/調べて書く/母音と子音を正しく聞き取る/スピーキングの効果的な学習/他
- 実験認知言語学の深化
- 2021年06月08日頃
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2008年、国際認知言語学会で「量的転回」が宣言された。以来10年以上を経て、日本では実験的手法への興味が広がりつつあるが、欧米と比べるとまだ発展の余地がある。本書ではこれらの概観、解説、事例研究に加え、Gibbs、Slobinなど実験認知言語学発展の歴史に必読な論文の翻訳を掲載し、実験認知言語学のこれまでとこれからを考える。
執筆者:秋田喜美、Raymond W. Gibbs, Jr.(松中義大訳)、楠見孝、ボニー=マクリーン、松本曜、鍋島弘治朗、大谷直輝、佐治伸郎、Dan Slobin(櫻井千佳子訳)、菅村玄二、平知宏、宇野良子、吉川正人
はじめに
第1部 翻訳論文
認知言語学者は実験的手法にもっと関心を持たなくては!
Raymond W. Gibbs, Jr.(訳:松中義大)
言語と思考のオンライン:言語相対性の認知的影響
Dan I. Slobin(訳:櫻井千佳子)
第2部 認知言語学における量的転回と客観データ
認知言語学におけるコーパス研究
大谷直輝
移動表現の研究におけるコーパスと実験
松本 曜
第3部 心理学実験と認知言語学
認知心理学からみたメタファーの実験研究
楠見 孝・平 知宏
理論とデータはどのようにつながるか:認知言語学における仮説検証的手法と探索的手法
佐治伸郎
第4部 実験をもちいた研究事例
音象徴知覚の日英対照:意味地図による検討
秋田喜美・ボニー=マクリーン
概念メタファー理論についての実験研究
鍋島弘治朗・菅村玄二
第5部 方法論からみた認知言語学の拡張
認知言語学の社会的転回に向けて:「拡張された認知」が切り開く認知言語学の新たな可能性
吉川正人
新しい「語」をつくる実験認知言語学:人工言語・ファッションデザイン・オノマトペの分析から
宇野良子
編者・執筆者紹介
- 一般言語学 新装版
- ロマーン・ヤーコブソン/川本茂雄/田村すゞ子/村崎恭子/長嶋善郎/中野直子
- みすず書房
- ¥7040
- 2019年05月17日頃
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- 5.0(1)
〈「社会を全体として伝達理論に関連して解釈する」という前途洋々たる企てを開始したのは、レヴィ=ストロースであった。……それゆえに言語学と、経済学と、最期に親族および婚姻の研究とは、「戦略的に異なるレベルにおいて同一種の問題に接近し、事実同一の領域に属する。」……レヴィ=ストロースは、言語は上記の三レベルのすべてに介入すると、正しく強調している。〉
構造言語学そして現代思想の形成に寄与した、言語学者による論文集。レヴィ=ストロースに影響を与えた著者ならではの「人類学者・言語学者会議の成果」にはじまり、失語症の問題、音韻論、文法、そして通信理論や翻訳や詩学と言語学との関連など、広範にわたる主題の全12編。
まえがき
第一部 一般問題
I 人類学者・言語学者会議の成果
II 言語の二つの面と失語症の二つのタイプ
III 類型学とその比較言語学への貢献
IV 翻訳の言語学的側面について
V 言語学と通信理論
第二部 音韻論
VI 音韻論と音声学
VII 張りと弛み
第三部 文法
VIII 言語の音素的相と文法的相との相互関係
IX 転換子と動詞範疇とロシア語動詞
X 文法的意味についてのボーアズの見解
第四部 詩学
XI 言語学と詩学
第五部 言語学と隣接諸科学
XII 言語学と隣接諸科学
事項索引
原語索引
人名索引
- リベラルアーツコトバ双書3 中国のことばの森の中で〜武漢・上海・東京で考えた社会言語学〜
- 2023年06月15日
- 在庫あり
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- 4.5(2)
本書は2022 年10 月から12 月にかけてリベラルアーツ検定のウェブサイトで連載した内容を新書用に加筆・修正したものです。タイトルを『中国のことばの森の中で─ 武漢・上海・東京で考えた社会言語学』としたのは、2005年に中国の武漢の大学で教え始めてから博士の学位を取って2013 年に上海の大学に移り、2017 年に帰国し、2023年の現在に至るまでの期間、観察・研究したこと、また現在、大学院で講義している内容や最近の言語現象に関連して考えたことも含んでいるからです。
本書は、中国語がわからない方にも楽しく読んでいただき、読み終わる頃には社会言語学の概念や用語を、それからことばと社会がいかに関係しているかを理解してもらえるように、関連するエピソードや紹介する研究なども選んで構成しています。つまり、「中国社会言語学」の簡単な入門書となるように工夫し執筆しています。それは、中国社会言語学に関する本が、1990 年代の中国の社会言語学者陳原先生の著書の翻訳以来、日本で出版されていないからです。(はじめに)
はじめに
第1章 中国のことばの森の中でー武漢の街や武漢語のこと 1
第2章 「倉橋家の謎」-言語景観ということ 13
第3章 中国宮廷ドラマ見ていますかー中国語の男女ことば 23
第4章 ブーブー、わんわんー中国の子供ことば、老人語 34
第5章 上海で水を買うー配達のお兄さんと「役割語」 47
第6章 もっと雑踏。上海の町の中で聞こえることばー言語接触 61
第7章 永く忘れない…言語行動・非言語行動 75
第8章 武漢なまりなつかしーコロナ禍の「言語サービス」と言語博物館 87
第9章 心の中の大舞台ー広告のことばと「言語生活」 101
第10章 百回、千回だって探す?-「名前」ということ 117
第11章 ベルサイユのバラと中国語の新語 131
第12章 「ことばと社会ー中国社会言語学のすすめ 145
おわりに
注
- 悪い言語哲学入門
- 2022年02月09日頃
- 在庫あり
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- 3.72(31)
「あんたバカ?」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う多くの言葉のどこに問題があるのか? その善悪の根拠を問い、言葉の公共性を取り戻す。あの人から言われた「あんたバカぁ?」 元大統領が言う「○○人は○○だ!」 「悪気があったわけではない」 どこまでがセーフで、どこからがダメなのか? 「あんたバカぁ?」「このタコが!」「だって女/男の子だもん」。私たちが何気なく使う言葉にも、悪い言葉がたくさん潜んでいる。では、その言葉は本当はどこが悪いのか? さらには、どうしてあの言葉はよくてこれはダメなのか? 議論がつきない言葉の善悪の問題を哲学、言語学の観点から解き明かす。読み終えると「ことば」への見方が変わるはず。【目次】 はじめに第1章 悪口とは何かーー「悪い」言語哲学入門を始める1 私たちは言語のエキスパートではない2 悪口の謎3 言語哲学を学ぶということ第2章 悪口の分類ーーことばについて語り出す1 内容にもとづいた分類2 形にもとづいた分類3 行為による分類第3章 てめえどういう意味なんだこの野郎?--「意味」の意味1 意味を学問する2 意味の外在主義と内在主義3 意味が担う四つの機能第4章 禿頭王と追手内洋一ーー指示表現の理論1 武士を法師と呼ぶなかれ2 固有名3 確定記述第5章 それはあんたがしたことなんやーー言語行為論1 語用論2 言語行為論第6章 ウソつけ!--嘘・誤誘導・ブルシット1 嘘つきは泥棒のはじまり2 嘘とは何か3 嘘でなければいいじゃない第7章 総称文はすごい1 主語がデカイ2 「だって女/男の子だもん」第8章 ヘイトスピーチ1 ヘイトスピーチとは何か2 「ヘイト」と「スピーチ」の概念分析3 「蒸気船」としての言語おわりにーー悪口の謎を解くもっと勉強したい人のためのブックガイド
はじめに第1章 悪口とは何かーー「悪い」言語哲学入門を始める1 私たちは言語のエキスパートではない2 悪口の謎3 言語哲学を学ぶということ第2章 悪口の分類ーーことばについて語り出す1 内容にもとづいた分類2 形にもとづいた分類3 行為による分類第3章 てめえどういう意味なんだこの野郎?--「意味」の意味1 意味を学問する2 意味の外在主義と内在主義3 意味が担う四つの機能第4章 禿頭王と追手内洋一ーー指示表現の理論1 武士を法師と呼ぶなかれ2 固有名3 確定記述第5章 それはあんたがしたことなんやーー言語行為論1 語用論2 言語行為論第6章 ウソつけ!--嘘・誤誘導・ブルシット1 嘘つきは泥棒のはじまり2 嘘とは何か3 嘘でなければいいじゃない第7章 総称文はすごい1 主語がデカイ2 「だって女/男の子だもん」第8章 ヘイトスピーチ1 ヘイトスピーチとは何か2 「ヘイト」と「スピーチ」の概念分析3 「蒸気船」としての言語おわりにーー悪口の謎を解くもっと勉強したい人のためのブックガイド
- 日本語研究のための認知言語学
- 2014年10月17日頃
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★認知言語学を通して日本語の理解を深める
わかりやすさを追求しながら、日本語研究にすぐに役立つことを目指した基本テキスト。日本語を例文に用いて、認知言語学の基本理論と重要理論を網羅した。 ポイントを明確にしてやさしくかみ砕いた解説を展開、箇条書きにまとめたポイント集と日本語研究に役立つ課題・ヒントを付し、実践的な力が身につく。巻末で基本書や参考文献を紹介して、本書を読み終わったあとの発展的な学習のための指針も得られる。あらゆる面で理想的な認知言語学入門書。
第1講 認知言語学の基本的な考え方
第2講 1つの事態に対する多様な捉え方
第3講 視点の転換
第4講 焦点化
第5講 カテゴリーの伸縮とシネクドキー
第6講 文法化
第7講 百科事典的意味の射程(1)
第8講 百科事典的意味の射程(2)
第9講 概念メタファー
第10講 プライマリー・メタファー
第11講 メンタル・スペース
第12講 ブレンディング理論
第13講 流行語の認知言語学(1)
第14講 流行語の認知言語学(2)
問題のヒント
あとがき
索引
- 場と言語・コミュニケーション
- 井出 祥子/藤井 洋子/岡 智之/大塚 正之/櫻井 千佳子
- ひつじ書房
- ¥3960
- 2022年02月08日頃
- 在庫あり
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『場とことばの諸相』に続く、「シリーズ 文化と言語使用」の第3巻。近代哲学・科学のパラダイムを乗り越え、場の理論に基づく「主客非分離」「場における相互作用」のパラダイム転換を打ち出した渾身の一冊。人称詞、指示詞、絵本の日英対照、複合動詞、身体論など、豊富な事例研究を展開し、新たな言語研究の地平を切り開く。William F. Hanksによる序文掲載。
執筆者:大塚正之、井出祥子、岡智之、植野貴志子、新村朋美、成岡恵子、小森由里、小柳昇、河野秀樹
シリーズ『文化と言語使用』刊行にあたって/井出祥子・藤井洋子
Preface/William F. Hanks
序文/ウイリアム F. ハンクス(植野貴志子/訳)
まえがき/編者一同
場の理論概説ー場の言語・コミュニケーションとは何かー
大塚正之
A theoretical introduction to ba-What does a ba based approach to language and communication entail?-
Otsuka, Masayuki
場の言語学・語用論とその展開ー言語と文化の関わりのメカニズムを求めてー
井出祥子
The evolution of ba based linguistics and pragmatics-In search of a mechanism in the relationship between language and culture-
Ide, Sachiko
認知言語学から場の言語学へー新しい言語学のパラダイムの展開ー
岡智之
From cognitive linguistics to the linguistics of ba-A paradigm shift for a new linguistics-
Oka, Tomoyuki
日本語と英語における自己の言語化ー「場所」に基づく一考察ー
植野貴志子
Basho and the articulation of self in language-A Japanese-English contrastive perspective-
Ueno, Kishiko
直示表現に見る「日本語の場」と「英語の場」の違い
新村朋美
Differences between Japanese ba and English ba with respect to deixis
Niimura, Tomomi
英語と日本語の絵本の違いとその由来ー場の理論からの考察ー
成岡恵子
How do the English and Japanese versions of a children’s book differ, and why?-A ba based analysis-
Naruoka, Keiko
対称詞のシフトは何故起こるのかー場の理論からの解釈ー
小森由里
How and why do terms of address shift? ーA ba based interpretation ー
Komori, Yuri
〈場〉の見え姿の変化と日本語の文法形式ー複合動詞「〜込む」の分析を通じてー
小柳昇
Japanese grammatical forms and changes in the appearance of ba -An analysis of compound verbs with ‘-komu’ -
Oyanagi, Noboru
「場」における身体性とコミュニケーション
河野秀樹
Corporeality and communication in ba
Kono, Hideki
索引
執筆者紹介
- 認知言語学の未来に向けて
- 2022年03月23日頃
- 在庫あり
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本書は、認知科学や神経心理学を含む広い視野から認知言語学の発展に貢献されてきた辻幸夫先生が慶應義塾大学の定年を迎えるにあたり「認知言語学の未来」を見据えて編まれた記念論文集である。認知言語学が持つ学際性を活かし、構文研究や意味分析、比喩研究、社会言語学的考察、神経心理学的研究、哲学的アプローチ、言語発達・言語獲得・言語教育、理論的枠組みに関するものなど33本の論文が収められている。
執筆者:池上嘉彦、山梨正明、村尾治彦、黒滝真理子、堀江薫、楊竹楠、田村敏広、平沢慎也、八木橋宏勇、籾山洋介、松本曜、鷲見幸美、野田大志、古本英晴、佐治伸郎、早瀬尚子、深田智、篠原俊吾、町田章、大槻美佳、大月実、小熊猛、井筒勝信、多々良直弘、丸山修平、古賀裕章、金丸敏幸、樋口万里子、谷口一美、吉村公宏、篠原和子、楠見孝、森雄一、菅井三実、井上逸兵
- 文法化・語彙化・構文化
- 小川芳樹/石崎保明/青木博史/加賀 信広/西岡 宣明/野村 益寛
- 開拓社
- ¥4180
- 2020年07月21日頃
- 在庫あり
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現代言語学は、主に、自然言語の変化しにくい静的な側面をもとに、言語知識の中身の解明を目指している。しかし、言語には、変化を受けやすい動的な側面もあり、それを知ることではじめて見えてくる言語の本質もある。本巻は、認知言語学・生成文法統語論・日本語学の観点から、文法化・語彙化・構文化という言語変化の一般的な特徴が、それぞれ、どのように説明できるかについて、英語と日本語の豊富な実例をもとに解説する。
- 知覚と行為の認知言語学
- 2013年10月
- 在庫あり
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この本は、生態心理学の観点から日常の言語表現の意味を見直すことでどのような展望が開けるかを見ていきます。言葉について、言語学にとどまらない幅広い知見を踏まえて考えていきます。人間が周りの世界をどのように経験しているか、それが言語にどのように現れているかを見ていくことで、世界が自分や言葉とどうつながっているかが広がりをもって見えてくる喜びを味わってください。
- ことばと社会 23号
- 2021年10月21日頃
- 在庫あり
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新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの「ことば」はどのように変化したのか。アフター・コロナ時代の新しいコミュニケーションのかたちとはーー。F・クルマスほか、現状とこれからを見すえる諸論考。また、小特集「世界の日本語教師に聞く」では、世界各地の日本語教育現場におけるパンデミック下の課題と展望を報告する。
■巻頭コラム:「開会式にみるオリンピックとことば」藤井久美子
■特集:パンデミックの社会言語学
[序論]「パンデミックの社会言語学ーー現在の課題とこれからの展望」パトリック・ハインリッヒ 山下仁
[ドキュメント]「孤独感、助けを差し伸べる手、〈真実〉」フロリアン・クルマス(訳:柳田亮吾)
[論文]「コロナ禍のタンザニアの「異端」化を読み解く」沓掛沙弥香
[課題研究]「クライシスコミュニケーションからみるコロナ初動期の政治家記者会見の特徴ーー国・地方政府の首長に焦点をあてて」石原凌河 村田和代
[研究ノート]「中華人民共和国における新型コロナウイルス感染症対策の応急言語サービスについて」小田格
[事例報告]「コロナ禍を「観る」--東京メトロにおける行動変容を呼びかける啓発ポスターを対象として」杉浦黎
[事例報告]「コロナ禍のオンライン国際協働学習ーー複言語・マルチモーダルなリソースを用いてつながる経験がもたらすもの」村田晶子
[事例報告]「ディスレクシア(読字障害)の生徒に、英語の対面授業を続けて」成田あゆみ
[あとがき]「パンデミックと〈ことば〉--触媒か断絶か」佐野直子
■小特集:世界の日本語教師に聞くーーパンデミック後の言語教育のために
佐藤慎司/西田翔子/アルン・シャム/フィリア/ハナーン・ ラフィーク・モハマッド/尾辻恵美/福井なぎさ/中根育子/キャロル・ヘイズ/井口祐子/永見昌紀/ウォーカー泉/松永稔也/沓掛沙弥香/原口望友紀/松山里美/ハリナ・ザヴィショヴァー/毋育新/杉田優子/布尾勝一郎/荻野雅由/大原由美子/リーッカ・ランシサルミ/藤原団/ウー ワイ シェン/トゥ トゥ ヌェ エー/ヴォロビョヴァ・ラリーサ
■書評
Florian Coulmas, An Introduction to Multilingualism: Language in a Changing World[評者]平野恵実
小林隆(編)『感性の方言学』、『コミュニケーションの方言学』[評者]椎名渉子
Patrick Heinrich and Yumiko Ohara (eds.) Routledge Handbook of Japanese Sociolinguistics[評者]岩崎典子
■連載報告 多言語社会ニッポン
アイヌ語 :「an=kor itak ani an=kor puri an=eisoytak〔私たちのことばで私たちの文化を語る〕」深澤美香 naakay(中井貴規)
琉球弧の言語:「物事を見えるようにするどぅなんむぬいーー与那国民謡の記録保存と翻訳」ジュリア・ヴァルセッキ
移民の言語:「セーフティーネットとしての言語」
その1「大阪ミナミ コロナ禍が浮き彫りにする「ことばの壁」」原めぐみ
その2「聞き取り活動による社会・文化的仲介ーーカトリック・コミュニティのベトナム人技能実習生支援から」巣内尚子
手話:「手話の法制化は聾者の言語権を保障するのか〈前編〉」金澤貴之
■近刊短評
- 認知言語学研究の広がり
- 大橋 浩/川瀬 義清/古賀 恵介/長 加奈子/村尾 治彦
- 開拓社
- ¥5060
- 2018年09月14日頃
- 取り寄せ
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本書は、福岡認知言語学会の設立20周年を記念した論文集であり、認知言語学の観点からの18編の論文を収録している。英語、日本語、中国語の構文や表現を理論的に分析したものから、歴史的研究やコーパスを利用した研究、さらに、認知言語学を英語教育に応用した研究まで、幅広い分野をカバーしており、認知言語学研究の広がりを示す一冊となっている。
はしがき
コーパスに基づく中国語の NP1+V+R+NP2 構文の認知言語学的分析
-"唱紅"を一例としてー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秋山 淳 1
2つの目的語の関係
ー障壁モデルにもとづく二重目的語構文の分析ー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・植田正暢 18
中国語の<主観性>の再考察
ー使役表出文を例としてー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・王 安 35
Big time 再考
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大橋 浩 51
コ・ソ・アの用法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川瀬義清 68
英語直接話法における引用句と動詞の類像性
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木山直毅 83
指示詞は何を表すか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古賀恵介 99
Indirectness of to-Infinitives and Passivization
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Shotaro Sasaki 116
英語進行形構文の意志用法と命令用法
ーその文法化および対話の響鳴関係についてー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清水啓子 133
五文型再考
ー認知言語学の視点からー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 長 加奈子 152
Reanalyzaing Japanese Sentence-Final Particles Yo and Ne:
In Light of Verhagen's Theory of Intersubjectivity
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Chiharu Nakashima 167
Way 構文における「様態」の際立ちをめぐって
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中村英江 184
結果構文における複合述語形成とその内部構造
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 迫 由紀子 198
近現代英文法に見られる「状態」概念
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・樋口万里子 216
動作主性と動作性による心理動詞受動文のグラデーション
ー認知言語学の視点に基づいたコーパス調査よりー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冬野美晴 235
際立ちと領域が読解プロセスに与える影響
ー日本人英語学習者の事例研究からー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川博文 250
英語の受益二重目的語構文と2つのインタラクション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 南 佑亮 267
日英語の自他動詞志向と受身文
ー2つの Natural Path の観点からー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・村尾治彦 283
執筆者一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 299